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番外編

今日は農家さんへ初の面接に行きます。農業を始めるパターンは多くあるとおもいますが僕はやはり自分のやっていた調理の仕事を考えたとき、自分で独学するよりも見て、また教えてもらったほうが効率が良かったように思いますので就業農家という形をとることにしました。また情報や人との繋がりが出来ることがとても大きな魅力です。情報は専門家から聞くのが一番有効性が高いです。

ただ、ここで条件をいくつか考えます。

*まず将来の自給自足のための就農であるときちんと考えること 

*その為、多品種の野菜をつくっており、かつお米の生産をしていること。

*最低限の生活がきちんと確保できること。

*我が家の自給率を少しづつ向上させることができること。

目標はあくまで自給自足にありますので自分でやった際にはどんな形で出来るか?また優先順位はどうなるか?などただの作業ではなく将来と結び付けた考えを持ってやっていきます。僕は野菜作りと養鶏を組み合わせた生活をしたいと考えています。その到達地点への現在地も常に意識しながら取り組みます。

自給自足には単一品種を大量生産するのではなく、多品種を少量生産するのがよいと考えます。これはもちろん毎日の食生活が豊かになりますし栄養価の面でも良い。お米は当然毎日の生活の糧、そして冬期期間にレストランで提供することを想定しています。

現在のサラリーマンの生活から一気に自給自足へ、という選択も無くはないでしょう。でも僕は少しづつ自給率を高めるという方法を取ってみます。今までスーパーで買っていた野菜、お米を現物で頂き、お金の存在感を生活の中から今よりも薄くしていくというイメージ。別の言い方をすれば自立の度合いを高めていくということ。これは最低限の生活の維持とともに自分の生活ステージを変えていく作業でもあります。段階として食の自給から。そして一歩づつ水資源、エネルギーと自給へ向かいたいです。

以上を考えた上で今日、農家さんとお話して参ります。農家さんへの就職はもちろん人生で初めて。でも一歩を踏み出す良いご縁があればと思います。長野県は農業大国、また時期もこれから春を迎えるにあたり農業求人は無数に出ております。そのなかでネット検索で書かれている求人情報からこの農家さんを選びました。勿論採用して頂けるか全くわからいのですが少なくとも自分で選んだのは確かです。ご夫婦でされている小さな農園。全くのゼロベースから就農7年目の38歳の方々です。とてもお会いするのが楽しみです。企業へ面接に行く際に楽しみに感じたことってあったかな?何か少しづつ違う世界へ近づけている感じがします。では行ってきます。

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