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さりとて
2020年8月31日 21:46
消えそうな光が目の前にある手を伸ばしても届かない光が目に見えるから愛しいことずっと前から知っていた涙ばかり追いかけないで前をみれば ほら最果てで再び会おうそこはどこかなんて野暮なことは聞かないでね?最果てで抱き合って眠ろうだからそこで待っていて明日はきっと雨消えてしまった光がここにある手は届かなくても感じられる目に見えなくても大丈夫ずっと前から知っていたでも
2020年8月30日 16:55
変わりたかった変われなかった世界のせいにするのはずるいでしょうか?その問いかけにYesもNoも求めてはいなかったただ自分を責める瞳だけが欲しかった #8月31日の夜に
2020年8月29日 21:27
夢の跡に残る君の色香
2020年8月26日 21:46
星の欠片が天井に刺さる流れ落ちる雫たちエアコンの冷気にあたって凍ってゆくそれは暗闇でパチパチと光って僕は小さく息をのむ明日の天気は晴れだったはず遠くでフクロウが鳴いた-.遠くの音が聞こえると雨星が強く瞬くと雨という言い伝えがあるのを知って書いたものです-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年8月23日 21:27
25時のラジオ聞いてる確証なんてないけどね君のいるところのやつわざわざ探して聞いてみるの
2020年8月22日 14:31
憂鬱げに空が泣いているぺトリコールが辺りに満ちて僕は溜息を一つ吐き出すスニーカーはびしょ濡れ傘の内側には夜が広がる君が行ってからもう何時間経ったろう露草の青ばかりがいやに目に付いた-.雨と別れはよく似合いますよね-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年8月17日 23:53
例えばの話 君と僕の遺伝子が全部一緒だったとして僕ら付きあったかなあ例えばの話 君と僕が共に生きるべきだって神様にお告げされたなら僕は君のこときっと知らないままずっと嫌いとまではいかないけどあんまり好きにならなかったんじゃないかなあつまりは 僕が言いたいのは偶然出逢えたこの奇跡に心からありがとうってことまた会える日が来るかな来世でもそんな日が来るといいな偶然で
2020年8月16日 22:17
幻想第四次の世界にたどり着いてまもなくふたりの少年が手を振った迎えなのか 別れなのか知る由もなく鉄道は駅を越える口笛を吹きつつ世界は悲哀に満ちるノスタルジアにかられたようにまた、視界が切り替わった終わりを見据えた僕らは夢幻のように消えゆく始まりを一つ一つ繋いで、星座を紡いだ銀河鉄道に乗って 遠い、遠い涙の先へとハルレヤ 君を祈るよ苹果をしまいふたり笑ったこの命をあなたに捧
2020年8月16日 00:15
消えたい眠れない子羊はそう泣き叫ぶ主の救済を待つばかりで四つ辻の十字架は微笑んでいるこちらにおいで、と手招きしているみたいああ、今いくよ引き金に指をかけた-.鬱系のアニメを見ていますそういうものって、フィクションだとわかっていても影響を受けてしまうんですよね-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年8月12日 01:05
「消えるのですか」「どうしても、行かなくてはいけません」「……だいじなものなのですね」「あなたには本当に世話になりました」「次は、ありますか」「あなたがそう願うならば、きっと」 そして、私は悟る。次など、ありえないことを。-.かみ合わないように見えて、実はかみ合っていて、でも本当のところはかみ合っていないそんな話を、私はしたい-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです
2020年8月9日 23:22
形はいつだって歪だったぼやけた視界は何を見つめる?明日の夜の夢を今日の朝からずっとみている深夜3時はオレンジ色口の中に酸味があふれる種を飲み込むな脳裏で誰かが警告する幽霊がいるならいますぐに出てきてその目の前で大好物をたいらげるから確実なものだけが欲しかった全ての色を手にしたかったああ、そう 過去形なのはもう手に入らないことを知ったから不確かなものばかり手
2020年8月7日 00:52
深い深い底知らない言葉魂の重さ「嘘は、嫌い」真実がいつだって綺麗なわけじゃないのに夜は、せっかちに光を帯びる-.寝る少し前新潮文庫のマイブックに短い詩を書いてます最近始めたんですが、なかなかいいです-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです画像は「ぱくたそ」さんから取得しました
2020年8月7日 22:00
終わりがある世界で始まりを探している永遠がない宇宙で一瞬に懸けているおやすみとおはようの狭間目をこする君があんまり愛しいから僕は息を止めることしかできない-.自分が書くシチュエーションは夜か朝が多いです昼間のカラッと晴れた空も好きだけど夜の暗さから朝の白い光に移っていく時間と空間が一等好きです-.誰かのどこかに刺されば嬉しいです画像はぱくたそさん