コツク

こんにちは。自給自足を目指して長野県へ移住し14年。14年、、何やってるんだ?勇気を持…

コツク

こんにちは。自給自足を目指して長野県へ移住し14年。14年、、何やってるんだ?勇気を持って、イヤ腹を決めて一歩を踏み出す日記、雑記です。

最近の記事

農業、、学校、、、

3月16日から農業に転身し早1月半、、スナップエンドウの播種に稲の苗作り、畑に肥料をいれ、ビニールハウスを設営、トラクターでの耕し作業、、あっという間の1か月となりました。 その間に家庭でも様々なことがあり、おねーちゃんが学校へ行かなくなりました。笑。楽しくないと、、 僕が農業に転身した理由も人生楽しいと思うこと以外やらない、やりたくないことや心地の良くないものをやらなければならない必然性がない、といった思いが強くなり決めた決断でした。。なので、娘にも「行きたくないなら学

    • 就農して2週間、そして4月

      就農して早2週間が経過しました、その間全くノートな記録出来ませんでした。何故なら夜すぐに寝てしまうから。笑。 百姓とはよく言ったものです。本当にあらゆる能力が必要です。頭、躰、精神、本当に5感を使って仕事をするため、帰ったらバタンキューです。 収入減を補う為朝は乗馬クラブにお掃除、土曜日はカフェケーキショップでアルバイト。トリプルワーク、いや今風に云うギグワークでしょうか?僕は毎日がとても楽しく感じます。 仕事が楽しいと休みなんて要らなくなるのですね、、、本当に新鮮な感

      • 就農2日目

        本日の作業は午前中は肥料撒き、午後はひたすら雑草取りでした。肥料はリュックサックの用なバックの中に肥料を約20キロ入れ、手動で撒いて行きます。完全にトレーニング、笑。土も柔らかい為、足腰バッチリ鍛えられます。均等に撒くの難しい上、約4種類の肥料を撒くのです。何も知らないで食べていたスナップえんどうの畑はこんな苦労の末に頂いているものでした、コックをやっていた者として心から農業をやって良かったと思いました。 でも、現実は経済面においては辛いことばかり。今年は特に昨年の年収に応

        • 祝、初入園!

          昨日、就農一日目を迎えました!まだ寒い時期とあり、当然収穫作業などではなく、これから迎えるシーズンの準備です。昨日はミニトマトの畑の片づけでした。 前年に植え、育ったトマト苗は大きく育ち。秋から冬にかけて完全に乾燥した状態になります。その枯れて乾燥した枯れ枝をつぶしては軽トラに乗せ、開けた田んぼへ移動。そこで風のない穏やかな日に焼きます。 昨日は長野県は大変天気が良く本当に最高の初日となりました。遠く浅間山、八ヶ岳、アルプスが望めます。最初この農園さんを訪れた際に、この景

        農業、、学校、、、

          令和版 泥臭い生き方、、

          しばらく投稿できませんでした。今月の15日にてホテル業を卒業します。約15年間のホテル業でした。この間には、東日本大震災、今回のコロナと、観光業、強いては嗜好、娯楽産業に対する自分の考えが大きく変わり続けた10年となりました。 観光業は脆いな、、思い続けた10年でした。世の中の全ての人は突き詰めれば、今日一日を平和に過ごすために動いています。働いていると言わないのはその言葉のしっくりする定義が自分の中に無いからです。働くとは、「はたが楽になること、」つまり「他人が楽になれる

          令和版 泥臭い生き方、、

          どんな人生も肯定して生きるには

          どうしていつも今だけを見て生きられないのだろう。ついつい考えるのは過去のこと。あの時、AではなくBを選んでいたら、、全ては選択の延長線上にある以上、過去には意味がなく、その時その瞬間のベストを選んで誰だって生きている。勿論、軽はずみな選択や時代の問題、様々な外的要因によって振り回されることはあるだろう。でもその結果選んだ選択が、いや選ばなければならなかった選択が生きる道だったのだ。そのはずなのだが、、 少なくとも現代の日本に産まれたこと、これ以上の幸福があるだろうか?ミサイ

          どんな人生も肯定して生きるには

          番外編 僕の好きな詩

          ぼくの書いている文章を読んでくださる方は知っている方も多いと思いますが、本当に大好きな詩があります。大好きな本に紹介されている大好きな詩です。 「あなたの子供は、あなたの子供でなはない。彼らは、人生そのものの息子であり、娘である。彼らはあなたを通じてくるが、あなたからくるのではない。彼らはあなたと共にいるが、あなたには屈しない。あなたは彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。何故なら、彼らの心は、あなたが訪ねてみることもできない、夢の中で訪ねてみることも

          番外編 僕の好きな詩

          農家の一年

          先日農家さんに面接に行った際、一年のスケジュールを説明された。それを聞きながら僕は「一年のスケジュールが決まってるってすごいな~」とぼんやり考えていた。今まで行っていたホテルでの調理の仕事はもちろん季節により変動がある。そして曜日によっても天気によっても。そのため一年単位での仕事のスケジュールは予約次第なので立てられない。基本、他力本願なのだ、、 でも農業は作る作物により最適の植え付け時期が、自然のリズムで決まっている以上、すべてがある程度の計画を持って実行されていく。勿論

