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シュヴァイツァーとの出会い
昨日はほぼ丸一日1人で自由時間が取れたので、仕事を少しした以外の時間は読書に浸ることができた。そこで「わが生活と思想より」を読了。
今回この本との出会いは、娘の紹介によるもので、それも心躍るエピソードの一つ。娘が「10分で読める伝記」から彼の人生を紹介してくれ私が彼に興味を持ったのだった。
今回の本は、最近読んだ本の中では、「進みと安らい」「禅マインドビギナーズマインド」に次ぐくらいの感じで興味
ブッタは幸福をどう定義したか
今日はブッタが幸福をどう定義したかについて書きたいと思う。
キリスト教の聖書と違って、仏教には「この一冊を読んで握りしめて頼りにすればいい」みたいな成典がないと思っているのだけれど(それがまた東洋思想っぽくて好きなのだけれど)あえていうならば、「ブッタのことば」「真理のことば、感興のことば」(中村元訳)がそれに当たると思っている。その中で短いけれど釈尊の幸福論をまとめている部分があるのでその部分を
今年のゴールデンウィーク
ゴールデンウィークも明日でおしまい。
今年もどこにも出かけず軽井沢で過ごした。
軽井沢の春は東京より少し遅れてくる。ゴールデンウィークはちょうど冬から春へのトンネルを潜っているような、そんな期間なのだと思う。
つらつらと振り返ってみよう。
畑の始まり
ゴールデンウィークはちょうど苗を植えて良くなる時期、それより前に植えると霜でダメになってしまうことがあるらしい。私たちも今回ご近所の方に教えてもら
本との出会い方や相性について
本を選ぶ時、私は割と著者で選ぶことが多い。面白いと思った本があったら、その人の過去の本を色々と買って深掘りしていくいうパターン。人ドリブンで本を選んでいるとも言える。そういうような本との出会い方をしていく上で、著者によって大きく傾向が分かれることがわかった。今回は自分の頭の整理のためにそれをちょっとまとめてみようと思う。
また前提としては、すぐに使えるノウハウ本やビジネス本は今回の考察には入れて
運動をして幸せになる
運動は体のためではなく、心のためにするもの?
村上春樹さんや松浦弥太郎さんがマラソンを心の拠り所にしていたり、尊敬する経営者の先輩が過酷なレースに出ていたりするのをみて、「きっと社会で活躍する人はマゾヒシズムがあり、それが故に運動にも力を入れて挑戦を続けるんだろう、私はそこまでストイックにはなれないなぁ」などと考えていた。
私は、運動が体によい、ということは知っていたけれど、頭に良い、心に良い、
家の中からできるだけ出ること
最近自分の(仕事ではなく)個人的なKPIは、外にいる時間を増やすことだ。外と言っても、外出とかではなくて家のテラスにいる時間を増やすこと。そのために、ワークマンで作業着っぽい防寒着を買ったり、電気毛布や湯たんぽ(座布団がたとソックスがた)も活用している。
そこまでして外にいる時間を増やしたい理由は、気づきがとても多いからだ。気温が少し違うだけで感じる肌感覚が違ったり、木が風になびく様子、鳥の声、自
私とあなたではなく、私と私たちについて
自然/仏教とビジネスでは分野がだいぶ離れているため、自然/仏教から学んだことをビジネス分野に適用させようと思うととても抽象度が上がってしまうのだけれど、今日は最近自然や仏教から学んだ「私と私たちについて」ビジネスにどう活かせるか書いてみようと思う。
私はずっと長い間、私とあなた、つまり、自と他、という発想のもと色んな物事を捉えていたように思う。二元論的な考え方は、近代では馴染み深い。そこから敷衍
初心の技術の宿題(1)
今年の9月から藤田一照先生の「初心の技術」という三ヶ月のワークショップに参加しています。そこで毎回宿題が出るのですが、こちらに書き留めておこう。
課題図書は、鈴木俊隆著 松永太郎訳『禅マインド ビギナーズマインド』鈴木俊隆著 藤田一照訳『禅マインド ビギナーズマインド2 ノット・オールウェイズ・ソー』(2冊ともサンガ新書)
読みやすいのに内容が濃いというとても良い本だった。
時間に対する概念の違い 都市のそれと地方のそれ
よく沖縄時間とか、軽井沢時間とか言って、時間の流れる速度が都市と地方では違うというような表現をするけれど、軽井沢に住んで4ヶ月以上経って、時間の概念を捉え直している。
時間がゆっくり、というよりは、
時間に数字をつけなくなった、という表現の方が的確なのではないかなと思う。
数字で測り足したり引いたりする時間ではなく、日の陰り具合とか気温とかお腹の空き具合とか、そういうもので時間を感じている気がす
「ブッタが教える愉快な生き方」書評
草薙先生の本を読み交流させていただいて以来、仏教に興味が湧いている。自然の中でぼーっとするときの感覚を仏教的に解釈すれば的確に言語で表現できる気がして、気に入っているだけなのかもしれない。森の中の生活と宗教的な勉強はとても相性が良い。
この本はとても読みやすく、超初心者向きで誰でも楽しめる本だと思う。
面白かった内容/文章は下記
・頑張らずに(doingせずに)身をまかせる(beingする)