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週間?寝不足日記

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1週間に1回くらい誰の役にもたたない寝不足女の日常がアップされるかもしれない。されないかもしれない。基本無料です。哀れになったらサポートしてあげてください。
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#小説

Pain Flowersの話

Pain Flowersの話

気づけば1か月以上留守にしていました。申し訳ない……。
5月のイベントから、燃え尽き症候群になっていたのと、単純に新作の準備ができていなくて沈んでいました。
秋までイベント参加予定がないはずだったんですが、急遽8月コミティアに出ることになりました。新刊が出るかどうかわからないのですが、出すとしたら『Pain Flowers 橋の下のポラリス』を同人誌にしようかなぁと思っています。『帝都怪奇浪漫画報

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5月の文学フリマ東京とコミティアに参加します

5月の文学フリマ東京とコミティアに参加します

📍5月17日 文学フリマ東京38
東京流通センター
第二展示場 Eホール | か-46

📍5月26日 COMITIA148
東京ビッグサイト
東2ホール•し45b

どちらも「リミムセ書架」でスペースいただいてます!
文学フリマは「小説|ホラー・怪奇」、コミティアは「文芸」での参加です。

新刊はまだどうなるかわかりませんが、とりあえずいつも通り、明治文豪オカルトノベル『帝都怪奇浪漫画報

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【応募作】ルネの首③

【応募作】ルネの首③

 年下の三人とルネを対面させると、当然ながら子供たちは怯えて叫び声をあげた。
 一番年下のエミルなど、大声で泣き出したくらいだ。
「やっぱダメだよ、生首は。きょうよーとやらよりも必要だろ、カラダ」
『必要ない。人間は知性とコミュニケーションで、社会性を築く生物だ。身体がなくても、社会性は失われない』
「しゃかいせー……」
『そうだ。人との関わりが大切ということだ。このカプセルに入っていれば、生首で

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【応募作】ルネの首②

【応募作】ルネの首②

 セツェンは、ナオたちのグループのリーダーだけども、他の子供たちとは少し違う。
 読み書きもできるし、たくさんのことを知っている。そして仲間想いだ。髪を変な色に染めているのも、「俺が目立つと他のヤツらが逃げやすいから」らしい
 セツェンは、基本的に仲間には「できること」しかやらせない。
 彼のことは信頼しているし、任せておけば間違いはないと思っているけれど、セツェンが何でも危ないことを一人で引き受

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【応募作】ルネの首①

【応募作】ルネの首①

 ナオは、路地裏でそれを発見した。
 奇妙な円柱形の物体で、持ち上げると意外に重い。
 試しに揺すって見ると、チャプチャプと水音がした。そして、何かが中で動いた気配。
『おい、ソザツに扱うな』
「なんか聞こえた」
 声がしたような気がする。正直、気のせいだと思いたい。だけど好奇心は刺激されてしまい、円柱をくるりと回してしまった。
 後悔した。それと目があったからだ。
 円柱の中には薄青い液体と、少

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【応募作】切り裂きジャックの愛弟子(あらすじ・連載部門)

【応募作】切り裂きジャックの愛弟子(あらすじ・連載部門)

子供の頃から毒物を与えられて猛毒体質に育てられた少年、シア。シアはある日「顔のない男(ジャック)」と呼ばれる暗殺者に金で買われた。
ジャックはシアのことを暗殺の道具として使うのではなく、自分の弟子として育てるつもりのようだった。
ジャックに食事や寝床を与えられて、シアはジャックに少しずつ気を許していくようになる。毒で弱っていたシアが少しばかり健康を取り戻した後、ジャックはシアを外の世界に慣れさせる

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【応募作】切り裂きジャックの愛弟子③

【応募作】切り裂きジャックの愛弟子③

「シア・ティエはこの国の人間には発音しづらい。表向きの名前を別に考えよう」
 シアの白い髪を染め粉で黒くしながら、ジャックは急にそうのたまった。
「サマー・バタフライだと直訳すぎるし、人名っぽくないな。こう、適当に語呂合わせをするか。サム……サミュエル・バートンなんてどうだろう?」
「……いいですけど」
「どうでもいいですけど、の間違いじゃないか? そう言う顔をしている」
「実際、どうでもいいです