          農家の一年

          子育て

          なかなか必要年収の計算に移れない。それは今自分が考えていることが正しいとは限らないから。つまりそれによって必要経費が変わってくる。今我が家には中学1年のお姉ちゃんと小学5年生の弟がいる。もういわゆる思春期に入っており、お互いに必要なのは介入し過ぎないこと。親離れ、子離れ、、 それぞれにもう一人の立派な人間だし好きなこと、得意なこと、休日の時間の過ごし方から寝る時間まで全てに自分のペースがある。こうなってくると親が出来ることは子供が話しかけてきたとき、また反応を求められたとき

          農家さんとあって

          昨日農家さんとお会いしてきました。履歴書を持参して伺ったので一応面接でしょうか?でも大きなビニールハウスの中で、昨日はとても寒かったこともあり、かごをひっくり返した椅子に座って缶コーヒーをいただきながらたっぷりとお話しました。。 お会いしてすぐに同年代ということもありとても話しやすく、自分が将来自給自足を目指していること、なぜ農業をしたいのか?作りたい野菜は?農家さんの一年は?等々自分の考えを述べると共に質問にもお答え頂きました。 その後、ご夫婦が持っている畑、田んぼを見

          農家さんとあって

          番外編

          今日は農家さんへ初の面接に行きます。農業を始めるパターンは多くあるとおもいますが僕はやはり自分のやっていた調理の仕事を考えたとき、自分で独学するよりも見て、また教えてもらったほうが効率が良かったように思いますので就業農家という形をとることにしました。また情報や人との繋がりが出来ることがとても大きな魅力です。情報は専門家から聞くのが一番有効性が高いです。 ただ、ここで条件をいくつか考えます。 *まず将来の自給自足のための就農であるときちんと考えること  *その為、多品種の

          庭のキジ

          具体的な必要年収を考えたい。でもその前に僕が最終的に目指すのは自給自足という点を改めて心に誓いたいと思う。つまり理想は年収などという概念とは無縁の世界に行きたい。1年間食べて行かれる必要経費という感じ。幾らだったか?などとはもう考える必要はない世界。うちは長野県の田舎なので庭に毎日のようにキジが餌を啄みにくる。キツネもいるし先日は犬の散歩途中にカモシカの動画が撮れた!さらに狸、熊、アナグマにテン、もちろん野鳥や虫は沢山いる。 自給自足って言うとうちの奥さんも含め皆、「えっ、

          庭のキジ

          続年収の・・・

          さて前回も年収についての考えについて触れた。もう少し自分の気持ちの整理の為にも深堀してみたいと思う。大学を卒業し一括して就職する。学生だって人間だからみなが22歳で社会に出られる状態とは限らないのに。。 いやそもそも人間に課せられた使命は生きることのみ。だってそれ以外はレジャーでしょ?楽しいのはレジャーの瞬間だけ?うちの犬、コーギーなのだが見ていると食べて、散歩して、それ以外の時間はほぼ寝ている。。笑 動物って基本省エネなのだ。余計なエネルギーは使わない。勿論、ペットはえ

          続年収の・・・

          仕事、、稼ぐ、、

          仕事をしてお金を稼ぐ。当たり前のことだと考えてきた。大学在学中くらいから?いやもっと以前からか、年収という言葉がいつもアンカーのように心の奥底に引っかかってきた。年収○○ないと厳しいぞ!年収○○を目指して、、等々。 だから自分の価値はこの年収、つまりはお金とイコールのように考え、そして実際自分も何か仕事を選ぶ際、当然判断の基準としてきた。でも、、これは当たり前ではなかった。 最近強く思うことがある。人生は楽しむためにあるのだ。今日朝起きて寝る時間までの間、楽しくなくてはな

          仕事、、稼ぐ、、

          東京

          東京を離れて14年。長野県との距離はわずか150キロ、高速道路を使って2時間。とても近い。高層ビルより山が好きで東京のマンションから空気の澄んだ秋の朝に遠く、富士山や山のシルエットが見えると心が弾んだ。そんな子供。これって変わっていたのかな? でも人間本当にないものねだりなのだ。最近、なんでもない東京の風景が無性に懐かしい。駅からの商店街、小さなグランドの学校、電車からの風景、遠くに見える焼却炉の煙突、ガスタンク。大きな団地群。桜が一杯になる水のない川にタコのすべりだいがあ

          自立と依存

          最近何かを考える際考える二つのキーワード、それが自立と依存。。自分はきちんと自立出来ているか?依存していないか?これを判断基準に自分の行ないが正しいか考えている。この写真の一匹のテントウムシは確実に僕より自立し、誰にも依存していない。より大きな動物や虫、あるいは人間に殺されてしまう危うさを抱える代わりにこのテントウムシには無限の自由がある。何かを代償にしなければ物事は両立しえない。表と裏、光と闇、お金と時間、スピードと心、、 1980年生まれの自分にとり教育の過程で依存する

          自立と依存