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名古屋のなごやで父のことを思い出す

名古屋から東京に向かう新幹線に乗る前にひさしぶりに「松浦商店」 の「なごや」を買った。

父が大好きだった駅弁で、一緒に出張して名古屋から帰るときには必ず買って一緒に食べてた。
今ではすっかり珍しくなってしまった幕の内弁当で、料理のひとつひとつが丁寧に作られているのがオキニイリでね。

野菜の煮物は甘すぎず、塩辛すぎずのやさしい味わい。
豆腐の変わり揚げにホタテ風味のフライ、サワラの塩焼きとご飯のおかずにぴったりな日本の料理がしっかり揃う。
かまぼこ、甘い卵焼き、昆布の佃煮とずっとかわらず。ただ有頭だったエビから頭がなくなっていた。いまどきそれもしょうがない。

守口漬けが添えられているのが名古屋的にてそれもゴチソウ。なつかしむ。

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