万事ご無礼を断り、思うことを願い
月経や出産は、人間が考えて勝手のよろしいようにしておくというわけにできません。神様のおかげ任せになりているのであります。
これからは、万事ご無礼を断り、思うことを願いをし、自分の勝手都合よろしき所へ干し物をさしてもらうよう願いをしなさい。
金光教教典
377頁
山本定次郎の伝え
26
おはようございます。
この短い御教えの中に、命と信心のあり方について大切なことが述べられています。
・私たちは神様のおかげの中で、神様のおかげのままに生かされて生きていること。
・神様が生かそう生かそうとしてくださっているのに、自分勝手にあれこれ考え、自分の都合よくなるように計らっていることがご無礼であるから、そのことをおわび・お断りすること。
・その上で、自分の都合のままに、したいことを神様にお願いをしてさせてもらうこと。
*
月経・出産のことについて言っておられますが、命の営みすべてにこのことが言えます。
「自分はいろんなことにご無礼をしてきたなあ」と気付いたら、そこから信心が始まります。
自分のご無礼に気付かないままだと、神様と関係なく「おれが」「わたしが」生きていくことになります。
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