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金魚のいる暮らし -病気になった日-


換水をして数日後のことです。

いつものように
水槽を眺めていると
「あれ?!白い点がある」
と、気づきました。

よく見てみると
リップちゃんの尾びれに白い点が多く、
しかも尾びれが骨折したように
ポキッと曲がっておりました。

クリアちゃんと百ちゃんとぷりちゃんの
尾びれには少しだけ白い点があり、
ぷくちゃんには変わった様子は
ありませんでした。

ググってみると、
何やら金魚によくある
風邪のような病気として『白点病』
というのが見つかりました。

水温を上げて塩浴をすることで
治ることもあると書いてあったので、
早速ヒーターを注文しました。

※塩浴とは0.5%の塩水の中で
 金魚を泳がせることで免疫力を上げたり
 身体の痛んだ部分を保護する効果が
 あるそうです。

午前中に頼んだのですが、
その日の夜にヒーターが届きました。
なんと便利な時代でしょう。

そして、この日から
金魚の治療が始まりました。

1日目:
ヒーターを設置。
水温22度から翌日までに1度上げる。

2日目:
水温23度から徐々に上げていく。
水槽に適量の塩を入れて塩浴を開始。

更紗和金の3匹は
みんな白い点が増えてきました。
水槽の上の方にじっとしていることが多く、
たまに急な動きをしているので、
痒みがあるのかもしれません。

ぷりちゃんは白い点が腹びれにも
見られるようになってきました。
ぷくちゃんと共に動きは元気そうでした。


3日目:
水温は24度~25度。

リップちゃんが日に日に
悪化しているように見えました。
全身が白っぽくなり、
ふわふわした感じなっていました。
エラの周りが充血しており、
目にも白い点ができていました。

クリアちゃんの目にも白い点が
見られるようになりました。

クリアちゃんと百ちゃんのウロコが
少し浮いているようになり、
数枚剥がれているところもありました。

ぷりちゃんのウロコも同様でした。
ぷくちゃんは今まで大丈夫だったのですが、
この日から尾びれに充血が見られるように
なりました。


4日目:
水温は26度~27度。

水温の上昇と塩浴が効いていないようで
みんなの症状は悪化しているようでした。

リップちゃんは全身から膜が剥がれてきました。
クリアちゃんは水槽の下の方でじっとしていました。
百ちゃんは口のパクパクが小さくなり、
水槽の上の方でじっとしていることが多くなりました。

ぷりちゃんの尾びれにも充血が
見られるようになってきました。
水槽の下の方でじっとしていることが
多くなりました。

また、ぷりちゃんとぷくちゃんは
全身がピンクっぽくなってきました。

2つの水槽にいる全部で5匹の金魚を見ていて
このままでは治る気がしませんでした。

なんとか助けてあげたいと思い、
近所の古い金魚屋さんに行くことにしました。

お店のおじいさんに
写真や動画を見せて相談すると、
ヒコサンZという薬を進めてくれました。

白点病と尾ぐされ病と水カビ病に
効くという薬です。
成分はマラカイトグリーンという
しゅう酸塩だそうです。

おじいさん曰く、
白点病、松かさ病、水カビ病
ツリガネムシ病、尾ぐされ病
などいくつもの病気を
併発しているそうです。

どの病気も常在菌による病気なので
金魚が弱っていたり、
水質が悪かったり、
ストレスがあったときに発症するそうです。

病気になってしまったのは
きっと飼い主のせいです。
本当に申し訳ない気持ちを抱え、
金魚の元へ帰りました。

水槽にヒコサンZを入れて
薬浴1日目がスタートしました。

どうか、どうか、
少しでも良くなりますように。
そう願いながら眠りました。


つづきはこちらです▼


前回までのお話はこちらです▼





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