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無職から起業にいたるまで~退職後迷走編~

自己肯定感、自尊心ゼロだった自分が12年勤めた会社を約2年前に退職し、2024年3月に創業する決意にいたるまでの経緯についての一部です。

今の生活に大きな不満はないけど漠然とした不安がある、もしくはやりたいことはあるのに一歩踏み出せないという方に、こんな私でも創業を決意するところまではできた、ということをお伝えして少しでも力になれたらうれしいです。

約12年勤めた会社を約2年前に退職しました。
退職のきっかけは一つだけではありませんが、一番の要因は退職を決意する前年に適応障害になったことが大きいと思います。

前職を退職するまでの経緯は以下の記事に載せています☟


役職を外していただき、適応障害は約1ヵ月ほどで治りました。その後店長に戻り、1年ほど勤めました。これまでの日常が戻りましたが、「このままここにいても自分の成長は見込めない」とモヤモヤした思いを抱えながら働いていました。

ある朝、出勤前にいつも渡る会社の前の横断歩道で、急に「会社辞めよう。」と心が決まる瞬間がありました。
今でもその時の光景を鮮明に覚えていますが、なぜ急に思い立ったのか今でもよくわかりません。ただ、退職を決めた瞬間は心がワクワクして、これまで「辞めても転職なんてできない」と「辞めたら収入がなくなる」など不安ばかりだった自分が嘘のようでした。

決めた瞬間はワクワクしたものの、上司に退職を伝えるまでも、伝えた後も不安に襲われることが多々ありました。

「本当にこのまま辞めていいのかな」「転職できるかな」と不安を抱え、不安を無くすために転職活動を始めましたが、自己分析もやりたいこともあやふやなまま転職活動をし、何十社と応募しても書類選考すら通らないという状況でした。

以前の転職は、スムーズに前職に就くことができたので、予想外の難しさに焦りと不安が募りました。

何社何社も応募して、ようやく最終面接をしていただけた会社が2社ありましたが、1社は最終選考で落ち、もう一社は採用条件の調整というところに至りました。
そこまできて「なんか違う気がする…。」と、辞退するという決断をしました。面接では貴重な時間を頂いた上に、とても誠実に対応していただいたので、本当に申し訳ないことをしてしまった、と今でも思います。

収入がなくなることが不安過ぎて、再就職にこだわっていましたが、ここで一旦、本格的な転職活動はお休みしようと決意します。

その後は、失業手当と貯金を切り崩しながら生活をし、自己理解や転職のセミナーなどを受けていました。
いくらセミナーを受けても、適性診断を受けても何がやりたいのかわからず、どうしたらいいのかわからないという状況でした。

そんな中、youtubeで食事・睡眠・運動・メンタルコントロールの生活習慣を6週間一気に改善するという大学の実験論文プログラムを知ります。

「時間だけはあるし、毎日やることもないからやってみるか」と思い、そのプログラムの基となる論文を調べて、自分なりにアレンジしてやってみようと決意します。

毎週1回、翌週のスケジュールを組んで、そこからさらに一日毎の24時間のスケジュールを組みました。
当時のノートにあった週間スケジュールです☟(この時は、まだパソコンも持っておらず、使うこともできませんでした。)



ピラティスやヨガ、HIITなどほぼ経験が無く、食事に関する知識もなかったので初めてのことばかりでしたが「ここから抜け出したい」という強い思いと、時間だけはあったので、完璧ではありませんが6週間なんとかプログラムを行うことができました。

このプログラムを行ったことで、これまでの不安ばかりで行動できなかったマインドが変わり、少しずつ行動できるようになっていきます。

とはいえ、元来の性格が不安体質なので、その後も様々な迷走があります(笑)
でも、この生活習慣を変えた6週間は確実に今の私につながる大きな出来事でした。






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