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sawa
2024年3月20日 21:08
映画好きの友達が「面白かった」と言っていたので興味を持って、『ゴールド・ボーイ』を観てきた。水曜日のサービスデーで祝日ということもあってか、思いの外混んでいた。満席だったんじゃないかと思う。3月8日公開なのに、もう1日1回上映になってしまっていて、何だかもったいない。レビューサイトの口コミも良いし、実際面白かったのでもったいないことだ。早期に上映終了となってしまうかもしれないので、これから観る
2022年3月20日 23:43
ひそかに楽しみにしていた映画が、ついに公開された。その楽しみにしていた映画というのが、この『ガンパウダー・ミルクシェイク』である。少し前に、やたらと女が強い『ツヨツヨ女の映画』を観ることにハマっていた私なのですが、この『ガンパウダー・ミルクシェイク』はまさにツヨツヨな女殺し屋が活躍する話で好みにドンピシャだったんですよね。内容的には、殺し屋の女主人公サムが、ひょんなことから匿うことにな
2021年7月5日 22:14
本当は10日前くらいに観ていたのに感想を書くのが遅くなった。『夏への扉』はロバート・A・ハインラインが書いた海外SFの古典である。驚いたことに、2021年の日本でまさかの映画化をされるまで、本国でも映画になったことがなかったという。まぁ、理由には何となく心当たりがあって、ハードなSF大作にするにはジュブナイルの雰囲気が強すぎるのだ。それと1950年代当時からみた1970年、そして2
2021年6月6日 21:40
何気に予定が出た時から楽しみにしていた作品が、ついに公開された。『映画大好きポンポさん』である。pixivで話題を集めた作品だけど、私はいいだけバズっている時には特に興味がなく、なんとなく、本当になんの脈絡もなく、コミックが2冊出た後に突然買ってハマった。映画を観る側ではなく、撮影する側から描写した作品が『映画大好きポンポさん』である。クリエイター属性にはたまらないエピソードが盛り沢山
2021年4月24日 23:15
普段はこの映画感想日記では復刻系は書かないのだけど(基本的には新作で、上映期間中に観てほしいなって思うものの感想を書いてる)これはなんだか色々心を動かされたので感想を書く。何せ40年近く前の作品なので、ネタバレも何も今更ないだろうという前提で、今回も特に改行サゲはしないよ!監督は、大島渚。私が子供の頃は映画を観られるような環境ではなかったので(そしてテレビロードショーで特集されるような作風
2021年4月15日 22:35
映画というと、派手なアクションや壮大な音響がないと観る意味がないという人は、ガチガチなオタクである私の周りにもぼちぼちいる。洋画大作がない=観る映画がないって思っている友人などもいて、さすがに「邦画だって頑張ってるのよ!?」と説得してしまった。でもまぁ、せっかく大きなスクリーンで観るのだから、派手なのが観たいという気持ちはわからないでもない。だけど、私は比較的小さなスクリーンと箱でしん
2021年2月21日 18:52
原稿に追われていたらなんか頭がこんがらがってきたので、リセットをしようと思って映画を観てきた。今回はハロプロオタクの青春ムービー『あの頃。』である。ハロプロ世代だけど、そこまでアイドルに造詣は深くない。だけど、今泉力哉監督には『his』の時の恩があるので、応援の意味で観に行った。結果、自分でも意味がわからんポイントで共感して泣いていた。いや、正直仲間内の胸糞エピソードとかもあるんで
2021年1月24日 18:19
アニメ映画版『ジョゼと虎と魚たち』の感想です。実は年明け前に観ていたのだけど、ずっと体調が悪かったのもあって(あとはまぁ、鬼滅のコミックス読んだりとか原稿とかしていて……)書きそびれていた。もうそろそろ終映してしまうところも多そうなので、ギリギリまだ上映しているうちに感想を書いておく。個人的には非常に満足した作品だったので。ちなみにジョゼ虎の原作は読んでいない。映画を観て原作も読んでみ
2020年11月29日 23:10
ネコチャンと聞いて飛んできた。字幕版をやっていた時は、ポスターのイメージだけでほのぼのネコチャン子供むけハートフルアニメだと思ってスルーしていたんだけど、日本語吹き替え版のポスターを見て「お、なんか思っていたのと違うな!」ってなったのと、あとフォロワーさんが軒並み討ち死にしていたので気になって観に行った。お前、鬼滅の刃も同じパターンで観に行ったよな!(※フォロワーの討ち死にを観測して興味を
2020年11月9日 22:30
煉獄さんは負けてない!!!!!!!!!!!原作未読なのに『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を観てくるという暴挙に出ました。何かこのビッグウェーブに乗らなければいけない気がした。もういっそこのまま煉獄さんを300億の男にして宮崎駿を越えさせたい。コロナ禍で作品が少ないところに時刻表ばりのスクリーン解放をするなんてこと今後どれくらいあるかわからないし、この大波には乗らないと損だぜ!!!!
2020年2月2日 22:24
前田建設工業は実在の企業で、この映画に出てくるファンタジー営業部も実在の営業部である。ダムやトンネル作ってるガチガチの大手ゼネコンが、何を思ったのかWebコンテンツでアニメ世界の施設を実際に施工するとしたらという仮定に基づいて設計し、見積もりを出すという狂った企画を始めた……のが、話題を呼んで書籍化、さらに映画化しちゃったわけでした。こういう、ネタにマジレスをしていくスタイルは好きなので、
2020年1月26日 00:14
私は腐女子であるけど、セクシャルマイノリティをテーマにしたごく真面目な作品に対して「これはBLじゃない」とかいうのが好きではない。BLは確かにファンタジーであるけど、それをいうと壁ドン少女マンガもハーレム少年漫画もすべからくファンタジーだからである。ファンタジー的なBLらしいBLが、愛に対して真摯じゃないフィクションだとは思わないし、現実的な問題を取り扱ったから崇高であるというのも何だか変な話
2019年12月23日 23:13
大正時代の映画=活動写真は、サイレントだった。それどころか、初期の邦画には女性の演者がいなくて、歌舞伎などと同様に女性の役も男性がやっていた。そんな時代、日本の映画館では映画に「活動弁士」がセリフや解説をつけるという独自の文化があった。というわけで、そんな日本オリジナルの映画文化である活動弁士を主役に据えたのがこの映画『カツベン!』である。カツ弁当のことではない。何だか難しい内
2019年12月6日 23:16
基本的には、滅多なことでは酷評しない(つまらないと思ったものは興味もないし、興味があれば多少なりともポジティブな感想を書く)私なのですが、友達がたまたまチケットを譲って下さったので観に行った映画があまりにも虚無だったので、備忘録的に書き留めておく。友達に失礼ではないかと言われるかもしれないが、ツイッターでフォローしあってウン年目のタメで会話できる方だし、何よりもその方も「酷評していいよwww」