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僕はなぜマレーシアに留学したのか

この日記ブログを始めて62日目ですが、そういえば自己紹介やマレーシアに留学している理由を書いたことないなぁと思い今回この記事を作成しました。


自己紹介

まず初めに自己紹介から、ぼくの名前は「さく」です。現在マレーシアの大学に正規留学しており、今はファンデーションinビジネス=プレユニバーシティコースで学んでいます。1年間のファンデーション終了後、学部に進む予定です。
(*マレーシアは元イギリスの植民地で英国式の教育システムを導入しています。そのため学部課程は3年です。日本人は直接学部に進学することも可能ですが、大学や学部によってはファンデーションが必須の場合もあります。)


なぜマレーシア

次にマレーシアに留学している理由を話します。

そもそもぼくは日本の大学を目指して受験勉強をしていて、留学したいとは思っていましたが、海外大学に直接進学するという考えはありませんでした。

転機は3月9日、志望校に落ちました。滑り止めなしの一本勝負だったので、そこで浪人か就職か、はたまた別の道かの選択を強いられました。一番現実的な浪人に関しては、もちろんその大学には行きたかったですが、受験勉強に貴重な若い時代のもう1年を使う価値があるかと考えたらかなり覚悟のいる決断でした。

そんな時姉から「海外の大学は?」と聞かれ、一気に視野が広がりました。
「確かに留学したいと思っていたけど、大学在学中にできるとしても数カ月から1年だけ、なら最初から入学すればいいやん!」

気持ちが晴れたはいいものの新たに浮上した問題は、お金と英語力でした。当時の英語力は受験勉強のおかげでリーディングはそこそこだけどそれ以外はてんでダメでした。さらにお金に関しては絶望的で、主流な留学先である米加豪なら1年に学費と生活費込みで日本の国公立大学の4年分の学費を越えてきます。

「やっぱり浪人か、、」そんなときにあるエージェントからマレーシア留学の存在を聞き、
・英語を使用している
・多民族 多宗教国家で多様性に富んでいる
・学費と生活費が比較的安い
・成長中の東南アジアの中枢である
・気候が安定している
・東南アジアの中心に位置しており他の国へのアクセスがいい
を主な理由にマレーシアに決めました。特に自分が通う大学は世界130カ国以上から留学生が集まっており、世界中に繋がりを持てることが最大の魅力でした。

留学手続き

留学すると決めたら次は手続きです。合否判定には高校の成績とIELTSという英語能力試験の結果が必要で、基準に達していれば合格です。
あとは健康状態の自己申告書やビザの用意です。大使館に行かなくてもオンラインでビザは取れます。ただ僕はエージェントを利用したので詳しい申請方法は分かりません。他の日本人留学生に聞けばエージェントを使っていない人もいるので自信があれば自分で出願からビザの用意までできます。

IELTS

マレーシアの大学に進学するにおいて最大の障壁はIELTSです。IELTSとはInternational Language Learning Test Systemの略で、1から9まで0.5刻みのスコアで評価される英語能力試験です。大学や学部によりますがファンデーションなら4.5-6.0、学部なら5.5-6.5のスコアが求められます。正直4.5なら受験勉強を基礎に少しIELTSの対策をすれば取れますが、そのスコアで入学すると授業で大変だと思います。なので僕はまずフィリピンの語学学校で3カ月IELTSの勉強をして、6.0を取ってからファンデーションに入学しました。ただやはりもっと高いスコアを取ってから行くべきだと思います。他の国の留学生は平気で7.0-8.0のスコアを持っているので英語の実力が段違いです。最悪4.5でも授業についていけないことはないですが、より高いスコアを目指すべきです。

空白の8か月間

マレーシアに来るまでの約一年間はフィリピン留学期間を除いてアルバイトしていました。某テーマパークや某国際空港、Amazon倉庫など計4つのアルバイトをしてマレーシアでの生活のために働いていました。
この期間は俗にいうギャップイヤーとして自分のためになることをしていました。


渡航

マレーシアについたらビザ承認用の特別な入国スタンプを押してもらう必要があるので注意しましょう。たまに違うスタンプが押されて空港にまた来ないといけないことがあるそうです。
2023年2月25日が大学受験当日で、2024年2月25日がマレーシアへの渡航日だったのは不思議なものを感じます。

実際にマレーシアに来てみて

では実際マレーシアに来てみてどうかというと、満足です。ビルとジャングルが共存している都市で、交通インフラも整っていて人も比較的親切です。さすが日本人が移住したいランキング14年連続1位の国。勉強に関しても、少なくともファンデーションの1学期目は特に問題なくこなせています。
自分が一番嬉しいポイントはその多様性で、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教の寺院が並んで存在していたり、いろんな国の料理があったり、いままで知らなかったことがたくさん知れます。

2か月でこれですから、この先どんな4年間が待っているのか楽しみです。


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