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三重のヒト、モノ、コト

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東京から遠き故郷三重を見ています。 三重の気になる人、物、事柄をnoteに残していきたいと思います。 (写真は三重の公式キャラクター兎の助くん)
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「三重テラス」で部活動が始まった!

「三重テラス」で部活動が始まった!

三重が好きになる。
もっと好きになる。
三重が好きになる。 もっと好きになる。| 三重テラス (mie-terrace.jp)

東京日本橋に在る三重テラスは、1階には三重の物産ショップとレストラン、2階は多くの人が集えるコミュニティスペースになっています。 2023年秋にリニューアルされ、美しく、より機能的になったスペースで始まっている三重テラスの各部を、このnoteを使って誕生順に紹介させて頂

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帰省の本能

帰省の本能

三重県生まれの三重県育ち、人生の50年を三重で暮らしてきた。
20代で一度東京の西っ側で住み、三重に戻って25年、また東京の東っ側に越してきて12年経った。三重と言っても例外的な伊賀地方で大阪のテレビ局の電波が入ってくる為一般的な三重の方言と違い周りがいわゆる「よしもと系」話し言葉。電車も名古屋に行くより大阪に行く方が近かったので家族も大阪で働いていた。兄弟も今でも関西に散らばって暮らしている。

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誕生日と命日と

誕生日と命日と

昨年七月に或る俳優さんが亡くなり、その後のSNSやコメント欄を見ていてそこから抜け出せなくなった。勿論私の日常はなんら問題なくいつも通りに進んでいたのだけど、ただひとつ私の頭の中をぐるぐる回り始めたのは「命」という一文字だった。命、生命、人生、と自分はどのように向き合って生きているのだろうかという疑問が湧いてきた。

厚生労働省が7月30日に発表した簡易生命表によると、2020年の日本人の平均寿命

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新たな書のかたち (着物布と)

新たな書のかたち (着物布と)

2021年、7月に太田穂摂先生から1冊の本が届いた。

「太田穂摂 着物地が語る書の世界
      書で巡る伊勢志摩 -西行から現代まで- 」

私が観覧した東京展 日本橋三重テラス(2021年1月19~25日)
ふるさと三重 伊勢展 外宮参道ギャラリー(2021年7月16~19日)
両展で展示された書作品の内 23点とその解説が掲載されている。

元々「書」と「着物地」を合わせることじたいが新

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隠(名張)の丁稚ようかん

隠(名張)の丁稚ようかん

丁稚ようかん、という菓子の名を聞いたことはありますか?

丁稚ようかんとはどんな食べ物か?! 羊羹のようにかっちり硬くもなく、一般的な水羊羹とも少しちがう。水羊羹は夏に売られる食べ物で、丁稚ようかんはお正月前後の寒い時期に食べる水菓子のような羊羹だ。コタツに入って温まった体で冷えた丁稚ようかんを食べる。地元ではコタツみかんと同じくらい定番の組み合わせだった。今もそんな風に地元で愛されているのかなと

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