緒方えり子 1歳児の特別養子縁組成立里親

特別養子縁組里親の緒方えり子(仮名)です。 家庭裁判所の審判を経て、正式に親子になりま…

緒方えり子 1歳児の特別養子縁組成立里親

特別養子縁組里親の緒方えり子(仮名)です。 家庭裁判所の審判を経て、正式に親子になりました! どうやって里親になったのかを現在進行形で状況を記しています。 振り返り思い出し書いていきますので、記憶違いなど気付き次第、過去の記事も訂正するかもしれません。

最近の記事

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特別養子縁組で子どもの入籍 (774日経過)

審判書が届いてから約1ヶ月経って、審判確定証明書が郵送されました。 今度は普通郵便で。 ここから10日以内に特別養子縁組の届け出をしなければいけません。 必要なのは以下の書類です。 子どもの戸籍謄本(児童相談所の子ども担当から渡されます) 審判確定証明書 特別養子適格の確認申し立ての審判書謄本 特別養子縁組成立申し立ての審判書謄本 私たちは本籍地と居住地が近いので、本籍地のある役所へ行って手続きしました。 離れている場合は自分たちの戸籍謄本も用意して居住地の役所へ行きます

    • ハルちゃんを産んでくれた人へ

      私たちは想像することしかできませんが、お腹の中にハルちゃんがいると分かってから、とても悩まれたことと思います。不安な日々を過ごされたことでしょう。 児童相談所に行くのはとても勇気がいりませんでしたか?その一歩を踏み出してくださってありがとうございました。 十月十日、体調は大丈夫でしたか?出産後の回復は順調でしたか?お仕事はちゃんと休めて、ちゃんと復帰はできましたか?口さがない言葉を投げつけられたりしてませんか? 心も体も傷口が少しでも小さいことを祈っています。願わくば、まわり

      • 特別養子縁組申立事件記録閲覧・複写

        申し立ての記録が読めるなんて、思いもしませんでした。 里親同士の集まりで教えていただいて、その日一番印象に残っていたことです。 申請をし許可が下りれば、その場で読めるしコピーも取れます。 これは絶対やろうと決めていました。 記録は10年(だったと思う)で廃棄されてしまうので、いざ子どもが知りたいと言う頃にはもう遅い、私たちののんきな性格では、気付いたら10年経ってたなんてことにもなりかねない。この特別養子縁組に全振りしている生活のうちにやらねばと、確定が出てすぐに動きました

        • 特別養子縁組の子どもの改名後手続き (815日経過)

          またまた役所にやってきました。 裁判所で改名が認められたからといって、そのままにしていてはなんの効力も発揮されません。 まず、改名の審判書謄本を持って戸籍のある自治体へ行き、戸籍の名前変更をします。名前の変更届には夫婦揃っての署名が必要です。 10日くらい経つと住民票に反映されるので、それを待って居住の自治体で各変更手続きに取り掛かりました。児童手当、健康保険、銀行口座の変更、などなど。 保険証はその場ですぐにもらえたり、役所でできるものはそれなりにスムーズに済みました

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        特別養子縁組で子どもの入籍 (774日経過)

          養子縁組した子どもの改名申し立ての審判がくだる (801日経過)

          申し立てをして約1ヶ月後。 また家庭裁判所にやってきました。 事前に届いていた封書を手に、書記官室へ向かいます。名前を認めてもらえなかったらどうしようと、一抹の不安は常にありました。 ところが、驚くほどスムーズにことが進みます。 書記官室受付で声をかけると、まず個室に案内されました。やってきた参与員にお話をして、待合室に移動し、そして程なく審判がくだりました。 席を温める間もない。 ここまでの流れで30分とかかっていません。念のため証拠となりそうな年賀状とかをかき集

          養子縁組した子どもの改名申し立ての審判がくだる (801日経過)

          特別養子縁組里親が子どもの改名申し立てをした (781日経過)

          以前、名前についてはちょっとだけ書きました。 ハルちゃんと出会ったその時から改名はするつもりでいたので、入籍されてすぐに動き出しました。 改名は入籍前にはできません。 愛称として呼んでる分には咎められるものではないのですが、当然公的にはNGです。 改名したい場合も裁判所に申し立てなければなりません。 まず、裁判所のサイトから改名の申立書をダウンロードします。15歳未満か15歳以上か、氏の変更か名の変更かなど、いろいろあるのでご注意ください。 申立人は夫婦連名にしました

          特別養子縁組里親が子どもの改名申し立てをした (781日経過)

          特別養子縁組入籍後の手続き

          入籍の喜びも束の間、諸々の手続きが待っています。 戸籍の変更が住民票に反映されたら、健康保険、児童手当、医療証、各種名前変更、改名するならその申し立てなど、書類だらけになりました。 ちなみに、裁判所に申し立てしてからの詳しい流れは、里親のしおりには載っていません。(載せておいてほしい) 児童相談所や裁判所に電話したりして確認しましたが、先輩里親さんにきけたのが一番安心できましたね。 急ぎなのは役所関係です。 持ち物は、戸籍謄本、審判書謄本、住民票、母子手帳、措置通知書、

          特別養子縁組申立事件の審判がでた (745日経過)

          家庭裁判所から4通の郵便が届きました。 申し立てをしてから約半年。時間かかりますね。 特別養子適格の確認の申し立てと特別養子縁組成立の申し立て申し立ての2件、申立人の夫婦それぞれに2通の計4通。 それぞれ同じ審判書の謄本が入っていて、2つの申立事件は両方認められました。 審判書謄本には、裁判所書記官の名前、申立人の名前・住所・本籍、主文と理由、最後に裁判官の名前が記載されています。 これでようやく決まったのかと思いきや、この証明書が届いてから14日は抗告可能な期間だとか。

