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運営としてオンラインイベントを盛り上げるために重要なこと|私(初心者)の経験からの気づき

昨日、私は人生初の「自分で企画したオンラインイベントの司会進行役(ファシリテーター)」を経験した。完全な社外活動。お勉強ではなく、楽しい系。参加者は30名、初対面の方も多い。

今回、何より痛感したのは、オンラインではリアル以上に「司会者の存在感」が大きいということ。司会者が参加者の視覚聴覚とも独占する状態になりやすく、良くも悪くも「場を支配」してしまうからだ。だから、成功させるためには、しょっぱなからテンション高く「司会者」として盛り上げていく必要がある。

イベント開始5分前の、気づきと焦り

開始直前の打合せで、今日プレゼンいただく方(ちなみにプロ司会者でもある)から言われた言葉に、ものすごくハッとさせられた。

「さなさん、今日司会だよね?なんかまだ「普段モード」みたいだけど、大丈夫?」「さあ、テンション上げていこ!私たち運営側がノリノリモードじゃないと成功しないよ!」

なるほど。おっしゃる通り!
私は普段、物静かで淡々としているタイプだ。そんな私が「いつものテンション」で「みなさん、こんにちはー・・・」なんて司会をやったら、場の雰囲気が盛り上がるわけがない。。

「出来るつもり」になっていた

なぜ、指摘されるまでそんなことにも気づけなかったのか?その理由は、会社のZoom会議の司会進行なら何度も経験があるからだ。だから今回もいつも通りでこなせると思っていた。

しかし、昨日そのときやっと気づいた。「会議とイベントは、全く別物だ」と。(あたりまえだ!(笑))。
会の目的が違うのだから、するべき振舞いも、作るべき雰囲気も違う。会議は、冷静さとロジカルさが求められる。けれどイベントは参加者に楽しんでもらってなんぼだ。

ひとりきりでテンションを上げる難しさ。オンラインイベントには「助走」がない

とはいえ、イベント直前まで「自宅で独りモード」だったのを、イベント開始と同時に「テンション高い司会者モード」に切り替えるのって、かなり難しい。

リアルイベントは、そのあたりは比較的容易だと思う。他の運営スタッフとお喋りしながら会場準備して、お客さんがゾロゾロ入ってきて、、。その過程で、だんだんと自分の気持ちやテンションも上がっていく。

しかし、オンラインイベントには、その「助走」みたいなものが無いのだ。だから、意識的に「変身」することが必要となる。

初心者のもう一つの落とし穴

私のような初心者は、「とにかく、滞りなく進行させなければ」という気持ちが強くなりがちだと思う。そしてそのために「ガチガチの原稿」を用意してしまったりする。

それによって確かに形式的な失敗は減るが、「棒読みしてしまう」リスクにも陥りやすい。それでは、盛り上がりとは程遠くなってしまう。「進行」と「盛り上げ」、その両立の難しさ。場数を踏むしかないだろう。

【まとめ】今回の気づき

①スタート時が肝心!
イベントスタート時の司会者のテンションで、その後の雰囲気が決まるといっても過言ではない。だから司会者は「普通モード」で入ってはダメ!「司会者の私」に大変身してからZoom会場へログインすること!

②変身のコツをつかんでおく。
事前に、自分なりの儀式や方法を試行錯誤して探しておく。

③ソツない進行を意識しすぎず「いかに盛り上げるか」に注力する。参加者をよく観察し、臨機応変に対応できるようにする。

④③のためには、綿密な事前準備が必要。シミュレーションし、パターンを想定しておく。補足資料も用意。参加型で巻き込んでいける段取りも作っておく。

何事も経験。とにかく打席に立つこと!今回の気づきを活かし、近日中にまたイベント司会に挑戦するつもりだ。

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