東京クレバス

ボクはメンタルな部分で頂きに行けなかったけど
心が冷えきったようにクレバスに墜ちてたったんだ
精一杯 歩こうとしても
容赦無く背中を押されるから

ボクは弱く、それでも美しい描写は無くならず
過去を知る誰も見つけられない私になって
微笑むから、渋谷スクランブル交差点の中も
ねぇ 声かけたくなるぐらい何もかも変わったのよ
ようやく 正しく居られるように…

恋も恥ずかしながら 片想いでもそれなりにしたさ
いつか理解がボーダーを越える信じ 凍える中
クレバスの底から這い上がり
青空の在処を知ろうとした

ボクは嘘を、本当へ導きたくなかっただけで
過去を消し去って あの日のボクはとうに殺して
私になり、夜明け頃の歌舞伎町を歩く日には
そう 私は死んだことになってるから 恋をしても
結局 あなたのにはなれなくて…

振り向いてもらえなかった夜を棄て
振り向いてもらえるようになっても
私には朝は二度と来なくても 微笑むのは

ボクは弱く、悪夢に押し潰され バカにされた日々
とうに失脚した過去にボクは戻らなくていい
私になり、レインボーブリッジの真ん中を行くわ
歌いながら 踊りながら 橋の光を集めたら
志半ば 贅沢に笑み
強くなった私で恋も叶え 夢を見て 奇跡を知り
東京クレバスに墜ちて帰るわね…

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