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特別養子縁組申立事件記録閲覧・複写

申し立ての記録が読めるなんて、思いもしませんでした。
里親同士の集まりで教えていただいて、その日一番印象に残っていたことです。
申請をし許可が下りれば、その場で読めるしコピーも取れます。

これは絶対やろうと決めていました。
記録は10年(だったと思う)で廃棄されてしまうので、いざ子どもが知りたいと言う頃にはもう遅い、私たちののんきな性格では、気付いたら10年経ってたなんてことにもなりかねない。この特別養子縁組に全振りしている生活のうちにやらねばと、確定が出てすぐに動きました。

記録には私たちが受けた調査だけでなく、もちろん産みの親のも載っています。
つまり、私たちが知り得ることは、産みの親も知ることができます。
私たちの個人情報を知られることもですが、相手のを知っているというのもとても緊張するものですね。

ちなみに、児相にも児相での記録があって、それは永年保存だそうです。ただ産みの母親の情報の聞き取りを記しているだけなので、真偽のほどは不明なところもあり、裁判所の記録以上のものはないと思いますと言われました。
なのでこれは閲覧していません。

申請の流れは、まず、特別養子縁組申立事件と適格の確認申立事件の2つ分の300円の収入印紙と申請書2通を提出します。これは郵送しました。

後日、いつ見にくるか、何を読みたいかの確認の電話があります。何をと問われても、読めるものはすべてだったのでそう答えました。

許可が下りたら来所の予定を決めます。
改名の調査で裁判所に行く日が決まっていたので、その日に合わせることにしました。

当日。
思いもよらない早さで改名の審判が出たので(過去記事参照)、その足で記録係のフロアへ移動しました。

まず、窓口で名前を書いてハンコを押したらその場で読ませてもらえます。とはいっても、落ち着つける環境ではなかったのでちゃんと読むのは後回し。用意されていた付箋をコピーしたいページに貼り付けます。

案内された違うフロアには数台のコピー機が並んでいました。そこで自分でコピーします。職員さんがやってくれるんだと思ってました。
コンビニのコピー機と一緒です。有料です。1000札も使えます。
職員さんが隣で一枚一枚付箋のついた紙を渡して来るので、なんだか急かされてるような気になってしまって焦ります。ワンコそばみたい。そんなつもりはないのでしょうが。

コピーが終わったらその場で解散。正味一時間くらいだったでしょうか。

帰宅してから反省点が一つ。
最低限必要なとこだけでいいかと表紙というか目次というかそんなページはコピーしなかったのですが、似たような書式の紙がいっぱいでものすごく読みにくい。最初から全部コピーしちゃえばよかった。

#里親 #特別養子縁組 #子ども #赤ちゃん #家族のかたち #里親制度

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