#バンド
Torture Garden - Naked City
1990年作。邦題は拷問天国。ジョン・ゾーン関連の作品では一番好きかも知れない。グラインドコアとフリージャズの融合はブルータルトゥルースよりも先鞭をつけており、2024年のいま聴いても刺激的。マイクパットンばりの狂ったシャウトはボアダムズの山塚アイ。
Big Black – Racer-X (1985) [Full Album]
RIPアルビニ。
ロカビリーの影響下にあるギターリフのほどよいポップ感。リズムマシンならではの単調なグルーヴ。ジム・フィータスばりの荒いボーカル。やはりビッグブラックは最高にかっこいい。
アルビニで思い出すのは、某エンジニア兼プロデューサーが日本の音楽雑誌でボロクソにこき下ろしてたこと。「言行不一致の嫌なやつだよ。いじめられてた奴が大人になって警官になって威張るのと似ている」「メジャーはクソだ
ニュージーランドのごった煮バンド - Fat Freddy's Drop
レゲエ、ダブを基調にジャズ、テクノ、ラテン、ソウルetcなどを貪欲に融合させたバンド。打ち込みとサンプリングの多いジャンルだからこそ、多人数バンドは貴重なのだ。ベースの太さ、リズムの音の揺れがプログラミングとは違った心地よさを感じさせてくれる。もっとも、クラブで踊ったりするときは生の音よりもプログラミングされたジャストかつループ色が感じられる方が踊りやすいのだけど。
現在のメンバーは8人。ボーカ
マリリン・マンソンよりも遥かに音楽的才能があるのに……VAST - Visual Audio Sensory Theater (Full Album) 1998
厳かなオーケストレーションから始まり、電子音とディペッシュモード風のリズムが入り、90年特有の厚みのあるギターが鳴る。ボーカルと歌メロはアリスインチェインズっぽさがあるのがまた好みだ。
2曲目はラジオ頭風の出だしから聖歌をサンプリングした壮大な展開に……vastことジョン・クロスビーは若干22歳ながら全曲のソングライティングを含めてかなりの部分を一人で作り上げた逸材。
しかしながらアルバムはヒ
オールドスクールな不良の音楽 - Guana Batz - King Rat - (Live at the Klub Foot, London, UK, 1987)
イギリスのサイコビリー殴り合い(レッキングだっけ?)をする客は80年代からいたのだな。下品で悪そうな音はヒップホップやブラックメタルとはまた違った暴力的な方向性を隠そうともしていない。
これは最高に頭の悪いロック - In/Humanity - live at The Jam Room 1995
愛すべきアホたち。ライブが始まる前からニヤついてるボーカルが良い味を出している。私服なのか、本人としてはドレッシーに決めたのかわからないようなファッションも高得点。
ステージというよりは、どこかの隅っこに機材を運んでライブをやってるのもパンク。座ってる客にスタンディングを要請するのもパンク。モッシュの有無ごときで文句を言ってる日本人はパンクじゃなくてただのプンク。
曲は短く、アナルカント系のグ
Gorky's Zygotic Mynci - Bwyd Time (FULL ALBUM)
読み方はゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ。ウェールズ出身のサイケバンドである。アウトサイダー・アート然としたジャケットからして新興宗教じみたかほりが漂う。当然中身も一筋縄ではいかないものだ。こんなに珍妙でヨレたサウンドをせいぜい20歳くらいのメンバーで作っていたのはある意味早熟ではなかろうか。やっぱ親がヒッピーだったとか?
彼らが活発に活動していた頃は。UKではブリットポップが全盛だった。オエ
日本人女性で構成されたグラインドコアバンド - Flagitious Idiosyncrasy In The Dilapidation
そいや、LAST DAYS OF HUMANITYのライブってどんなんだろう思ってyoutubeで検索したときに見つけたバンド。
ステージで唸ったり絶叫するのは、ジムでストイックに走ってそうな女の人、腹筋が見えてるから実際に鍛えてそう。他のメンバーも女性のみで、血生臭いこのジャンルにおいてはかなり貴重な存在だと思う。
https://youtu.be/1eZqMMQBXp8?si=cbfBzn