見出し画像

【新連載】自主映画を、撮る。その1

ズバリ、表題の通りです。

この度、自主映画を制作する運びとなりました。高校時代からの好と、新たに卒業後出会った仲間達を加えた一大プロジェクト。note読者の皆様にも、是非この感動と興奮をシェアすべく記事に認めた次第です。メイキングモノや裏側エピソードがお好きな方は特に必見、映画を愛する中高生映画部員/同行会員方がおられましたら迷わずご一報下さい。

エピソード0。

話は、高校時代まで遡る。以前どこかでチラッと触れる機会がありましたっけ、主宰は吹奏楽部に籍を置きながら映画部の幽霊部員として活動しておりました。今はなきYahoo!ジオシティーズ、誰が見る訳でもないのにブログを拵え架空の映画台本を掲載してみたところ。すぐ隣のクラス数名に見つかり見事ヘッドハンティング(※華麗なる記憶の改ざん)。

現在まで続く友好関係がスタートした。好事家の皆様にはお馴染みの事実ですが、映画プロデューサー・一瀬隆重氏もまた母校映画部のOB。しかし氏の卒業後映画部は長らく活動休止状態にあり、いわば主宰達の世代で本格的な立て直しに着手した形。デジタルビデオカメラ全盛の時代に、8mmで撮影。映画甲子園やその他コンテストで多数入賞を果たす。

「楽しいからやる」を合言葉に。

受賞式の為、学校行事をサボって東京まで行った。幽霊部員なのに公休申請まで通してもらい、お台場でめちゃイケのインサート映像っぽいアングルを探し記念写真を撮った。年に何十本何百本と映画を観てきたような人間では決してない。それなのに音楽制作、演出、作品出演はおろか監督作まで撮らせてもらって。本当に心から楽しかった。

先日、数年振りに同窓会が催されビデオ通話で参戦。巨大スクリーンに思い出の映像達が流されノスタルジーな気持ちに。そこですかさず「実は俺、新作映画の構想があって」と魂の一手。入稿時はまだワクチン普及の甲斐あってか、新規感染者数は低水準をキープできている。しかし着実に人足は増え街はコロナ禍前の活気を取り戻しつつあり。これはリバウンドの前触れか。

「やるなら今しかねえ」。

作品コンセプトにも大きく関わってきますので詳細は控えますが、しかし「撮りたい作風」と「撮りたいタイミング」とがガッチリ噛み合った感覚が2021年様々な場面で幾度とあって。この辺りは次回以降で、より踏み込んだお話がしていけたらと思っております。そりゃあ一大プロジェクトですから無茶苦茶もったいぶりますよ、気付いたら誰も読んでないかも。

基本軸は先述の「メイキング」「舞台裏」話を中心に、たまに冗長な昔話を挟み込むいつもの過去回顧型おじさんムーブをかましてまいります。主宰もすっかり年を取りました、最近物忘れが特に酷い。ある意味では備忘録の意味合いも強い、うっかり防止目的でメモ書きを始めたつもりがそれすら失念してしまうんですからたまったもんじゃない。

(次回へ続く)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?