漁港から届くのは知らない鮮魚だらけ!Vol.35
前職がスーパーの鮮魚コーナー担当という、鮮魚スペシャリストのAさん。アカマル屋鮮魚店で、漁港直送の魚から新たな知識と経験を積み重ねています。
AさんのSANKOでの職歴を教えてください。
入社して10年くらいになります。「金の蔵」からスタートして、もう無くなったのですが、「蕎麦・串天居酒屋 えびや」、その後に店舗仕込みのうどん「楽釜製麺所」、官公庁の食堂や柏の温浴施設に異動してから、「アカマル屋鮮魚店」です。
色々なブランドを経験されていますね。アカマル屋鮮魚店はご自分から手を挙げたのですか?
魚が捌けるということで社内で声がかかり、今までの自分の経験が生かせるところなら是非!と言ってアカマル屋鮮魚店1号店のオープンから入りました。
鮮魚店(小売)と飲食店では違うと思いますが、1日の流れはどのようになっていますか?
この大宮のお店では居酒屋と魚屋が併設されているので、出勤したら先ずは2店舗分の魚を捌いて、漁港から直送便の鮮魚も店頭に並べています。
平日は20㎏くらい、週末は30~40㎏は捌きますね。
居酒屋は作ってあるものを販売しますが、魚屋は、その魚の特徴や食べ方、調理方法を伝えて買っていただくので、お勧めの仕方も、売り方も違うなと感じています。
お魚が好きだからできる仕事ですね
色んな珍しい魚があるので、今日はどんな魚が届くのだろうと楽しんでいます。漁港からの直送便はスーパーの魚とは全然違うので、馴染みがなかったり、見たこともない魚種もたくさん入っています。お客様に伝えられるように勉強しながらやっています。
魚を食べる人が少なくなってきたと言われています。現場から見て、どう思われますか?
購入されるお客さまはご年配の方が多く、若い方は少ないかな。居酒屋に来たついでに若い方も魚屋に寄ってくださるのですが、実際に買い物されるのはご年配の方が多いです。でもお造りは若い方も買われるので、ご自分で魚を捌くのは難しいというイメージが強いのかなと感じます。
鮮魚店(小売)と居酒屋で、お客様の住み分けはありますか?
お客様に、この魚は隣で販売しているのを捌いていますとか、鮮魚店で買った方が居酒屋で食べていくなど、両方を行き来する方もいらっしゃいます。鮮魚店の常連さんで、週3回来店される男性も最初の頃はマグロが美味しいって買って行かれましたが、最近は色々な鮮魚を購入されています。
アカマル屋は今期、出店スピードが上がっています。就職を検討されている方に一言お願いいたします。
魚好きな方、お料理が好きな方にぜひ来て頂きたいです。楽しく働いてもらえる環境に出来ればいいなぁって思います。
今後の夢をお聞かせください。
SANKOはこれからどんどん店舗を増やしていくと思うので、鮮魚を売るだけではなくてお弁当・お惣菜などに加工する、そんな部分にも係わっていけたらなと思っています。
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