Jun Sasai (笹井淳)

日系ガラス会社→フランス系の化粧品会社→日系のパーソナルケア会社で研究開発やっています…

Jun Sasai (笹井淳)

日系ガラス会社→フランス系の化粧品会社→日系のパーソナルケア会社で研究開発やっています。 食べること、飲むこと、料理することが好きな、3人の子供の父親です。 語りたいときに語りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最近の記事

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心配するな、大丈夫、なんとかなる

【逆境指数】 以前のLinkedInでAQ(逆境指数)について書かれている投稿がありました。 楽天的な考え方は困難な時の強い味方、ってことですよね。 なるほど。 ふと、以前にJ-Waveで、京都妙心寺退蔵院、副住職の松山大耕さんが、一休さんの逸話を紹介されていたことを思い出しました。 【一休さんの手紙】 そして、実際にその問題は何とかなった、というお話でした。 なお、これは有名な逸話らしいのですが、京都に9年も住んでいたにも関わらず知らなかったことが恥ずかしい。。。

    • 居場所のカタチ

      夏休みが明けて、学校が始まったこの時期。 「無理して登校しなくてもいい」 というメッセージをここ数年で目にする事が多くなりました。 そんな中Togetterで出てきた甲本ヒロトさんの言葉に関するスレッド。 我が家での、7年前の出来事を思い出しました。 【7年前の出来事】 2016年の夏休み明け。当時中学一年生の長女は学校に行けなくなりました。。。 地元の小学校から地元の中学校に上がり、環境の変化に違和感を感じながら勉強も部活も頑張っていました。クラス担任と部活の顧問は同

      • 質問の品格、返答の品格

        自分の中で、質問の質や質問力について時々考えることがあります。 半年ほど前の先日の宇宙飛行士決定の記者会見でのやりとりに関する記事を見つけて、改めて感じたことを少し書かせていただきます、 【記者会見でのやり取り】 以下のリンク先記事からの抜粋になります。 リンク先からは記者会見のYoutubeへのリンクがあり、その中で該当する質問の部分を視聴したところ、質問の意図としては、諏訪さん米田さんの2人に向けたもので、”人となりを知るためにプライベートな部分もお聞きしたい”との

        • 子供の行動が世の中を動かす

          【一本の電話】 少し前の話になりますが、2月のある夜に嬉しいニュースが飛び込んできました。 「横浜市の小学校で使い捨てストロー廃止が決まりました!」東京新聞の記者さんからの一本の電話でした。 その日の横浜市議会での教育長の答弁を受けて、息子に電話でインタビューしたいと電話を頂けたのでした。 以下、東京新聞の記事からの引用です。 昨年3月に息子たちが横浜市に提出したプラスチックストロー廃止の要望書。 その時の返答は前向きに検討するというものだったのですが、なんと一年

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        心配するな、大丈夫、なんとかなる

          発信することの心地よさ 

          昨年秋に自分の考えの記録、言語化と言う主に自己研鑽の目的で発信をするようになったLinkedIn、Noteですが。。。ぶっちゃけた話し、「とても心地よい」です。😊 【自分の妄想を言語化する】 昔から「妄想好き」な「理屈たれ」でしたので、自分が考えていることは取り留めの無い妄想、だと思っていました。まあ、そんな内容を発信しても誰も興味持たないだろうな、と思っていたのです。しかし、面白いもので、いざ投稿してみると、「難しすぎて意味不明(妻曰く)」な内容を発信しても、暖かく迎え

          発信することの心地よさ 

          健康であればこそ

          少し前の話になりますが、その日は妻と長女のダブルヘッダーで一日中外出しておりました。 【第一部:妻との恒例行事】 まずは年に一度の人間ドック。 ここ数年は、妻と一緒に人間ドックを受けることにしています。 その理由は妻が健康診断を受診したがらないので。 少しでも楽しみがあるように、昼までが人間ドック、その後二人でランチをして、午後から結果を聞きに行く、というのが定番です。 しかしまあ、なんだかんだで、もういい歳なので、年に一回の健康診断は必須ですよね。 特に私は、数年前にピ

          健康であればこそ

          食わず嫌いと多様性

          多様性。今はダイバーシティという言葉も一般に使われるようになりましたね。 以前にJ-WAVEで西村宏道さんがお話をされていたのを聞いて、「あ、これだ!」と思う事があり、そこを少し掘り下げてみたいと思います。 【ハイヒールを履いた僧侶】 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、西村宏道さんは世界的なメイクアップアーチストであり、浄土宗の僧侶であり、LGBTQ人権活動家、でもあります。LGBTQの当事者としての一面も持たれており、ハイヒールを履いた僧侶、という別名もある方です

          食わず嫌いと多様性

          食との向き合い方

          私にとって生活の中で最も大事なピースの一つは、「食」。 そこについて今日は少し深堀してみたいと思います。 【原体験:実家での食】 岡山の山村で生まれたこともあり、 自宅の食卓に並ぶのは、野菜や山の幸が多く、 「季節によって変わる自家製の野菜で育ちました」、といっても過言ではありません。 自家製の梅干しや味噌は当たり前。 春先には近所で集めてきたつくしで佃煮をつくり 春には朝からタケノコ堀りをして、おなかが減ったら作り置きのタケノコの煮物を食べる 夏には畑から収穫したトマト

