テレビが苦手な私でも「世界はほしいモノにあふれてる」を観る理由
昔に比べて、あまりテレビを観なくなった。
観ると言ったら、
とりあえずニュース、あと日曜の世界遺産と
金曜のアナザースカイを時々…
あと、忘れちゃいけない、
世界はほしいモノに溢れている!
この「世界はほしいモノにあふれている」
通称「せかほし」は、毎週必ず録画をしている大好きな番組。
この番組を観るたびに、
さぁ、わたしもとっておきの真珠たちを探そう!と活力をもらっているのです。
そう、私は丸くない真珠のジュエリーを作っています。
その大部分を占める重要なバイイング。
キーになるのは徹底した選ぶ力です。
この番組の好きなところ、それを言葉にすることで、私が大切にしていることもお伝えできそう!
ということで、今日は独断と偏見で、この番組の好きなところを書かせてくださいね。
わたし、sawa pearlが「せかほし」を観る理由
まず初めに、バイヤーさんの感情の動きを擬似体験することができる、ということ。
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バイヤーさんはキラキラ輝いていて、気持ちに正直にお仕事をされています。
これは売れない、ってわかってるんだけど、買っちゃうんだよなぁ。と言いながら仕入れていた人や、
今はもう生産されていない幻のニットをどうしても見たくて、奔走する人。
生産者さんの話を聞いて、涙ぐむ人。
感動したり 時には悲しんだり。
そんなバイヤーさんの感情の変化に、自分の気持ちも乗せて、真似して楽しんでみるのが好き。
自分の仕事に重ね合わせて、勝手ながら共感してしまいます。
次に、時折垣間見るビジネス視点。
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バイヤーさんは、当たり前ですが決して趣味でやっているわけではありません。良いもを仕入れて、それを必要とする人に届けて、その価値がお金に変わる。それがしっかり成り立つのが大前提です。
だから番組の中では、
とっても素敵だし、是非欲しいけど、この仕入れ値で日本に持っていくと、とんでもない価格になってしまう。
と言って仕入れを断念されるシーンや
日本人の好みとは少し合わない、もう少し工夫はできないだろうか?
と生産者と交渉するシーンが度々出てくるのです。
その、バイヤーさんが葛藤されるシーンや、交渉が難航して困難にぶつかる場面が、たまらなく好き。
仕入先の方々と、長年のコミュニケーションで気づいた信頼関係や、協力して新しいものを生み出していく過程も素晴らしい。
これは私が真珠を仕入れる上でもぶつかる壁であり、どうしても感情移入せざるを得ない、大切な場面です。
そして最後に、JUJUと三浦春馬から感じられる、お客さんの心の変化と、好きなものを選びとる瞬間。
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お二人の会話の掛け合い、リアクションは心地よい空気感を作り出しています。
バイヤーさんのエピソードに驚いたり、笑いが止まらなくなったり。
時には心を打たれて、しんみり、涙ぐんでしまって静かな時間が流れることも。
番組を通して、お二人がバイヤーさんの紹介する世界に、少しずつ惹き込まれていく…
今まで知らなかった世界を知ることで、新しい人生の楽しみを得たり、自分の好きなものを再認識する。
そしてお二人は、バイヤーさんが紹介するラインナップの中から、自分のセンスにぴったり来るものを手に取るのです。
単に与えられたものを迎合するのではなく、お二人の気持ちで、「選ぶ」というシーンが特に素敵で。
売手が一方的に商品の魅力を伝えて、すべてのお客さんが同じアイテムに殺到する。そんな時代は、きっともう、とっくの昔に過ぎているんだなと思います。
新しい世界を見てみたいし、その魅力は教えて欲しい。でも、自分で選ぶことができる、という少しの遊びの幅があるともっと楽しい!それが本音じゃないでしょうか。
少なくとも私はそうみたいです。
人間ってよくばりです。
だからこそ、新しい世界が輝いて見える。
こんな世の中でも、おうちにいる今も。
きょうも世界は、ほしいモノにあふれている。
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せかほしが好きな方、是非お話ししましょう🥰そしてInstagramで、とっておきの、丸くない真珠をご紹介しています。フォロー頂けると嬉しいです!
https://www.instagram.com/sawa_pearl/
【2020年7月18日、追記】
好きな俳優さんは?と聞かれたら、三浦春馬さんと答えるようになったのはいつからだろう…
もうかれこれ10年以上前からだと思います。
せかほしを観ていても、三浦春馬さんの優しさ繊細さ、感受性豊かなところ、きっと心が綺麗な人なんだろうなと思っていつも画面越しに応援していました。寂しいなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。R.I.P....
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