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日常のおしゃべり雑記/美術館・本のレビュー/たまに人に会った時、楽しく話ができるように…

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日常のおしゃべり雑記/美術館・本のレビュー/たまに人に会った時、楽しく話ができるように( ..)φ

最近の記事

アクセサリー店

前住んでいた家の裏に、小さなアクセサリー店がありました。入口は、モンマルトルにあるゴッホのアパートの青い扉、を思わせます。鮮やかな青で塗られた、少しくたびれたかんじの木の扉が半開きになっていて、中で、吊るしランプが点々とオレンジの光を瞬かせています。 中に入れば、いつもスッとしているYさんという女性が、今日もやっぱりスッとしていて、あ、前来てから少し経ったし、顔、覚えてもらってないかな…と、「こんにちは。(私の名)です。裏の——。」とあいさつすると、「あー!」と、一気に表情

    • 映画『ホモ・サピエンスの涙』レビュー

      「これは映像詩だ」「映画というより、美術鑑賞に似ている」「空を飛ぶ男女はシャガールの絵のオマージュだ」という声が目に留まって、気になっていて、先日観に行って来ました。 私は、普段、絵画を見ることが好きで、美術館には良く足を運ぶのですが、映画にはあまり行く機会がないです。(いつか映画好きの人と友達になれたら、その世界も堪能したい)まともな映画レビューにはならなそうですが、美術好きの視点からのレビューになります。よかったらどうぞ。 以下にオフィシャルのイントロダクションを貼っ

      • 料理嫌いを少しだけ克服したかも

        私は、料理が苦手です。なかなかの。しかし、昨日、苦手克服の光が差してきたので、浮足立って、記事を書いています。 結論だけ先に書いておくと、料理苦手→(本買う、動画見る、おすすめのサイトを読む、友達に聞くなどして全部無理。めんどくさい。)→食材配達を使い続けたら、料理を作ることが少し楽しくなってきました。 そして昨日、スーパーに買い物に行く事が楽しくなった事が本当に嬉しくて、(今まで苦痛でした‥)気分が良いです。 以下は、私が書きやすい順で、料理嫌いの心の叫びと、光が差し

        • バッグに、ハンカチとシングルガスバーナーを入れまして

          シングルガスバーナーは、アウトドアシーンで見る、火が起こせるコンパクトサイズの装置です。休日に、シングルガスバーナーを持ってどこへでも。私のお気に入りのバーナーライフを書いてみます。 私は、寒い休日に、温かい飲み物を水筒にいれて、景色がいい公園のベンチで飲むのが好きです。その時は、ちょっと異国の香りのするものをチョイスして、うんと味わうのがお気に入りです。 ここから私のバーナーライフは派生していまして、小さなトートバックにシングルバーナー一式を入れて出かけます。 ある日

        アクセサリー店

        • 映画『ホモ・サピエンスの涙』レビュー

        • 料理嫌いを少しだけ克服したかも

        • バッグに、ハンカチとシングルガスバーナーを入れまして

          MOLESKINEの真っ赤なノート。大事なものほど取っておく癖で、眺めて触ってパラパラして楽しむ用…となっていたけど、今日、おろしました!取っておかない醍醐味が、少しわかったようで小躍り中♪私はソフトカバー派です。

          MOLESKINEの真っ赤なノート。大事なものほど取っておく癖で、眺めて触ってパラパラして楽しむ用…となっていたけど、今日、おろしました!取っておかない醍醐味が、少しわかったようで小躍り中♪私はソフトカバー派です。

          趣味がお隣さん

          「趣味がコーヒー」と「趣味が写真」ってお隣さんっぽい、「趣味が車」と「趣味が釣り」と「趣味がゲーム」ってゆうのもお隣さんっぽい。そんな視点から話が広がって行って、平和で楽しかったので、ふとした会話のスパイスにいかがでしょう。 身も蓋もないですが、 「コーヒー」と「写真」ってお隣さんなの?「コーヒー」と「本」と「料理」がお隣さんじゃない?「コーヒー」と「サイクリング」も同じ町内にはいると思うよ。「コーヒー」と「サバゲ―」はどう?え?そんなに遠くないよ、だって、コーヒーミルの

          趣味がお隣さん

          雨の日に、青い絵

          雨の日に、すっと吸い込まれた絵がありました。 《ヌーダ・ヴェリタス》  グスタフ・クリムト            2メートル越え細縦長の額縁 青に女性が立つ。 前に立ったときに、とても落ち着きました。その日の雨と、その湿度、場の音、気配、私、が全部フラットになった感じで。 菩薩なのかな。手を合わせたい。勇気と許しと必要な叱責を受けたようなそんな気持ちになる。 静かだ――。 手前の絵(ユディトⅠ)が”強く美しい女”である反動で、何度行っても”ただ、かわいいだけの絵”と

          雨の日に、青い絵

          オータムライフ 散歩と絵

          在宅ワークなので、朝の散歩が習慣です。近所に、30分あれば登って降りられる山の小道があって、その山頂から、遠くの雪山を望むことが出来ます。ただ空のご機嫌次第、山が見えるかどうかは朝のラッキー占い、というところ。今朝は霞がかっていて、手前の山がうっすらと、でした。中吉、いいことあるかもね!(テキトウ) では、散歩にまつわる絵画を少し。今日はクスッ、とするものを。 ⅰ《ジェニエ爺さんの馬車》パリオランジュリー美術館 アンリ・ルソー ⅱ《聖ゲオルギウスと竜》ロンドンナショナル