          食との向き合い方

          共創の競争で協奏する

          Q. 同音異義語を3つ使って最もクリエイティブなフレーズを作りなさい。 という問いがあったらどう答えますか? 私は迷わず 「共創の競争で協奏する」 と答えます。 【共創】 LinkedInやNOTEの投稿を積極的に初めてから意識するようになったら言葉に「共創」があります。 デジタル大辞泉によると、「異なる立場や業種の人・団体が協力して、新たな商品・サービスや価値観などをつくり出すこと。コクリエーション。」と説明されています。 一方で、私なりに定義するならば、 「自分自身

          共創の競争で協奏する

          相対的剥奪と向き合うこと

          先日のLinkedInの投稿で取り上げられてた立川談志師匠の言葉。 めちゃくちゃ響いてくる言葉でした。 もっと詳しいことを知りたくて、調べていみたところ、談志師匠49歳の時の言葉だったのですね。 立川談春さんが、弟弟子の立川志らくさんが入門した時に感じていた嫉妬心を見抜いてかけた言葉。そこに込められていたメッセージ。 嫉妬しても何も状況は変わらない 「現実は正しい」ことから目を逸らさない そして、それを端的に示す言葉。 「起きていることすべての原因は自分にある。問題

          相対的剥奪と向き合うこと

          心理的安全性について

          為末さんのFBで心理的安全性に関して投稿されていて、なるほどと思う部分があったので、共有させていただきます。 【心理的安全性と身の安全は異なる】 為末さんが”心理的安全性の申し子“とも言えるGoogleのレイオフに絡んで心理的安全性を説明されています。いくつかのポイントを以下に抜粋します。 「(心理的安全性の定義は)対人関係で少し踏み込んだり、自分の率直な意見を言ってもそれが受け入れられるような状態のようです。端的に言えば、誰でも話がしやすい状態でしょうか。」 「時に

          心理的安全性について

          聞き上手の究極のデメリット

          さてみなさんは話す方と聞く方、どちらになる方が多いでしょうか? もちろん相手によりけりだと思うのですが、私の場合は聞き役に回ることが多い気がします。 特に妻とのやりとりでは圧倒的に聞き役に回る事が多いです。 【私は聞き上手か?】 基本的に人の話を聞くのは嫌いではないので、自分は聞き上手ではないか、と昔は思っていたのですが。。。 まあ、妻と20年以上も一緒にいると、 「ちゃんと聞いてる?💢」 「適当に相槌打ってるよね!💢」 「別にそんなアドバイスいらないし!💢」 などと

          聞き上手の究極のデメリット

          最初の一年は現場研修だったこと

          少し前のTogetterの記事で、ニトリではIT人材は現場で一年半の研修、ということに対して喧々諤々の議論がなされていましたが、私の新卒の時の事を思い出しました。 私は前職に新卒で入社したのですが、1年間は研現場修でした。 当時の副社長の「最近の新人は現場を知らない連中が多い。新人は一年間現場をしっかり見て来い。」という一言で決まった研修だったのですが、受け入れる側も一年間の期間限定での受け入れなので、ある意味インターンシップ的な扱いにならざるを得ない部分があったと思いま

          最初の一年は現場研修だったこと

          裏表のない世界:マイノリティデザイン

          我が家では基本的に一日中Radikoでj-waveを聞いておりますが、今週は朝の番組に別所哲也さんの代打でマイノリティデザインの著書澤田智洋さんがパーソナリティとして出演されております。 今日の番組の中で、最近の活動としてカタログ通販のフェリシモとのコラボプロジェクトである「裏表のない世界」を紹介されていました。 【裏表のない世界とは?】 視覚障害を持たれている方の悩みの一つに、服の裏表が分かりづらい、と言うことがあるらしく、洗濯後のTシャツを裏表に着てしまうこともある

          裏表のない世界:マイノリティデザイン

          ロジカルvs理屈っぽい

          さて、「理屈っぽい」と「ロジカル、論理的である」の境界線ってどこにあると思われますか? ある意味私にとって鬼門でもあったこのテーマ。それを取り扱ったブログを見つけてしまったので、書かずにいられなくなりました。😅 なぜ鬼門であったか。。それは私の少年時代の経験と最近の家族とのやりとりに起因します。 【先日の出来事】 昨日の朝の出来事です。 妻「最近胃腸が弱ってるから、腸内環境遠整えないと。食生活で免疫細胞も活性化しないとね。メンタルにも関係するしね。」 私「そうだね。因みに

          ロジカルvs理屈っぽい

          ねっちょり問題

          日本語には擬音語、擬態語がとても多いというのは皆さんご存じのとおりですが、これらの言葉には地域差、つまり「方言」も少なからず絡んでいるようです。 そんなわけで、我が家では岡山出身の私がたまに「変な言葉を使う」と言って、家族からつるし上げられることもあるのですが。。。 【ソックスは岡山弁?】 例えば「ソックス」。どうやら岡山県民以外は、ソックスという言葉は存在しているにもかかわらず、日常での固有名詞は「靴下」を使うようです。 なので、こんな会話が日常繰り返されています。 娘