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乳児院担当職員交代 (450日経過)

里親家庭には不定期に職員さんの家庭訪問があります。

ちょっと遡って、ハルちゃんが我が家に来て2週間くらい経ってからは、児童相談所の担当職員さんが来ました。以前会ったときに今後のことをいろいろ説明をしてもらっているのですが、そのときは頭の中がパンクしていたので、この日ようやく落ち着いて確認することができました。

自治体の保育士さんがやってきてハルちゃんの身体測定もあります。(1回だけでしたけど、これは里親関係なくあるのかな。)
「ママの体調も記入してください」とアンケートのような用紙を渡されましたが、産後なわけではないし、多少の睡眠不足感と抱っこの筋肉痛くらいですこぶる元気です。項目には体調だけでなくメンタルに関するものもあり、出産って大変だ私はだいぶ楽させてもらってるなあと実感したものです。

乳児院の担当職員さんは頻繁に家庭訪問してくれます。その日に夫婦揃ってなくても大丈夫。長期外泊の1ヶ月は週2回、委託になっての最初の2ヶ月は週1回、施設での交流時期を合わせたら約4ヶ月のお付き合いです。約1時間、ハルちゃんの様子をみたり雑談したり私たちの困りごとに答えてくれたりしてくれます。
私たちは利用しませんでしたが、委託支援として子どもの預かりもやってくれます。3ヶ月間、4回12時間まで無料で預けられます。

ハルちゃんが委託されて2ヶ月が過ぎ、この乳児院の職員さんと最後の日でした。
この方が実に素晴らしい人で、とてもお世話になりました。今でも困ったときに連絡したいと思い浮かべる人です。
乳児院からもらえるグッズの中身を準備したのもこの方で、交流中の私たちを見て、こういうのがお好きかと・・・とベビー服などを入れてくださいました。男の子なら青、女の子ならピンク、そんな色分けが嫌だって話はしてないのに、それを踏まえたようなラインナップでした。
家庭訪問のときには、どんな些細なことも親身に答えてくださったし。
最終日、私たちがいないときのハルちゃんの写真をたくさんまとめたアルバムと綺麗な字で綴られたお手紙をいただきました。
笑顔の絶えない心配りのできる人で、私もこうありたいと思いました。

委託3ヶ月目からは別の乳児院にお勤めの里親支援専門相談員さんに交代します。
これ以降の家庭訪問は頻度が減ります。里親支援の職員さん月1回、児童相談所の職員さんは2ヶ月に1回くらいのペースです。(乳児院、児童相談所、研修をする団体等いろいろあって、肩書きも児童福祉司、児童心理司、委託推進員などなど、こちらにしてみれば区別がつかない。)

私たちはただひたすら日常となった育児をするだけです。

2021年7月1日から、里親子のサポートネットがスタートしました。
子どもを支える環境のなかで、里親や児童相談所などの意見がまとまらないときに第3者(?)があいだに入ってくれる制度です。
自我が出てきてからの子どもを養育している里親家庭などには、よいシステムになるかもしれませんね。
↓ちょっとしか書かれてないけど。


#里親 #特別養子縁組 #子ども #赤ちゃん #家族のかたち #里親制度

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