戦え営業マンGM

3代目の中小企業の経営者。主に観光関連業の物販卸事業、エステサロンオーナー、観光業界を…

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3代目の中小企業の経営者。主に観光関連業の物販卸事業、エステサロンオーナー、観光業界を中心に営業コンサルタントをしています。

最近の記事

広告費の重要性 第44回

こんにちは。会社を経営していると様々な事業展開を考えるようになります。その中で時として始めた事業が軌道に乗りある程度の利益を確保することができてきます。 事業の立ち上げの際には、自分(経営者)も中心的役割を果たし事業が成功するまで深く関わりながら売り上げを伸ばしていきます。 しかし、ある程度軌道に乗せることができた場合は、いつまでの現場の仕事を経営者本人がすることは間違いです。そのため、今度は経営者はその事業をスタッフに任せて、自らは管理する立場に移行する必要が出てきます

    • 連結して儲ける 第43回

      1. 商売において最も困難なこと。 明日、売上げができるかどうかはお客さんが来店するかです。つまり商売において最も大切なことは集客です。集客がなければ商売はできません。 集客を効率よくする方法はさまざまあります。一番わかりやすく単純なことは、人が多く集まる場所に出店することです。しかし、世の中の仕組みの上では、人が多く集まるところは出店費用が高額であることがほとんどです。 なぜならば、土地を貸す方は1円でも高額で貸したいと思います。従って、その土地の優位性や利便性などを

      • 割引券を配る 第42回

        わかりやすく伝える。 あらゆることにコツがあります。 例えば、上手にプレゼンテーションをする時には、最終的に何を伝えて、どんな結果を得るのかを先に考えます。 ゴール = ラーメン屋の売り上げを2倍にすること。 次に、最終ゴールまでの流れをお膳立てする項目を3つ作ります。 1. 新店舗を二つ作る。 2. 銀行からの融資を受けやすい状態を作る。 3. 良い立地で賃貸料が破格に安いAとBのテナントを抑える。 このようにゴールを決めてそれを達成するための流れを、シンプ

        • 儲ける人、そうでない人 第41回 

           先日、経営者の飲み会に久しぶりに参加しました。その中で儲かっている人とそうでない人がいます。どうして儲かっている人と儲かっていない人がいるのか。そのようなことが話題になりました。 飲み会の席ですから、酔っ払いながら、ああでもないこうでもないという話になりました。次の日、そのことについて少し考えてみました。私も経営者としてここ数年会社を経営してきて、色々と私なりに気づいたことがあったのでそれを少しまとめていきたいと思います。 経営のコツ(私が思う) 経営のコツという大そ

        広告費の重要性 第44回

          未回収の売り上げ 第41回

          売り上げ未回収 商売を長くしていると商品販売後の料金の回収ができなくなる時があります。購入の度に支払いをしているとそれだけで手間がかかります。その手間を省くため、末締め翌月払いにすることはよくあります。毎月ちゃんと支払いをしてくれる企業がほとんどです。しかし、止むを得ない事情などもあり、支払いが徐々に遅れることや最悪のケースは支払いがなくなる場合があります。 日々、営業マンをしていると売ることに夢中になり、回収のことまで頭が回らないことがあります。当たり前のことですが、

          未回収の売り上げ 第41回

          初心者やスランプの時はマトを絞る 第40回

          1. 決め事を作る。 こんにちは営業マンです。誰もが知っていて最近話題の二刀流でお馴染みの大谷翔平選手ですが、彼の投げるボールには、ストレート、カーブ、スプリット、そしてスライダーなどがあるそうです。この4つの種類のボールを駆使して恐ろしいほど多くの三振を打者から奪っているそうです。 さて、このような選手からヒットやホームランを打つ時に、打者はマトを絞るようです。初球はストレートが多いというデータが仮にあれば、最初の一休は全力で振ると決めておくそうです。 2.麻雀と決め

          初心者やスランプの時はマトを絞る 第40回

          仕組みを作るポイント 第39回

          1.あらゆることは仕組みで動く。 世の中の仕事の多くは仕組みで構成されています。その呼ばれ方はマニュアルや順番、作業工程など人により認識は違いますが、総称としては仕組みのことです。そして、その仕組みの中に効率性やオリジナルのコツが含まれています。 2. 仕組みの定義 私が思う仕事における仕組み作りの定義を3つにまとめると、 ①最終的には同じ品質レベルのものを提供できること。 ②誰でもできること。 ③ほぼ同じ時間で完成できること。 3. 仕組みを作る最大のメリット

          仕組みを作るポイント 第39回

          儲け話にあえて飛び込む 第38回

          1. 儲かる会社と儲からない会社 どうして儲かる会社と儲からない会社があるのか。それは単純に儲かっている会社には儲かる仕組みがあるからです。そしてその仕組みを社長が完全に理解している会社は、間違いなく儲かります。 2. うまい話 会社を経営していると、営業の電話や飛び込み営業がよくあります。その営業の中で稀にうますぎる話がきます。営業は真剣に言います。「社長、私たちのビジネスに入っていたただければ、一月で1000万稼いでいる人もいるんですよ。」このような話は意外と多いで

