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韓国で食べて忘れられない「こぐまパン」を作ってみた。


5年ほど前だったか、
「こぐまパン」なるものを食べに、
母と韓国ミョンドンにあるカフェ「Tom N Toms Jongno 5-ga 탐앤탐스 종로5가점」を訪れた。



通称「タムタム」
と呼ばれるそのカフェでは、コグマプレッツェルパンが大人気なんだと、1人旅で行っちゃうほど韓国好きの母が教えてくれた。

「こぐま」とは韓国語で「さつまいも」の意味で、「こぐまパン」とは、さつまいもあんが入ったプレッツェル(※)みたいな食感のもちっとしたパンのことだ。

焼きたてで出してくれるため、熱々の甘ーいさつまいもあんがはふはふと食べられる。

さつまいもあんの甘さととトッピングのチーズの塩味の組み合わせがとってもおいしかった。
日本では食べたことがないパンだった。


次に韓国に行ったら、ミョンドン餃子、韓国チキン、ピンスと同じように絶対また食べたいものの1つになった。

※本来のプレッツェルみたいに茹でたりはしないが、食感がプレッツェルみたいなので、タムタムではプレッツェルパンと呼んでいた



その時の韓国旅行では旅行中の3日間は、毎日こぐまパンを食べに通った。



あのガツンとくる甘さ、なんだか忘れられないな━━━━




━━━━━━━━━━━━よし、作ってみよう。


ということで、今回は母と韓国のこぐまパンを再現してみました。
パンはホームベーカリーで1次発酵までやっています。

材料 こぐまパン6つ分


さつまいもあん:

紅はるかの焼き芋4つ
バター 15グラム
砂糖 小さじ2

パン:

強力粉   200g
砂糖    15g
塩     小さじ2分の1
無塩バター 15g
牛乳    140cc
イースト       小さじ1


作り方


1  さつまいも(紅はるか)で、ねっちょり系の焼き芋を作る。
うちはヘルシオのオーブン機能で作ったけど、作り方はなんでも大丈夫。
40分ほど。

2  その間にホームベーカリーにパン生地の材料をすべて入れて、1次発酵まででセット。
これも40分ほどかかる、

3  さつまいもができたら、皮を剥いて、筋をとる。残りを潰して、あんの材料すべてを混ぜる。

すじとは、この糸みたいなやつ。
焼き芋がもう、うまそ〜〜な見かけ。
ブレンダーで混ぜる。
このくらいになるように。
洗う時は大きいコップとかに洗剤をいれて、
ブレンダーをその中で混ぜるとめっちゃ楽に洗える。


これで、さつまいもあんの完成。

4  できあがった生地を10分寝かせる。

6等分にする。
乾燥しないように、濡らして水を切ったふきんを載せる。

5 あんを入れる。

細長く、形を整える。
あんを載せる。
生地同士を閉じて、閉じた目を下にする。

6 二次発酵を、オーブンで40分する。
夏なら40分。冬なら、

ウォーターオーブンなので、濡れぶきんはいらないけど、乾燥してる気がしたので水を入れたコップといっしょに発酵。

1.5倍の大きさになったら、二次発酵が完了。

7  キッチンバサミで切れ込みを入れて、エピのようにする。

8 予熱後、オーブン180度で20分焼いたら、出来上がり。

チーズを忘れてたから急遽のせた。
チーズなしver


さぁ、味見の時間です。
パンは、焼きたてが1番おいしいっていうのが自論です。

断面


さつまいもあんがアッツアツ。

はふはふして食べる。
思ったより自然な甘さになったけど、おいっし!!!
ねっちょり紅はるかがおいっし!!

でもチーズの塩気が弱いかも。
さつまいもあんにのびーるチーズをいれてもよかったかもしれない。甘さを足すためにはちみつも足したい。




なんだか不完全燃焼になっちゃった。


ていうか、俄然、韓国にいきたくなったんですけど。こぐまパンの味が、思うように思い出せなくて、ショックだったんですけど。


決めた、今年中に韓国に行く。
あのこぐまパンの感動を味わいたい。そしてあの味をちゃんと持ち帰るんだ。

決意を新たにするきっかけになりました。
韓国にこれから行く方は、ぜひこぐまパンを食べてみてください🐻。

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