サカキシンイチロウ

いつも明るく陽気でホガラカを心がけてもう60年。いつも明るく陽気でホガラカ!

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どんなときでもほがらかでいるためのホガラカなヒント、ときに毒

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マガジン

  • オモイデ

  • 食べるト楽しむ

    ホガラカな視点で食べるということを考えてみる。 ホガラカな視点でたのしむということを考えてみたら、こんなたのしいコンテンツになりました。 例えば「食べログ」のたのしみ方。例えば「おしゃれにプライバシーをたのしむことができるお店」の選び方。ときにちょっと毒を吐くかもしれません(笑)。

  • おいしい食べ物、たのしい食べ方

    おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。

  • タナカくんと上条毬男

    25年間付き合ってきた大切なパートナー。タナカくん。 彼には上条毬男というもうひとつの世界がありました。一世風靡したゲイ漫画家で、けれど晩年、その経歴から決別し新しい世界を切り拓こうともがきながら生きてきた人。ボクの知る限りの彼のことをここに残して行こうと思います。

  • サカキシンイチロウのおいしい手帖

    おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。

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なぜだろう、なぜかしら

なぜ? 子供たちはなにかにつけて「なぜ?」と言います。 うんざりするほど「なぜ?」「どうして?」をくりかえしながらさまざまなものを学んでいく。 「なぜ」の答えをひとつ知るごとに大人になって、いつのまにか「なぜ」と思うことをやめてしまう。 好奇心のかたまりが常識のかたまりになってしまうことで、つまらない大人として歳をとってく。 「なぜ?」って思い続ければいつまでも若くいられるんじゃないかなぁ…、って60過ぎてしみじみ思う。 そういえば「ほがらかなポータル」は「なぜと答え」

    • 名古屋のなごやで父のことを思い出す

      名古屋から東京に向かう新幹線に乗る前にひさしぶりに「松浦商店」 の「なごや」を買った。 父が大好きだった駅弁で、一緒に出張して名古屋から帰るときには必ず買って一緒に食べてた。 今ではすっかり珍しくなってしまった幕の内弁当で、料理のひとつひとつが丁寧に作られているのがオキニイリでね。 野菜の煮物は甘すぎず、塩辛すぎずのやさしい味わい。 豆腐の変わり揚げにホタテ風味のフライ、サワラの塩焼きとご飯のおかずにぴったりな日本の料理がしっかり揃う。 かまぼこ、甘い卵焼き、昆布の佃煮と

      • 揚げ物って油や脂があってこそ②

        食事を終えてお店を出たとき、お店に匂いがあったことに改めて気づくことがあります。 お店に入った瞬間にもお店の空気の香りにハッとすることはある。 けれどお店を出てもなお体にまとわりついてしばらくずっと漂う香りは後味。 タバコが吸えるお店から出るとタバコの匂いがついてくる。 あぁ、悪い空気を吸っちゃったって思って大きく深呼吸をしたくなる。 揚げ物屋さんから出ると油の匂いに、おいしいものを食べたと思えるときもあれば、体に悪いものを食べちゃったって思うこともある。 特に揚げ油が動物

        • 焼鳥三昧の岐阜の夜

          夜、岐阜で焼き鳥。 「とりぞう」という小さいながら繁盛しているお店で、朝びきの鶏を炭で焼く。 鶏ってなにより鮮度が大切。だから落としてから時間がたった銘柄鶏より、無名の鶏でも落としてすぐに食べればおいしい。 しかもそれを炭で焼くとなればおいしいに違いなく、店名の上にも入り口脇の提灯にも「炭火焼」と書いてある。 焼鳥屋じゃなく炭焼屋っていうのがステキ。 焼ける間をまずキャベツ。 キャベツの葉っぱの薄いところだけを集めて塩水をくぐらせ、一味唐辛子をかけたマヨネーズと一緒に食べ

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        • 月命日の夜、料理を作る

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        • オレさまなハラカド。新宿で夕食

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        • うつくしき富士山とシウマイ

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        • 新横浜からシウマイの香りとともにごあいさつ

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        メンバー特典記事

          毎日更新。よりホガラカにがんばります!

