見出し画像

心配から自分を解放するために

みなさんこんにちは。
こころのセルフケアラボ、サリューナです。

今日は、心配性が止まらない時の対処法をお伝えします。

私は根っからの心配性で
軽い強迫観念も子供の時から持っていたと思います。

だからこそ
過敏性腸症候群(テストとか大事な場面になると緊張してお腹を下すヤツ)で
ずっと苦しみましたし

緊張する場面でも心因性頻尿で何度もトイレに行きたくなります。

17歳の時

付き合いたての彼氏とディズニーランドに行って

緊張して過敏性腸症候群が発動して

乗り物に並ぶのも生きるか死ぬか状態…
付き合いたての人とデートをする
10代の女子にはきつい仕打ちです。

夕方強制解散になった時には

この体を呪いました。

他にもこんなことありませんか?

  • 人前で話すことが迫ってくると失敗しそうで恐い

  • 将来結婚、出産できないんじゃないかと不安

  • 病気が治らなかったらどうしよう

  • 好きな人やパートナーから返信がなくて気になって眠れない

  • この先お金がなくなりそうで不安

  • 自分の未来に対して漠然と不安

  • 親や自分の死が恐い

  • 大事な局面で失敗するのが恐い

  • 災害が恐い

  • 株が暴落したらどうしよう

  • 2025年問題ってくるのかな…


これまで多くの困難を経て今思うことは

心配とか緊張って
してもいいことほとんどないなということです。

多分先祖代々そうやって心配して
戦争に備えたり
飢饉を乗り越えたりする術として
いつも緊張したことで生き延びられたんでしょう。

だからそのメソッドをいまだに使おうとしている。

でも現代では仕事がなくなっても生活保護があるし

事故にあわないよう交通整備が整っている。

餓死にしないセーフティーネットが
少なくとも日本では整っている。

先祖代々自分の細胞に記憶されたような
身近な危険って
もう現代にはないんです。

だから、自分の脳に

意識的にそれを教育していかなければ

気を抜くとその心配性モードになってしまう体の作りなんです。


特に日本人は不安感が強いとされています。

脳の中で
セロトニントランスポーター
というおせっかいな家政婦が

安心感を与えてくれる物質をどんどんお掃除しちゃうんです。

私が思うに

日本人て農耕民族だったから
雨とか災害によって食べ物がなくなって
死ぬ恐怖が常にあって

しかも日本は台風が多いし
一気に食糧が全滅することも多かった。

だからいつも天気を見たり
災害に備えた柵を作ったり..

とにかく不安をエネルギーに生き延びてきた。

ヨーロッパの人(狩猟民族)とか見てると

本当にびっくりするぐらいのんびりしてます。

仕事がみつからなかろうが
約束や締め切りに遅れようが

全然へーき。

なるようになると思ってるし
責任という言葉が頭の辞書にないんじゃないか?といったかんじです。

だから私はもう心配保険に入るのをやめました。

心配保険とは現実にはないんですが(私が勝手に言ってるだけです)

心配を毎月払う保険です。

どういうことかというと、
心配するのって保険に似てるなと思ったんです。


将来起こり得る嫌なことに対して

その時ショック死(立ち直れないほど辛い思い)をしないために

今から心配しておく。

そうやって毎月保険を払うように
日々小さな心配を積み上げていけば
将来それが現実になった時に

ほら、やっぱりね。
そうなると思ってた。

とショックを和らげることができる(と思っている)。
これが心配保険です。


でもこれってすっごく損してると思いませんか?

だって実際の死亡保険とかは
それが起こらなかったら生きててよかった。
死んだら、その時はこれまで払った分以上のお金が代わりにもらえる。

でも、心配保険て

どんなに心配をかさねても

将来受けるダメージって一緒じゃありませんか?

そんなの想定してなかった! 
とか
こんなことになるならああしておけばよかった! 

みたいなパニックは一時起こるけど、その起こったこと自体は変わりません。

しかも、もしそれが起こらなかったら

それまでしてきた心配の日々

それによって使った時間やエネルギー

心配したことによってできなかったこと

それらが全て労力と時間の無駄になるんです。
あなたの人生の大切なリソースを奪われているんです。

心配しようが忘れてようが
起こる時は起こる。
そしてやはりダメージは大きい。
辛いものは辛い。


そしてそれがきたらもうどうしようもないんです。

だったら初めからどーんと構えていた方が得です。

少なくともそれが起こるまでは平穏な暮らしができます。


だから私は


心配保険を解約しました(心配するのをやめました)。


そしてもしその最悪なシナリオが起こったら
それはその時考えることにしました。

その後どう対処するかは
その時にならないとわかりませんし。


確かに準備とか予防は必要だと思います。
だからそうゆう準備をすることで安心できるならそれはした方がいいです。

でも、それさえ済んだら

あとはもう心配するのはエネルギーの浪費でしかありません。

だから心配保険を解約しましょう。

大丈夫です。
もし嫌な現実が来たとしても

"クソー心配しておけばよかったー!"

とはなりません。

心配していたからって結果は変わりませんから。

来るものは来るし、来ないものは来ない。

もし心配が頭をぐるぐるし始めたら

"心配保険は解約したんでっ!"

と宣言して思考をゴミ箱に捨てましょう。

大丈夫です。
その時に精一杯考えればいいんです。

絶対に乗り越えられない壁は来ませんから。

いつも応援しています。

スキ、フォローしていただけるととても励みになります。
ではまた次回!

サリューナ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?