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嫁と姑が仲よくせねばならぬ

嫁と姑の仲がよければ天下が騒ぐということを人がよう話すが、天下はさておき、一家を騒がせんようにするには、嫁と姑が仲よくせねばならぬ。

 金光教教典
 375頁
 山本定次郎の伝え
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おはようございます。

お姑さんが信心を進めておかげを頂いておられる様子を見て、お嫁さんが信心の道を歩み出し、おかげを頂いていかれる。

そういうお姿を拝見していると、頭が下がりますし、ありがたいなあと思わずにおれません。

*

私たちは父母と同居することがありませんでした。
母は思ったことをすぐに口に出して言い、その言葉が結構きつい人でした(わたしにもそのDNAがあるようです)。もし同居していたら家内は大変だったかも知れません。

結婚当初、家内の手料理で一緒に食事をしたことがあります。
家内は家内のやり方で玉子を焼きます。一口食べて母が「うちは玉子には砂糖をいれませんのや」と三重県の言葉でビシッと言いました。

わたしも「別の家庭なんやから、うるさく言うな」と言えばよかったと今にして思いますが、若い時、男であるわたしには、それが言えませんでした。

半径1メートルに入ってくる人は誰か、手元足下はどこにあるのか。
それこそが大切という考え方は、そのあたりに端を発しているように思います。

姑と嫁。男がどうであるかが大きく関わります。

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