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御教え

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金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
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2021年5月の記事一覧

女の信心が、神様のお楽しみお喜びである

女の信心が、神様のお楽しみお喜びである

女の信心が、神様のお楽しみお喜びである。

懐妊の時、心を改め磨き、真心の子供を産んで養育し、日々食べ物を取りあつかい、この注意不注意によりて、病気のできることもあり病気を除くこともあり、子供の間は母親が子供の真心を作るのである。

また、着物の洗濯をするのも体の養生である。

 金光教教典
 378頁
 山本定次郎の伝え
 28

おはようございます。

女の信心が、神様のお楽しみお喜びであると

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先を楽しんで信心せねばならん

先を楽しんで信心せねばならん

百姓の人は種物を選んで先を楽しんでおるが、人間は懐妊中、普通の時より別に心を改めて子供のことを思い、先を楽しんで信心せねばならんではないか。

近い所の懐妊の人々を見ており、その子の心を見なさい。

 金光教教典
 377頁
 山本定次郎の伝え
 27

おはようございます。

種物とは、冬の間保存しておいた植物の種子のことです。よい種を選んで蒔き、育て、収穫を楽しむのがお百姓さんです。

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格別のおかげを受けねば

死亡の時、月経の時、出産の時、ほかの神様へは遠慮しておられるが、この天地の親神様へは、通常より余分事ある時には、格別のおかげを受けねば万事成就いたすまい。

 金光教教典
 377頁
 山本定次郎の伝え
 26

おはようございます。

当時、死亡・月経・出産は汚れとされ、神様にお参りすることができませんでした。

しかし、教祖様はそういう時こそ神様から格別のおかげを受けねばならないと言われました

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万事ご無礼を断り、思うことを願い

万事ご無礼を断り、思うことを願い

月経や出産は、人間が考えて勝手のよろしいようにしておくというわけにできません。神様のおかげ任せになりているのであります。

これからは、万事ご無礼を断り、思うことを願いをし、自分の勝手都合よろしき所へ干し物をさしてもらうよう願いをしなさい。

 金光教教典
 377頁
 山本定次郎の伝え
 26

おはようございます。

この短い御教えの中に、命と信心のあり方について大切なことが述べられています。

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それでは恩知らずというもの

それでは恩知らずというもの

女の人が信心していても、月経になれば神仏が拝まれぬということを親々から聞いており。それでは、恩知らずというものである。
(2)月経の時、出産の時には、別に多く洗い物をするにつき、地より出る水を使い、洗い水は土瓶に入れ土地にうずめ、洗い物を干すには天のご陽気を受ける。ご恩深き、このわけを教ゆる者なく、天地の親神を頼むこと、御礼申しあげることをだれも知らず。

神様を頼む心になって

神様を頼む心になって

此方には、金神の障りで牛二頭とともに七墓築いたという有様で、こう災難にかかりて困るようではならんと思うて、神様を頼む心になって信心を始め、願うておったら、大神より直々のみ教えをこうむることになった。

その次第を参詣して来る人に伝えておるのである。お前方も人に信心家と言うてもらうようになりなさい。

 金光教教典
 376頁
 山本定次郎の伝え
 24

おはようございます。

教祖様は、短い間に

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嫁と姑が仲よくせねばならぬ

嫁と姑が仲よくせねばならぬ

嫁と姑の仲がよければ天下が騒ぐということを人がよう話すが、天下はさておき、一家を騒がせんようにするには、嫁と姑が仲よくせねばならぬ。

 金光教教典
 375頁
 山本定次郎の伝え
 23

おはようございます。

お姑さんが信心を進めておかげを頂いておられる様子を見て、お嫁さんが信心の道を歩み出し、おかげを頂いていかれる。

そういうお姿を拝見していると、頭が下がりますし、ありがたいなあと思わ

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足を伸べて寝るよう、おかげを受けなさい

足を伸べて寝るよう、おかげを受けなさい

出産の時、親神様のおかげをこうむるということを知らずに、「喜び(出産)の模様じゃ。暦はどこにあるか、明き方はどちらか。さあ、水がこぼれる。不浄になった」と言うて、神様に遠慮するようにしておる。

また、よかり物によかり、足を伸ばさぬようにして、枕を下げて眠らん習慣であったが、神の教えには、「よかり物によかるより、神によかり、もたれよ。天地の親神を頼み、枕を下げて足を伸べ、安楽に寝るもさしつかえなし

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神様の氏子がわが胎内におる

神様の氏子がわが胎内におる

水は方円の器に従い、人は善悪の友によるというが、母の胎内は器のようなものである。水は円い物に入れれば円に見え、角の物に入れれば角に見える。

母親が真の心を持ち、神様の氏子がわが胎内におるという尊き心持ちで家業を潔く働き、親兄弟に親切をして信心に油断なく、教育に油断がなければ、先祖へご無礼なく、国家繁盛のもととなるから、日々家業働く心と真心とを失わぬよう、今月今日で信心するがよろしい。

 金光教

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心に真の帯を家族の者から

世の中には、嫁をもらい、きげんよくしておるうちに懐妊して、仕事が十分できねば、家族のきげんも間違うて、目先の仕事ばかり思うて、だんだんやかましくなることが多い。

このゆえに、心に真の帯を家族の者からさせてやらねばならぬ。

 金光教教典
 374頁
 山本定次郎の伝え
 22

おはようございます。

お嫁さんが懐妊すると、次第に家事や仕事ができなくなります。そうすると、目先のことに追われる家族

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心にあざのできぬよう信心する

昔から、懐妊の人は葬式を見ても悪い、親類でも見送りをもせん、また、火事を見れば赤あざができるというて恐れておるが、それは形の上のあざである。

真に大切な心にあざのできぬよう信心するのが大切である。

 金光教教典
 374頁
 山本定次郎の伝え
 22

おはようございます。

「真に大切な心」とは、お腹の中で神の氏子としての赤ちゃんが育っていくために「大切な心」のことです。

そのためは、心に

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懐妊中は格別に心を改めおるのが信心

懐妊中は格別に心を改めおるのが信心

これまでは、懐妊の時、腹帯をするしきたりもあるが、此方が「懐妊の時腹帯をするより、心に真の帯をせよ」と教えるのはなにゆえか。

腹帯をしておりても、なみ合いの帯をしておらねば、人が見ても見苦しい。

腹帯よりも心に真の帯をして、懐妊中は格別に心を改めおるのが信心である。

 金光教教典
 374頁
 山本定次郎の伝え
 22

おはようございます。

魂がピカピカのおとうさん・おかあさんから、魂

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子孫に続く信心をせよ

一代信心は神は喜ばぬ。子孫に続く信心をせよ。

 金光教教典
 374頁
 山本定次郎の伝え
 22

おはようございます。

先日「あの人はなぜあんなにおかげを頂かれるのだろう」とあれこれ思っておりまして、いくつかの「答え」を思いつきましたが、その中に「ご先祖様以来の祈りが積み重なっているから」というものがありました。

そう考えてみると自分もそうだなあと思いました。
祖父(父の父)の祈りが父に

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先生薬と信心が大切

先生薬と信心が大切

医師に診てもろうても、先生薬と信心が大切である。十服のむ薬を五服で全快するよう、天地金乃神、金光大神様と一心に願い、信心しておかげをこうむり全快すれば、神様も喜び、医者も喜び。

医師も神様の氏子であるから、薬八服代お礼すれば、医師も信心する者は違うと言うてくれる。

 金光教教典
 372頁
 山本定次郎の伝え
 21

おはようございます。

お医者様が処方してくださる薬と信心が大切というお話

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