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見つめる日々

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世界と自分とを、見つめ続けた「私」の日々綴り。陽光注ぎ溢れる日もあれば暗い部屋の隅膝を抱える日もあり。そんな日々を淡々と見つめ綴る。
クリシュナムルティの日記やメイ・サートンの日記から深く深く影響を受けました。紆余曲折ありすぎの日々… もっと詳しく
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2020年11月の記事一覧

2006年01月22日(日)

 明日は広い範囲で雪が降るでしょう、という天気予報の通りに、夜半頃からさやさやと雪が降り…

2006年01月13日(金)

 十二月二十六日から一月十日までという時間は、やはり長すぎた。長すぎたおかげで、その道中…

2006年01月06日(金)

 眠れぬまままた朝が来る。みう、おはよう、朝だよ。大きな声で彼女に声をかける。今日はママ…

2006年01月04日(水)

 耳を澄ますと、小さく遠くりんりんと音が鳴りそうな街の中、コートの襟を合わせ首を竦め背中…

2006年01月03日(火)

 2006年は、私にとって八方塞がりの年だそうで。そんな言葉を占い本でちらりと見て以来、「八…

2005年12月31日(土)

 朝、六時近くになって布団に潜り込む。寝息を立てている娘の身体はぽかぽかとあたたかく、私…

2005年12月29日(木)

 朝、いつものように窓を開け、ベランダに出る。私が最近一番最初に覗くプランターは、花韮の球根が植えてあるプランター。花韮と一緒に、幾つかアネモネも植えた。でも、植えた時期がかなり遅かったために、彼らはまだ、ほんのこれっぽっちしか芽を出してくれていない。大丈夫だろうか。今年の冬は寒いと、今更になって天気予報が言っていた。朝陽が東からベランダへ細く細く伸びてくる。プランターの土に陽光が降り注ぐ。少しでもあたたまってくれたらいい、そう思いながら、私は次のプランターに視線を移す。  

2005年12月27日(火)

 カーテンの向こうが少しずつ明るくなってゆく。その気配を感じながらも、布団から起き上がる…

2005年12月24日(土)

 横になってみたものの、浅く短い眠りを少し得られただけで、身体も意識も早々に起立してしま…

2005年12月21日(水)

 いつも飲まないでいる寝る前の処方箋をすべて飲み込み、私は横になる。これなら少しでも眠れ…

2005年12月19日(月)

 娘の予定が満杯だった週末が終わり、また新しい週へ。週が新しくなった分、寒さも増したのか…

2005年12月15日(木)

 慌しく毎日が過ぎてゆく。あまりにも慌しすぎて、いとも簡単に曜日を間違えたり日にちを間違…

2005年12月10日(土)

 別に何も特別なことなどなく、用事を済ますために外出し、用事を済ますために駅に行き電車に…

2005年12月08日(木)

 もう太陽は、西の地平線の下に沈んでしまった。私は窓際に立って、空をぐるりと見回してみる。天はからんと音がしそうなほどからっぽに澄み渡り、雲は低く低く、地平線の辺りにぷかぷかと漂っている。残光に照らされて、少し鼠色がかった雲がただじっと佇んでいる。  疲れていた。自分でも驚くほど、私はとてつもなく疲れていた。普段横になったって殆ど眠ることのできない自分だというのに、昨夜ばかりは、ずしんと沼の底に落とされたように眠った。時折これでもかというほどはっきりと目覚め、そのたび私はうろ