          2022年11月1日からはじめたメンバーサロンが、今日で一ヶ月となりました。 はじめたときには、毎日更新するのはむつかしいだろうなぁと思っていました。 なにしろひとりですることで、Facebookやブログは今まで通り更新しようと思っていたから…。 ところが実際、はじめてみると書きたいことが次々、思い浮かんで毎日、無事に更新。 メンバーの方々からの応援も励みになったこと、心から感謝いたします。 ありがとうございます。 ゲイとゲイカルチャーに関心を持つ人たちのためにと思ってはじ

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          ユニークなお客様、ユニークなお買い物の持つヒントを大切に…、という講演

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          ホガラカにごあいさつ!

          ボクはゲイです。 1960年生まれ。 還暦過ぎのシニアゲイ。 ずっと外食産業の経営コンサルタントとして生きてきました。 スーツを着てネ。 父の興したコンサルティング会社を共に業界一の規模に育て、継承しました。 つまりゲイの経営者。 ただ父が残した大きな負債に耐えられず会社は倒産。 ゲイの破産者に転落します。 50歳のちょっと手前の出来事でした。 その日、食べることに苦労しながらも30半ばからつきあっていたパートナーと一緒にがんばり、仕事も生活もなんとか軌道にのりました。

          ホガラカにごあいさつ!

        記事

          揚げ物って油や脂があってこそ①

          今日のお昼に食べたとんかつ。 香ばしくて甘い香りがおいしかった。 お店に入った瞬間に、そのおいしい香りがずっとただよい小一時間ほどの食事時間の間に服にしみこみ、お店をでてからもしばらくおいしい余韻をたのしめた。 すべてにおいて「脂」の仕業。 揚げ物って油や脂があってこそ。 その状態が「良い」ことがおいしい揚げ物が生まれる重要な条件で、だから油や脂に関心を持つのは大切。 それに今日のお店のカツのガリっと揚がった細かなパン粉。 昔のとんかつ専門店のカツの衣ってこんな感じだった

          揚げ物って油や脂があってこそ①

          出張前の鈴新とドトール

          出張前に近所でお昼。とんかつの「鈴新」にする。 カウンターだけ、13席の小さなお店。 カウンターの中が厨房で親子3人、家族でやっているお店。息子さんが料理を作りお母さんがご飯をよそおい汁をつけ、お父さんがカウンターの外で配膳。 お店に入ったばかりの頃の息子さんは無口にひたすら料理を作るばかりだったけど、今では大きな声でいらっしゃいませ、お待たせしました声掛けできる余裕ができた。気持ちいい。 カツ丼が3種類。いわゆる普通の「煮かつ丼」。出汁でとじた玉子をカツにかけて仕上げる

          出張前の鈴新とドトール

          30年近く前の今頃のコト

          タナカくんとはじめて会ったのは多分、今頃。 もう30年も前のコト。 知り合ったのはその年の桜の散りごろ。 インターネットのマッチングサービスで出会ったのです。 小さな写真とプロフィールにとても気になり、会いましょうよとボクから連絡するも忙しいからとなかなか機会に恵まれなかった。 あまり頻繁に連絡すると嫌われるかと思うも、1週間に一度くらいの頻度で、自分の生い立ちや趣味に近況と、付き合いはじめたカップルが話すようなことをメールに書いて送っていました。 返事があることもあり、な

          30年近く前の今頃のコト

          おいしい昼の〆はオールシーズンズコーヒーで…。

          おいしいお昼のおいしい〆をと「オールシーズンズコーヒー」にやってくる。 入り口脇に大きな焙煎機がおかれてて、工房の中でお茶を飲んでる感じがたのしいお店。 バエるプリンがインスタグラムで人気のようで、インバンドさんもやってくる。 ただ一時の熱狂的な混雑はなく、ほどよくにぎやか。いい感じ。 今日はチーズケーキを食べることにした。 四谷三丁目に支店があったとき、タナカくんといくたび甘いものをひとつたのんで分けることにしてて、いつもプリンにしようかチーズケーキにしようかで迷ってた

