記事一覧
幕間閑話1~所長のひとりごと
気づけば7月ですね。色々と記事を作成しているのですが、手が遅くて・・・。定期的な発信をされる皆さん、凄いなぁ。
本命の記事はもう少し時間がかかるので、幕間つなぎを少し挟みます(^^;)
料理や絵画の玄妙さ 残像メンタルトレーニング(RCT)を主宰されている高岸弘先生が勉強会で、よく仰っていたのが、
美しい絵画をよく見てみ、”汚(きちゃな)い”色の集まりなんやで
と。美しい色ばかりを集
F1リーグのアノマリー1
F1リーグがついに開幕しましたね。今シーズンも熱い戦いを見せてくれています。
今回はFリーグにより興味を持ってもらうために、なんか理論的に説明はできないけど、こういう傾向あるよね。というものをまとめてみました(年寄りの自己顕示欲が暴走した。とも言います)。
アノマリーとは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こ
フットサルでGPSは使えない?ウェアラブルデバイスの正しい知識
近年のIT革命によってスポーツ科学の分野も大きく進化しました。サッカーやラグビーでは、GPSを用いて試合や練習中における選手の速度や走行距離を知ることができ、様々な場面に応用できるようになりました。
フットサルでもGPSを用いて、「選手位置情報を調べられないだろうか?」と思う方も多いと思います。
しかし、ちょっと待ってください!
GPSには使用上の制約があります。この制約を理解した上で
フットサルがサッカー選手育成に影響を及ぼすのか?に関する研究1
お久しぶりです。少し時間が空いてしまいました(汗)。定期的な更新は大変ですね。
さて、今回はフットサルに関わっている人、特に育成年代のフットサル指導者にとって非常に興味のある話題だと思います。現場レベルでも、「有益だ」、「悪い癖がつく」など喧々諤々の議論が毎日のように見られます。実は、このテーマは日本だけではなく、世界中で議論されていて、いくつかの論文でも発表されています。
Atakan C
現場で見られるゲーム分析の落とし穴1
研究の話ばかりでは面白くないので、少し現場の話をします。フットサルでもアナリストを目指す方が少しずつ出てきました。まだまだ、予算的な側面でアナリストだけで生活ができる環境ではありませんが、大学生チームではちらほらと見かけます。
分析は必ず行われている フットサルだけではないのですが、ここ最近のマスコミによるマーケティング(印象操作?)が効きすぎたせいか、データによって勝敗が決するというような印
日本におけるゲーム分析研究1
以前、海外の研究を中心に紹介すると言いましたが・・・いきなり日本国内の研究を紹介します(汗)
鎌田 修平 , 八板 昭仁(2020)フットサルのゲームにおける攻撃結果とそれに結びつく諸要因との関連.九州共立大学研究紀要, 11(1), 31-38
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