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さりとて
2020年8月31日 21:46
消えそうな光が目の前にある手を伸ばしても届かない光が目に見えるから愛しいことずっと前から知っていた涙ばかり追いかけないで前をみれば ほら最果てで再び会おうそこはどこかなんて野暮なことは聞かないでね?最果てで抱き合って眠ろうだからそこで待っていて明日はきっと雨消えてしまった光がここにある手は届かなくても感じられる目に見えなくても大丈夫ずっと前から知っていたでも
2023年4月24日 21:39
私は何にでもなれると思っていたあの思春期は無敵だったそれは誤解だと突然気づいた私は私一人の人生しか背負えないひとつの時間しか生きられない私は宇宙でひとりだった私は脆いひとつの魂だった-.なりたいものってたくさんあるのにその中でもなれるものって本当に少しなんだなと、ぬるいシャワーを浴びている時に思いましたかなしいな-.
2022年1月28日 21:55
夜になると華がこぼれる私のなかで密かに脳漿を劈くような言葉それを求めている私は求めるが故に書いている描いている搔いている尾骶骨のまわりの淑やかな肌をその快楽は水をこぼす華に与えたはずの水こぼれる--久しぶりにログインしましたいろいろと状況が変わり、求める言葉や表現も変わってきたなと思うこの頃ですまた徒然に投稿する、かも?--
2021年7月7日 23:04
朝日がのぼるから僕はそれまでいた闇が夜だったと知る涙がこぼれるから僕はいままでどれだけ本気だったのかを知る
2021年5月23日 00:45
夕さり焼けることなく日が沈む青と白と橙ほんとうの空の色太陽と地球と、天文全ての回転数そうした流れが今日も私を夢へと誘う--真っ赤な夕焼けよりも、白い夕暮れの方が「夢みたい」って思います--
2021年3月5日 23:49
ねえ その羽でどこへ行くの天使が問いかけるあたたかさもつめたさもなくただ庇護の中に生きる生温い声音さあ この足でどこへ行こう旅人はそう答える気楽さも堅苦しさもなくただ海原を見つめる波のような声紋(どうして行くのかな)(どうして行かないのかな)だれも知らないその問答は遠くのどこかでふいに行われるただ静寂だけが残るそこに声はもうなかった--価値観の話は難
2021年3月2日 20:38
スニーカーを脱いでどこかへ逃げてしまいたい義理も人情もいらなくて好きなだけ歌っていられる場所へでもきっと私はそこでたまらなく不安になるのだろうこんなに逃げていいのかと--生きることはしがらみになりうる--
2020年10月23日 10:46
あなたと話す未来にはきっとばかりが溢れているどこにもない絶対を探してふたりは旅に出るねえジャーニー笑ってくれよこの旅路の向こう側でさ-.noteの下書きから上4行を発掘したので、赴くままに下3行も付け足し-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年9月15日 23:58
月も眠りにつく時分あなたは夢をみるのでしょう朝陽が昇るか迷う頃あなたは夢をみないでしょうそして目覚まし時計は鳴るのをやめて宇宙のどこかで光がこぼれるその時あなたは消えるでしょう-.太宰の『女生徒』で起きる時の感覚と眠る時の感覚を秀逸に描いていますが、私の感覚はそれとは少し違くていつかそれを書きたいと思いながら綴ったものです-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年9月12日 17:08
寂しがり屋のうさぎは微笑むひとりでも別に死なないよそれを鵜呑みにしてうさぎをひとりにした世界は死んだうさぎをみて嘘つきと言うだろうか?-.うさぎは寂しいと死ぬってよく言いますが、あれって本当なんでしょうか……タイトルはラテン語でうさぎの意です-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年9月6日 23:41
正解がほしい誰もがそれでいいって思えるような私がそれでいいって納得できるような正解を選びたいそう思っているはずなのに私の答えはいつも間違っている-.マイクロアグレッションってどうすればいいんだろうと自問し続けている今日この頃です-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年9月3日 21:25
かなしい歌が私を呼んでいるそれに聞こえないフリをした嘘、本当は聞いていなかったあんなにもうつくしい旋律が私を呼ぶのに耐えられなくて耳を塞いで脳で歌をうたった私を捨て去る、たのしい歌を-.-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年9月4日 23:37
仄暗い虹の中夕立がもういなくなって後に残ったのは星と月だけそんな生き方が僕は好きだった-.生き方って、難しい言葉ですね-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年8月26日 21:46
星の欠片が天井に刺さる流れ落ちる雫たちエアコンの冷気にあたって凍ってゆくそれは暗闇でパチパチと光って僕は小さく息をのむ明日の天気は晴れだったはず遠くでフクロウが鳴いた-.遠くの音が聞こえると雨星が強く瞬くと雨という言い伝えがあるのを知って書いたものです-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです