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遺言書を書き始めました

 こんにちは、こんばんは、おはようございます。または、初めまして、お久し振りです。櫻屋敷です。訳あって、遺言書を書き始めました。

 皮膚疾患、良性か悪性か、まだ判別が付きません。判別の為に大学病院で患部の切除をするそうです。悪性で、万が一、入院になってしまった時のことを考えての遺言書です。しこりが無い為、悪性だとしてもそこまで進行していないはず。それが、先日行った皮膚科の医師の診断でした。

 今後はその医師が紹介状を書いた大学病院での治療になります。さすがに付き添い人がいた方がいいとのことで、次回の受診には障害福祉の支援員さんが来てくれることになりました。恐らく、大学病院の受診の際も付き添い人が必要になってくるかと思います。かなり細かく診てもらいましたが、大学病院に行かないと、悪性だった時の対応が難しいらしいです。

 先日の受診も、本当は障害福祉の支援員さんに付き添ってもらう予定でしたが、なかなかスケジュールが合わず、精神科の主治医の勧めで1人で行くことを決めました。大きい病院だったのですが、私たちの他にも大学病院の紹介状を書いてもらっている人がいました。バスと電車で頑張って行ったのですが、大学病院はもっと遠い……。1人では通い切れそうにありません。

 とはいえ、1人で大学病院に行くしかないタイミングがいつかやって来ると思うので、覚悟はしておこうと思います。数年前、大学病院で親知らずの抜歯をしたのですが、その時は全身麻酔で……また全身麻酔で切除するのかな、と思うと、少し気が重いです。でも、局所麻酔で患部を切除することに耐えられない気がしているので、要相談、というところです。

 次回の受診は6月の頭。それまでは好きなことをして過ごそうと思っています。次の受診が終わったら、気が重くなってしまいそうで。それまでに遺言書を書き終えておこうと思います。切除した患部を病理検査して、良性であれば、その遺言書は記念品にする予定です。悪性であれば、覚悟を決めます。ただのほくろだったはずが、経過観察だったはずが、いつの間にか。

 人生、いつ何が起こるか分からないもので。私たちは年代で言うと青い方ですが、きっと終わる時は年代とか関係ないのでしょう。万が一があれば、父を遺して逝くことになるかもしれません。私たちに出来る、ただ1つの親孝行が、父のことを見送るまで死なないことだったのに。病理検査の結果が出るまで、逝くことばかり考えてしまうのだと思います。

 貯金を誰にどれくらい分けるか、所持品をどうしてほしいか。その辺りはもう遺言書に書いたのですが、書き上がるまで何日掛かるか。まだ分かりません。ただ、万が一の時は、未完成の創作の作品は、ネットでフリー素材のように公開しようと思っています。終わりまで誰かに紡いでほしい。大きな病院の医師が大学病院へ紹介状を書くということは、そういうことなのだと思います。遺言書も何もかも、笑い話で終わることを願って。

 近いうちに、人格さんの紹介をしてみたいな、と思います。大家族なのでどれくらいのボリュームになるか……。お楽しみに。

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