          おいしい昼の〆はオールシーズンズコーヒーで…。

          上等な洋食で月命日を偲ぶ

          月命日の今日。上等な洋食で偲びましょう…、と「西櫻亭」にやってくる。 伊勢丹の食堂街の一角の店。開店前から多くのお店に行列ができ、行列ができない数少ない店がここ。 ボクはここの料理が大好きで、なのにいつもほどよきにぎわい。洋食という料理そのものに爆発的な人気を生む力が今はないのかなぁ…、落ち着いた優雅なムードとよきサービスを堪能するには今の状態がむしろいいかもって思うことにする。 オキニイリは洋風弁当。 今日も迷わずそれをたのんでのんびり待ちます。天窓風に設えられた明るい天

          上等な洋食で月命日を偲ぶ

          ちあきなおみのことを書きたくなった

          先日、とんでもなく歌が上手い人がいるって内容で「島津亜矢」の話をしました。 書き終わって、そういえば昭和には本当に歌が上手い女性歌手がたくさんいたよなぁ…、って思った。 古いところでは弘田三枝子。 美空ひばりも上手いと言われる。 けれど弘田三枝子の伸びやかで妙なクセがあるわけじゃないのに個性的な声と歌い方が大好き。 よく歌ったなぁ…。 それから岩崎良美。 アイドル離れした歌唱力とビロードのような艶っぽい声。 彼女の曲はほとんど空で歌えるほど。 それに昭和の女性アイドルは

          ちあきなおみのことを書きたくなった

          スタバのヴィーナ。KFCの生誕祭パック

          朝の散歩の途中にスタバ。通りに面したテラス席が気持ちよく感じる季節が近づきました。 今夏の朝は蒸し暑かった。 コンクリートが蓄えた熱が一晩かかって空気をじんわりあっためる。 朝より日暮れの方が涼しく感じるところが都会の宿命なのかなぁ…、なんて思っていたけど、今朝はひんやり。 朝の空気は涼しく軽く、散歩するのも楽に感じる。 街路樹も徐々に色づきはじめています。 朝ごはんをとることにする。 ショーケースの中をじっくり見渡して、あれにしようかこれにしようかと考えていた。なかなか決

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          エビの料理のあれこやこれやを話してみましょう②

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          エビの料理のあれこやこれやを話してみましょう②

          新記を見上げて、お店の人と目があっちゃって…。

          どこで食事をしようかなぁ…、って四谷三丁目の交差点近くを歩いてた。 「新記もいいかなぁ」って見上げたら窓の向こうに馴染みのスタッフ。それで新記にすることにした。 2階にあがってお店に入り、さっきの人に「目があっちゃったから」って言って笑ってカウンターの席につく。 今日の町は不思議なほどに静かで、車までもが少なく感じてちょっとさみしい。しょうがない。 香港麺と小さな丼のセットがある。 汁なし、汁あり、麺が香港式に日式と好みを選んで注文できる。今日は汁なし香港麺。丼は排骨飯がい

          新記を見上げて、お店の人と目があっちゃって…。

          パインバーグディッシュで朝をはじめるオキニイリ

          新宿のびっくりドンキーで朝ごはんにする。 改装前は立派なエントランスがあって遠くからでもひと目でわかった。 今の入り口は控えめでちょっと寂しい感じがするけど、中にはいると一転。ゆったりとした導入部分から居心地のよい空間が広がっている。 わるくない。 座り心地のよいブース席。タブレットのオーダー端末が大きな木製メニューにとって変わってしまったけれど、まぁ、しょうがない。 タブレットのメニューは使いやすくてあっという間にオーダー完了。 のんびり待っていたら次々入り口で入店を

          パインバーグディッシュで朝をはじめるオキニイリ

          エビの料理のあれこやこれやを話してみましょう①

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          朝の〆のあんバタートースト

          食後になにか甘いもの。 アメリカ料理を食べると甘いもので〆たくなります。 最近の日本の料理は砂糖や味醂、甘み調味料を多用する。 それに比べてアメリカ料理は素材の自然な甘みをたよりに味を構築しているから、甘いものを体や頭が求めるんでしょう。 「トラヤあんスタンド」にやってくる。 半年ほどのひさしぶり。 お店がちょっとリニューアルされ、客席エリアの真ん中に設えられてたカウンターが小さなテーブルに置き換わり、使い勝手と居心地がよくなりました。 いい改装。 あんトーストをまず選び、

          朝の〆のあんバタートースト