          オータムライフ 散歩と絵

          夜、眠くなるまで画集を。

          夜、眠くなるまで画集をただ眺めていると、幸せを感じます。最近、近くに置いている画集は ⅰピータードイグ(2020東京国立近代美術館図録) ⅱターナー(FLAME TREE PUBLISHING/洋書) ⅲ安藤光雅(空想工房の絵本) 気持ちよく眠れるので私は好きです。詳細は下の方にのんびりと。ここにはちょっと関連した、好きな絵と、好きなエッセイの紹介を置いておきます。 エドゥアール・ヴュイヤール(Édouard Vuillard)の 《In Bed》     パリオル

          夜、眠くなるまで画集を。

          【美術展レビュー】メナード美術館コレクション展Ⅰ

          わたしのお気に入り美術館のひとつ、愛知県小牧市にあるメナード美術館。コレクション展がやっていたので、行ってきました。 ここの美術館はあまり大きくはないのですが、そのぶん静寂で、人との距離がちょうどよくて、ぐっとくる作品に出会えるので、前回初めて行ってから一気にお気に入り美術館になりました。ヘッダーは舟越桂≪青い頭巾≫B5ノートの表紙です。以前購入して大切に使ってます。 ここの美術館なら、ふらっと立ち寄るというのも、作品との思わぬ出会いがあって魅力的かもしれません。 有名

          【美術展レビュー】メナード美術館コレクション展Ⅰ

          雑記/カラフルで可愛いがつまったもの

          原色でカラフルで、そのもの単体で可愛いが詰まっているものが好きで、つい手が出てしまう私の話です。 服で言うと、気が付くと私のクローゼットは色物、柄物、かたちの変わったものの多いこと。 同じもので色展開が、紺色、ベージュ、赤の幾何学模様、の三種類が売っていたら、買っちゃうんですよね、着回しのことが後回しになって、着るのが楽しい派手な方を。 そんなことを繰り返しやっているので、普段の装いは、色物×柄物という難しいコーディネートを迫られるようになり、さらに、鞄や靴も同じ癖があ

          雑記/カラフルで可愛いがつまったもの

          雑記/家電パロディ

          元気がないパターンが、もーーまたおんなじパターンじゃんか!と思った日があって、家電の取説の末ページにある【故障かな?と思ったら】のパロディで、自分の取説を自作して持ってます。加筆修正して、B5ノートに3頁。薄いけど、精度が上がって信頼の一冊になってきました。 ———————————————————— 【故障かな?と思ったら】 お困りの状態 →  こちらをご確認ください □気圧が低い?→成城石井のクロワッサンを買いに行く          □自分が悪くて反省しすぎ→そ

          雑記/家電パロディ

          雑記/家が仕事場

          家が仕事場で、お気に入りの点は、始業が調整できるところと、大好きな、ピーマン色の馬鹿みたいなソファで存分に休憩がとれるところ。あんまりよくない事は、近くに同僚がいないこと。これは目下対策中。 隣が小さい郵便局で、ヨウコ(職員・50代)がテキパキ働いてるのを視界に入れながら仕事すると、同僚がいるみたいで、ちょっと良い。ヨウコ(職員・50代)の話はまた。 その郵便局が建て替えるってゆうんです。しかも営業したまま、余ってる場所にもう一つ新しい郵便局建てるって。四方マンション立ち

          雑記/家が仕事場

          雑記

          初心者ハイになっております。書くことを始めたら、実生活が良いほうに変化してきました。 本業も創作関係で、好きを仕事に、の部類です。細々7年くらい続けています。無我夢中で走ってる時は、奇跡みたいなことも起こるし、望んでないことも、はねのけたり、向き合ったり、後から帳尻があったりするもので、いいもんです。ここ最近は、もう少し自分にしっくりくる頑張り方に変えているところだったので、書くという別の角度から、創作中の自分のクセがわかって、うまくいきそうな体感です。 書く創作は私にと

          うちのマンションは植物園

          我が家は、築47年の中古マンションを改装しながら暮らしていて、外観は昭和の洋風、アールのデザインがぐっとくる、見る人によっては、レトロなかわいい(見る人によっては、古い)マンションです。こんな街中なのにお代金もかわいい、助かった。 広すぎるルーフバルコニーと狭すぎるリビングの、アンバランスながらしっくりとくる一体感が魅力です。きっと見たら、誰もが植物に囲まれた生活をご自分なりに想像してしまうと思うんです。そんな間取りです。 そして、もちろん各階同じ間取り、ということで―。

          うちのマンションは植物園

          私のギフ

          私‘どうしようもないもんを世間さまに晒してもいいのかね‘ 夫'いやーむしろどうしようもないもんを世に出せるかどうかじゃない?そこで大きく変わってくる ニコリ' '俺のトーサンなんてみてよ、毎日なんかつくっちゃー世に晒してる' そう夫の父、つまり私のギフは、絵、工作、音楽、なんかかんか創作しては、ノーフィルターで、作品発表をする強者です。 フィルターって、あるじゃないですか。 '書きたい事書いたけど、もうちょっとこうした方が、伝わりやすいかな'とか、'テーマ絞った方が良い

          私のギフ