          儲け話にあえて飛び込む 第38回

          挑戦と成長 第36回

          コロナに感染して。 ついにコロナに感染してしまいました。感染経路は不明です。ただ、妻がどこからかコロナに感染して、私と義母が巻き込まれ、子供たちは、無症状でした。実際にコロナになって感じたことは、家族でいることによるメリットとデメリットがあることです。 感染する前においては家族でいることは感染リスクを大幅に上げてしまいます。なぜなら、オミクロン株の場合、誰か家族が感染している状態で感染を防ぐことは不可能に近いと思いました。 一方で一度感染してしまったら、家族がいることは

          挑戦と成長 第36回

          自動販売機のような営業 第37回

          1. 営業の組み合わせ 沖縄におけるコロナウィルスの新規感染者は史上最高記録になり、6000人を超えています。我が家においてもついにその波は押し寄せ、私と妻、娘と義母が感染しました。周りを見ても概ね、1回は感染している人で溢れています。 さて、そのような中でも営業の相談にお客さんが訪ねてきてくれました。こちらは不動産関係のお仕事の社長さんです。この会社は主にクリニックの建築及び賃貸を生業としているとのことでした。その事業の中でお客様と会うきっかけ作りを兼ねて、看板制作、内

          自動販売機のような営業 第37回

          仕事ができるとは 第35回

          1. 仕事ができるとは? 全国的にコロナが広がっています。ここ沖縄においても1日における新規感染者数は史上最高人数をどんどんと更新しています。うちの別事業であるエステサロンにおいても多くのお客様からキャンセルが出て商売に影響を与えています。 幸いにも、私の会社は、卸業、小売業、エステサロン、修理業務など多岐に渡ります。このそれぞれが独立した別の販路を使った商売であるため、全体としてはあまり影響を受けません。しかし、これが仮に卸業だけ一つの事業だったとしたらすでに潰れていた

          仕事ができるとは 第35回

          嫌われることと営業 第34回

          1. 沖縄事情 ついに沖縄の1日のコロナ感染者3000人を突破しました。これを多いと見るかそうでもないかは人それぞれです。ただ、政府が県民割の全国拡大政策を延期すると発表があったことは残念です。 これでまた観光業は暗い影を落とします。なぜなら、最近は少し観光が盛り上がってきていました。そこで今まで減らしていた人手を増やす方向にシフトしています。ところが、ここ数年の不安定な観光業界の動向からこの業界に就職したい人は少なく、人気がなく、人員確保が難しいからです。そこに今回の発

          嫌われることと営業 第34回

          分析の重要性 第33回

          1. コロナの先。。。 コロナの影響も徐々に薄らいできました。日本の経済も少しずつ動きが出てきているように感じています。その中でコロナ禍の深刻な問題が浮き彫りになりつつあります。 それは事業再開に伴う資金繰りと人員不足です。私の会社は観光業界に属していますが、観光業においては、人件費と仕入れを減らして何とか食い繋いでココまで耐えてきている業界です。 ありがたいことですが最近ようやくお客さんが増えてきて、沖縄では連日、お客さんでごった返しているホテルもあります。しかし、急

          分析の重要性 第33回

          評価は行動につける 第32回

          仕組み作り  こんにちは日々の営業をお疲れ様です。これまでも伝えてきましたように、営業は経営の最重要事項です。それは明日のお客さんを作ると同時に既存のお客さんの確保につながるからです。どれだけ真面目に誠実に営業をしていても、一定数のお客さんはリピーターから外れてしいます。それはどのような商売であっても避けられないことです。その為、現状維持を目指すだけでも必ず抜けた一定数のお客さんの数を補うための新規開拓が欠かせません。 さて、何かを効率よく簡単に、誰でもできるようにするた

          評価は行動につける 第32回

          楽して儲けるとは 第31回

          お客さんと距離が近い。 商売では、自社がある街や地域において同業他社のライバルが存在することがよくあることです。もし、そのライバルより自店舗のお客さんの総数が少ない場合、お客さんを獲得するためにお客さん対してより細かなサービスを行うことが求められます。 具体的には、お客さんの誕生日を把握し手紙を出す。一緒に食事に行く。旅行に行く。誕生日プレゼントをあげる。特別なイベントに無料招待するなど。さまざまな手を使います。しかしこれは大変手間がかかります。 2. なぜ距離を縮

          楽して儲けるとは 第31回

          勝ちパターンへの誘導 第30回

          1. その営業はいくらですか? 営業マンは商品をお客さんに買ってもらうことが仕事です。単純なことですが、100円のアイスを売るのも、100万円の中古車を売るのも同じ営業の仕事です。ところがざっくり計算して前者の利益は70円、後者の利益は20万ということになります。同じ営業をしているのに、利益の差は3000倍以上も違います。そんなことは誰でも理解できると考えられますが、意外と結果としてこのようなことが現実に起こるのです。 2.無策で安いものを売ること。  一生懸命に安いも

          勝ちパターンへの誘導 第30回