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ひとりぶん


私は何にでもなれると思っていた
あの思春期は無敵だった
それは誤解だと突然気づいた
私は私一人の人生しか背負えない
ひとつの時間しか生きられない
私は宇宙でひとりだった
私は脆いひとつの魂だった



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なりたいものってたくさんあるのにその中でもなれるものって本当に少しなんだな
と、ぬるいシャワーを浴びている時に思いました
かなしいな
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