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心配するな、大丈夫、なんとかなる
【逆境指数】
以前のLinkedInでAQ(逆境指数)について書かれている投稿がありました。
楽天的な考え方は困難な時の強い味方、ってことですよね。
なるほど。
ふと、以前にJ-Waveで、京都妙心寺退蔵院、副住職の松山大耕さんが、一休さんの逸話を紹介されていたことを思い出しました。
【一休さんの手紙】
一休さんは亡くなる直前に弟子たちへ一通の手紙を遺されます。
そして「このお寺がどうしようもなく困った時に、この手紙を開けるように。それまでは絶対に開けてはならない」と言い残されたそうです。
それから数年後、そのお寺に大変な問題が起き、弟子たちは、ついに一休さんの遺された手紙を開けることにしました。
そこにはこう書いてあったそうです。
「大丈夫 心配するな なんとかなる」
そして、実際にその問題は何とかなった、というお話でした。
なお、これは有名な逸話らしいのですが、京都に9年も住んでいたにも関わらず知らなかったことが恥ずかしい。。。
閑話休題。
【逆境を乗り越えるために必要なこと】
これはまさにAQの話そのもので、
「逆境を乗り切るためには、楽観的であれ。」
ということですよね。
一休さんは、お弟子さんたちが将来迎えるであろう困難を見越して、”まさに直面した時”のためにアドバイスを残していた訳で。
自分の伝えたいことは、あらかじめ伝えていても時間とともに忘れ去らる。
大切なアドバイスや助言は、必要なタイミングで伝えるのが最も効果的。
こんなことまで考えていたのかと思うと、
「さすが一休さん!」
と思わずにいられません。
【母親の言葉】
思い起こすと、私の父親は厳格できちんとすることを求める性格で、母親は大らかな性格、そんなうまいバランスの中で育ててもらったと思っています。
そして、母親が良くかけてくれた言葉。
「心配せんでええよ。大丈夫じゃけん。なるようになるで。」
まさにこの言葉でした。
私自身、幾度となく失敗はしてきました。
でも、それらは致命的なものではなく、結果として自分の学びとなり、自分の成長の糧とできているのは、この言葉があったからかもしれません。
言葉の力ってすごいですね。
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