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【応募作】切り裂きジャックの愛弟子②

【応募作】切り裂きジャックの愛弟子②

「『顔のない男』が、道楽で毒物を買いつけたって?」
「話が早いな、マスター」
 パブの片隅でシェリーのグラスを傾けながら、『顔のない男』はマスターと小声で会話をしている。ざわついた店内で、聞こえるかどうかギリギリの声音で交わされた会話を、耳ざとく聞きつけるものはいない。
 もっとも、本気で同業にすら聞かれたくない会話であれば、こんな場所では会話すらしない。別に適切な場所はいくらでもある。だからこれ

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【応募作】切り裂きジャックの愛弟子①

【応募作】切り裂きジャックの愛弟子①

 自分はこのまま、どこかで見知らぬ誰かを殺して、自分も死ぬのだろうと思っていた。
 そういう風に育てられた。『蠱毒』と呼ばれる子供たちの運命は、羽虫のように儚い。毒に慣らした子供の中から、生き延びて容姿が整っている者だけが売りに出される。
 死にかけたもの、毒で皮膚がただれて見目が悪くなった者は、容赦なく殺されてその肉を別の用途に使われた。
 殺されるか、死ぬかしかない。この場所に売られてきた子供

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8/25発売 商業新刊のお知らせ

8/25発売 商業新刊のお知らせ

2021年8月25日、ドワンゴのレーベル、ⅡⅤ様から新刊小説を出していただいております。

『黄昏公園におかえり』
著:藍澤李色/イラスト:雛川まつり

ISBN:978-4048930864

価格1760円

霊力だけは人一倍なのに、とある事情から除霊ができないポンコツ除霊師のタカヤが、ポメラニアンにしか見えない自称狛犬の使い魔しろがねと一緒に、個性が強すぎる幽霊たちをお助けする、ハートフル“

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ひたすら小説を書くGW

ひたすら小説を書くGW

気が付いたらもう日曜日だったし、なんならGWが折り返し地点に到達しつつあることを知りたくなかった。

GWにはソロで映画を観に行くつもりだったのに、都内の映画館がのきなみ休館になってしまったために、することがなくなった。

なんでや、映画館なんて上映中誰もしゃべらんからええじゃろ……。

色々どん詰まりになっていたので、送りたかった角川文庫キャラクター小説大賞は無理かな……と思っていたんだけど

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【電子書籍】『コットンキャンディのネコと、幸せの1LDKについて』販売開始

【電子書籍】『コットンキャンディのネコと、幸せの1LDKについて』販売開始

以前にもご案内いたしましたが、ステキブンゲイ内で公開しておりました拙作『コットンキャンディのネコと、幸せの1LDKについて』が電子書籍発売となりました。

13年ぶりの商業新刊でテンションをあげています。ウェイウェイ。

購入はこちらから!(EPUB形式で電子書籍リーダーが必要です)

>>ステキブックス

大手電子書籍配信サイトでも配信予定ですが、そちらの方はもうちょっと先になります。

とりあ

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長編を1作完結させたぞのお知らせ

長編を1作完結させたぞのお知らせ

ちょっと前にも書いたステキブンゲイで公開中の拙作が、16話にて無事完結しました。

中学生の家庭内暴力を受けてる貧乏男子とネグレクトされている令嬢女子が、狂言誘拐を企てて逃避行する社会の闇系青春サスペンスです。

>>ステキブンゲイ『できれば君に、赦されたい。』

例の如く、めちゃくちゃ不穏な話ですが、最後はなんとなくハッピーかもしれないので大丈夫です。何が大丈夫かは読んでくださった方が決める!

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優しくない世界のリリカルゴリラ

最近、寝つきの悪さに拍車がかかり、その分昼間の眠気にも拍車がかかり。朝起きて仕事に行く生活をしているはずなのに、なぜか完全なる昼夜逆転をしている。

私の夜行性は、子供の頃からであるから、もうこれは体質の問題なんじゃという気がしないでもないが、人間の世間は夜行性の生き物向けにできていないのでしかたがない。

子供の時、朝が起きるのが苦手なのに(別に寝つきが悪くもない兄が私以上に寝坊癖がひどかったの

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