ファイナリストになれなかった私より
ファイナリストの一覧に私の名前はなかった。
振り返るとエントリーしたばかりの時は、ひとりでただ地面をぴょんぴょんしていただけだったのに、それがなんでかいつの間にミスiDという大きな乗り物に乗せてもらえたイメージだった。
それは色んな人が乗ってる乗り物で、
色んな風にみんなが優しかった。
寒くない?大丈夫?って小まめに聞いてくれる人、
黙って隣に座ってて綺麗な景色の時だけ教えてくれる人、
他人に干渉しないでいてくれる人、
その人それぞれの個性と優しさがあった。
もしかすると、