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仮免試験合格

 先月から自動車学校に通っており、昨日、終了検定(所謂「仮免試験」)を受けました。技能試験は無事通り、残すは学科試験のみという状況でしたが、本日、その合否が発表され無事に合格しておりました。まずは第一段階クリアといったところでしょうか。とりあえずは一安心です。

 昨日受けた試験を振り返ってみると、緊張していたなぁと思います。技能試験の受験者はATとMTで自分を含めて6人でした。AT車に3人、MT車に3人といった感じです。自分はMTのトップバッターでした。「2番目以降だったら雰囲気掴めてよかったのになぁ」と思っていたのですが。とにかく、これまでの教習で積み上げてきたものを、ひとつずつ思い出して出していくまでです。幸いにも、担当試験官が先行学科や技能教習で何度かお世話になった指導員さんだったので、この点では少しだけ安心できました。

 エンジン始動~発進、これはいつも通り順調に出来ました。続けて指定速度での走行ですが、数キロ誤差があったと思いますが、これもクリアできたのだと思います。そして最大の失敗をしてしまった坂道です。上り坂途中に停車させた時に、エンジン音が消えたように感じたのでイグニッションボタンを押したところ、エンジンが停止する音が。緊張からストールしたと勘違いしてしまっていたのですが、別にストールしていなかったのです。「わっ!?」と思い、すぐさま再始動で復帰です。その後の坂道発進は後退することなく問題なくクリア。次にクランクとS字です。教習の時から、クランクはほぼほぼ大丈夫だったのですが、S字に若干の苦手意識がありました。視野を広くとって、通りたい先を見据え、クラッチで微速度制御を行って、ノロノロと通過していきます。幸いにも縁石に接触したり、乗り上げることなくクリア。あとは踏切ですが、これは難なくクリアです。
 自身の走行が終わった後は、2人目の方の試験中、停車場所近くのベンチで待機。3人目の方の番になった時に後部座席に乗り込みます。後ろから見ていると、口を出したくなってしまいますが、そんなことはしてはいけません。共に免許取得を目指す同志ですから、上手くいくといいなぁと思っておりました。

 一通りの技能試験が終わったあと「14時に第二教室に集合ね」と言われて一旦解散です。まだまだ時間があるので、近くのコンビニでおにぎりを買い、ロビーでもぐもぐしながら時間を待ちます。集合時間の5分前になったので教室に向かいます。そこで、担当試験官から技能試験の結果をひとりひとり聞かされます。トップバッターだったので、こちらも最初に呼ばれました。技能試験の結果は合格! 注意点として、坂道に向かう前の合図を出すのが遅かったところと、障害物を避ける際に間隔を取りすぎなところを指摘されました。なるほど、気を付けねば。というところで、次は学科試験です。学科試験は15時開始とのことで、それまでは最後の復習です。とりあえず、出来ることはやっておきます。

 時間になり、学科試験開始です。頭から最後まで、回答欄がずれてしまわない様に、慎重に進めていきます。問題集を解いていた時にわかっていたことでしたが、30分の試験時間に対して、10分経たないくらいで全問終了してしまいました。ここで見直しです。勢いで問題を読んで進めてしまうと、読み違いや解釈を間違ってしまっている可能性がありますから。これも常々感じていたことですが、学科試験の問題は、知識を問うという面は当然としてあるとは思いますが、それ以上に、問題の意味や日本語を理解できているのかという判断も求められているような気がしてならないです。例えば「図のような手信号の警官に並行し交差する交通の車は…」という問題です。「並行し交差する」とは言いかえれば「対面する」です。わざわざ回りくどい記述にして、回答者が正しい判断を出来るかどうかを試しているのだろうなと。そんなこんなで学科試験も終了です。試験監督官の指導員さんから「合否は明日の15時以降にわかりますので、それ以降に電話で確認してくださいね」との案内が。そして今日にいたり、無事合格といった流れでございます。

 冒頭にも書きましたが、これで第一段階クリア。次からいよいよ路上教習です。しかしながら、一番最初の路上教習が夜間になってしまっており、夜間走行は所内の教習でやっているものの、今からドキドキです。とはいえ30年以上住んでいる土地の道路なので、土地勘だけはあります。これだけは安心ポイントです。ここまで反復になったりすることもなく順調に進んでこれたので、第二段階の路上教習も順調に進みたいところでございます。

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