儲け話にあえて飛び込む 第38回

1. 儲かる会社と儲からない会社


どうして儲かる会社と儲からない会社があるのか。それは単純に儲かっている会社には儲かる仕組みがあるからです。そしてその仕組みを社長が完全に理解している会社は、間違いなく儲かります。


2. うまい話


会社を経営していると、営業の電話や飛び込み営業がよくあります。その営業の中で稀にうますぎる話がきます。営業は真剣に言います。「社長、私たちのビジネスに入っていたただければ、一月で1000万稼いでいる人もいるんですよ。」このような話は意外と多いです。そして、本当にそんなことが起こるのかと戸惑うことがあります。しかし、私の経験上、このような話は、本当に起きたできことかもしれませんが、これが必ずしもあなた自身に当てはまるかは全く違う話です。


そして儲け話にのり失敗すると、友人、知人、家族からボロクソに言われます。成功するわけないでしょう。そもそも成功しているなら人に教えないと言う常套句が出てきます。私はこの意見には実は反対なんです。それは後で書きます。


さて、そして私の経験上、このような旨い話のビジネスで稼げる人の特徴としては、営業力、つまり顧客を作ることができる能力が高い人の成功話です。どのような旨味のある商売であっても、結局は何か商品を売ることになります。その場合、お客さんが必要になり、そのお客さんをどのように連れてくるかが成功のポイントとなります。話すのが苦手、友達がいない、紹介できる人がいない、という人は結論からすれば多くを稼ぐことは不可能に近いです。


営業が苦手でも、話すのが下手でも、なんとかして紹介をとれる人は、それはつまり営業ができる人であり、どこのどのような商品であっても売ることができます。そのようなごく限られた才能のある人においては、まさにひと月に1000万稼ぐことを実現することは可能です。


3. 自分が営業マンであるならば。。


一方で、営業マンの立場から考えた場合、営業のトークをする際にお客さんに対して、「社長、うちの商売は100人いたら1人だけ成功しますよ。」と伝えることはしません。そのような営業を社長が聞かされても誰もやりたいとは思えないからです。つまり営業マンの視点は逆で、その1人を100人のように伝えることが営業マンの仕事といえるでしょう。


ごく一部の例外を除き、本当に儲かっている人は、2タイプだと思います。1つ目は奇跡的に儲かる仕組みを発見してしまう。もう一つは地道にお客様に手紙を書き、誕生日プレゼントを渡し、関係性を構築しながら、コツコツとアプローチして、増客することです。


そして、人間が一人でひと月にできることには限界があります。個人で1000万円レベルを稼げる人は、自分の分身を作ることができる人です。自分と同等レベルの営業ができる人を量産して、そのマージンが自分に入るような仕組みを作ることです。


4. 何事も経験してみる。


このような結論を書いていますが、私は儲かる話はあえてのってみることをオススメします。その理由は、商売の儲かる仕組みを理解することができるからです。1000万円を稼げる人が出てきた商売には、何か秘訣があると思います。つまり儲かる仕組みがあります。その核の部分は、本気でその商売に打ち込むことで身につけられることが多いです。外から見ただけでは、頭の理解はできても、実際に体験することによる理解は、その思考の理解の範囲を遥かに超えます。


ただし、ここで問題になるのは初期費用です。あまりの高額の授業料はお勧めしませんが、ある程度濃密なノウハウを入手するのに、数万円程度ではわかるはずがありません。目安としては、30万以上、200万円以下といったところでしょうか。そのビジネスで成功するつもりでやって、仮にそのビジネスに失敗したとしても、そのノウハウを吸収する授業料として勉強させてもらう事は大いに意味があります。大抵の成功しているビジネスの基本は別業種の儲かる仕組みを応用していることが多いす。そのことを考慮しても他業種の儲かる仕組みをお金を払い、本気でやることで身につけることで将来への投資につながると思います。


5. 成功とは失敗を重ねて手にするもの。


冒頭で出てきた内容で、うまい話のビジネスが成功するわけはないと反対する人は、確かに失敗はしないかもしれません。しかし、成功することもありません。なぜなら、成功は失敗をしてでも前に進みたいと思える人の前にしか現れないからです。


私の知人の社長は今度300万をかけて新しいビジネスに挑戦します。この社長はその前に2つのビジネスに失敗しています。しかし、私はこの社長は成功する道を歩んでいるように思います。なぜなら、成功とは失敗を積み重ねた上で手にできるものだと思うからです。


挑戦をやめた時がある意味で失敗です。


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