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【美術展レビュー】メナード美術館コレクション展Ⅰ

わたしのお気に入り美術館のひとつ、愛知県小牧市にあるメナード美術館。コレクション展がやっていたので、行ってきました。

ここの美術館はあまり大きくはないのですが、そのぶん静寂で、人との距離がちょうどよくて、ぐっとくる作品に出会えるので、前回初めて行ってから一気にお気に入り美術館になりました。ヘッダーは舟越桂≪青い頭巾≫B5ノートの表紙です。以前購入して大切に使ってます。

ここの美術館なら、ふらっと立ち寄るというのも、作品との思わぬ出会いがあって魅力的かもしれません。

有名どころの画家の作品が、一つずつ、一つずつ、丁寧に見られるイメージです。例えば、“ゴッホの超大作!ここにあり!”という感じではないかもしれません(ロンドンナショナルギャラリー展大阪はじまりましたねー♪)が、私は、ここで見たゴッホの作品は好きなゴッホです。黄色が美しくて、人間味があって、じんわり元気をもらえるゴッホの絵だと思いました。私はヨーロッパ絵画が好き(初級レベル)なので、他にもよかった作品があるんですが、鑑賞の妨げにならないように控えておきます。前回行った企画展からもちろん一部重複はありますが、同じ作品でも見るたびに発見があったり、え!この画家も所蔵してたの!え~この画家も?!見るの初めて!ありがとう!と、存分に楽しみました。万人受けかどうかわかりませんが、建物の大きさも、作品の量も、大きすぎず、かといって物足りなくなく、作品との距離も近くまで寄って見られて、タッチまでよく見ることが出来て、私には、本当にちょうどいいです。絵の前の椅子にずっと落ち着いて座っていられるのも、すごく贅沢ですよね。アクセスも楽でおすすめです。

ちょうど今の時期、2021年のカレンダーがショップにありまして、発色が綺麗でポストカードと一緒に購入しました。いつか、舟越桂の画集も手元に…と目論んでますがお財布と相談。ということで、美術展レビューメナード美術館コレクション展Ⅰでした。この美術館はまた、ちょくちょく行こ。


saza



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