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酔いどれ雑記 15 Holidays In The Sun


31年前の今日はベルリンの壁が崩壊した日です(SNSで流れてきて「あ、そういえばそうだったな」と気づきました)。既に何度か、当時私は中学生で「いつかベルリンの壁を見るんだ」と夢見て、その13年後に行くことができたという話を書きましたが、真っ当な人生を歩んでいたら行かれなかったかもなぁ......と思ってみたりしているのはそのさらに18年後の私です。

東西ドイツ統一が中1の頃、ソ連崩壊が中3の頃。当時ベルリンにもソ連にも行きたいと憧れましたが、ベルリンもソ連も私にとっては「(親や運命、自分を縛る環境から逃れて)自由な世界に行きたい」という象徴みたいなもので、なんていうか、ベルリンやソ連そのものに強く関心を持ったわけではないんですよね。いずれも魅力的な場所でしたけれども。

なんだか今日は、ピストルズのHolidays In the Sun(邦題:さらばベルリンの陽)を聴きたくなります。

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拙作『パンクロッカーに憧れた少女の日記』の最後の方に中3のお正月にお年玉でリーダーズ英和辞典を買った話がありますが、なんせ当時ソ連は崩壊したばかり。この辞書はまだソ連どころか東ドイツもある時に作られたものですので地図もこれこの通り......(見づらいですね)。

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中3のときの私に「あんたはベルリンも、レニングラードも10年後に行くよ」と言ったらどんな顔をするでしょうね。「ああ、外交官になれたんだな」って思うでしょうか、それとも...........。

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