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仕事、、稼ぐ、、

仕事をしてお金を稼ぐ。当たり前のことだと考えてきた。大学在学中くらいから?いやもっと以前からか、年収という言葉がいつもアンカーのように心の奥底に引っかかってきた。年収○○ないと厳しいぞ!年収○○を目指して、、等々。

だから自分の価値はこの年収、つまりはお金とイコールのように考え、そして実際自分も何か仕事を選ぶ際、当然判断の基準としてきた。でも、、これは当たり前ではなかった。

最近強く思うことがある。人生は楽しむためにあるのだ。今日朝起きて寝る時間までの間、楽しくなくてはならない。だから楽しくないのであれば年収が高くとも選択する基準とはならないのだ。そうだったのだ。

それでは子育ては?生活は?楽しく生きれたらと誰もが思っているよ。。でもそれが難しいから皆満員電車に揺られ駅前で一杯ひっかけて帰るのだよ、、イメージの刷り込みって怖い。僕が育った時代はそれが当たり前、つまり社会生活とは我慢の上に成り立ち、満員電車には乗るものだと勝手に考えていた。思考は現実化する。知らないうちにそのレールに乗る。で、今がある。

幸い僕はそれが出来ないと自分で分かっており東京から長野県へ移住した。満員電車には乗らずマイカー、または自転車で出勤している。でもレールにはしっかり乗ってしまっていると気づいてしまった。田舎生活が何か見直されつつあるが思考方法や価値基準をしっかり整理してからやらないと結局田舎でオシャレに生活し出してしまう。結果、その生活維持にはお金が必要になり東京にいるのと根本的には大差のない生活になる。

先週退職届を出してしまった。そこそこ大きいホテルの調理課長だった。中学1年のお姉ちゃんと、小学5年性の子持ち。住宅ローンももちろんある。。でもね、楽しく生きるために一歩を踏み出すと決めた。生活をぐちゃぐちゃにしようとなんて勿論思わない。ただ必要なものと不必要なものを取捨選択しきちんと人生を組み立てて行こうと思う。価値基準は楽しいかワクワクするか。

仕事は農業をベースにしたい。長野県は農業王国なので仕事はたくさんある。勿論お給料は比べられない。理想ばかりではないのはこの年齢ならよくわかる。でも一歩を踏み出してみよう。自立と依存しない生き方を始めよう。

将来子供が大人になったとき、もっと周りが見えるようになったとき、お父さんは楽しんで生きているよ。と伝えよう。それが親が子に伝えたれる唯一のことなのかもしれない。。 


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