          特別養子縁組申立事件の審判がでた (745日経過)

          特別養子縁組里親のちょこっと振り返り

          私たちがハルちゃんと出会って、あっという間に1年以上が過ぎました。 その中でハルちゃんも大きくなり、もう1歳です。 いまだ審判が出ていません。 ただ待っている毎日です。 里親として記すこともあまりないので、ここでちょっと振り返りってみます。 細かくは各投稿を読んでいただければ。 タイトルには経過日数がついていますので、実際のスピード感の参考になるかと思います。 まず、不妊治療を諦めるところから始まります。 養子を迎えようと決意し里親制度を調べ始めました。 斡旋には自治体

          特別養子縁組里親のちょこっと振り返り

          家庭裁判所の調査官が里親家庭へ家庭訪問 (675日経過)

          面談したときに決めた家庭訪問の日がやってきました。(前記事参照) 夫婦そろっている平日日中。 調査官お一人でいらっしゃいました。 調査といってもわざわざ移動して部屋一つひとつを見て回ったりはしません。 居間の椅子にかけていただくと、さっそくとばかりに今度はノートでなくファイルを取り出し、その用紙にたくさんメモっていかれました。 この家で日々どのように生活をしているのかの確認です。間取りや家周辺のこと、どのように寝かしつけていますかとか、ハルちゃんがどのように食事をしたり遊

          家庭裁判所の調査官が里親家庭へ家庭訪問 (675日経過)

          特別養子縁組の調査のため家庭裁判所へ (650日経過)

          申し立てをしてから約3ヶ月。 聞き取り調査をされるためにまた家庭裁判所へ行きました。 それにしても時間がかかりますね。 この日より1ヶ月前に裁判所から照会書が届きました。 照会書には、養父・養母の学歴職歴、健康状態、資産・収入支出状況、平均的な一日のスケジュール、養親以外の身近な家族、住居の状況、特別養子縁組を考えた理由、里子の生活状況、具体的な監護養育方針を記入します。 里親登録する時とほぼ同じなので、それを共有してくれよとも思うのですが、それはそれこれはこれ、裁判所と

          特別養子縁組の調査のため家庭裁判所へ (650日経過)

          里親交流会 (特別養子縁組申し立て中)

          委託から半年が経ち、里親支援職員さんの家庭訪問もなくなり、3人での生活が日常になりました。あとは裁判所からの連絡待ちなので、ここで里親交流会について書こうと思います。 里親やると関連のいろんな郵便物が届きます。 年度始まりには里親のしおり、年間研修の案内、月頭には里親事業の広報、養育費の入金報告とその内訳、そのほかフォローアップ研修のお知らせなどが届きます。 斜め読みしてうっかり大事なものを捨ててしまわないように、ちゃんと目を通しています。(当然か。) その中の一つが交流

          里親交流会 (特別養子縁組申し立て中)

          特別養子縁組申し立てのため家庭裁判所へ (560日経過)

          特別養子適格の確認の申立書と特別養子縁組成立の申立書を完成させ、家庭裁判所へ提出に行きました。郵送でも大丈夫ですが、記入に不備があったときにその場で直せるし、直接提出することに。 行ったことないし行ってみるかとお上りさん気分もなくはない。 収入印紙と予納切手は裁判所で買いました。現金でしか購入できないのでお気をつけください。切手に関しては、いくら必要なのかよくわからなかったので(サイト見ても調べられなかった)、事前に裁判所に電話で確認してきました。 特別養子適格の確認の申

          特別養子縁組申し立てのため家庭裁判所へ (560日経過)

          特別養子縁組申し立ての準備 (550日経過)

          児童相談所から「そろそろ申し立てしましょうか」と電話がありました。 お役所のことだから、委託期間がきっちり半年過ぎないと申し立てできないんだと思ってました。 さっそく家庭裁判所のサイトから必要書類をダウンロード。 今の状況が日常になったとはいえ、やはり落ち着きはしないもの。なるべく早く縁組を成立したかったので、この電話は嬉しかったです。 以下、私たちの必要な提出書類などです。 特別養子適格の確認の申立書 特別養子縁組成立の申立書 里子の戸籍謄本 里親の戸籍謄本 収入印

          特別養子縁組申し立ての準備 (550日経過)

          特別養子縁組里親制度のお金に関して

          子どもを委託された里親家庭には養育費が支払われます。 まず、里親委託交流事業補助金。初めての面会から家にやってきて長期外泊が終わるまでの期間に対してのお金です。これは委託になろうがならなかろうが、申請書を書いて振り込まれるものです。 委託期間に入ると、養育委託費が毎月支払われます。日割りで生活費・冷暖房費等が計算されるので金額は月によって違います。特別養子縁組が成立するまでです。 そして里親関係ありませんが、その子どもの児童手当があります。 ハルちゃんの場合、乳児院の

          特別養子縁組里親制度のお金に関して

          乳児院担当職員交代 (450日経過)

          里親家庭には不定期に職員さんの家庭訪問があります。 ちょっと遡って、ハルちゃんが我が家に来て2週間くらい経ってからは、児童相談所の担当職員さんが来ました。以前会ったときに今後のことをいろいろ説明をしてもらっているのですが、そのときは頭の中がパンクしていたので、この日ようやく落ち着いて確認することができました。 自治体の保育士さんがやってきてハルちゃんの身体測定もあります。(1回だけでしたけど、これは里親関係なくあるのかな。) 「ママの体調も記入してください」とアンケートの

          乳児院担当職員交代 (450日経過)