「人に困ったことがない飲食店」という題目でセミナーをさせてもらって・・・
昨日、一昨日と2日間。
僕が参加している全国の飲食店オーナーが集まる勉強会グループのイベントの1つとして、僕のお店でセミナーをさせていただく機会があった。
このグループには感謝しかない。もらってばかりやから、なんとか自分も貢献したいなーって、いつも考えているんよね。
そういった意味でも、ほんまにありがたい、ええ機会やった。
セミナーの参加者やライブ配信を見てくださった方から、「勉強になった」「参加してよかった」とたくさんのありがたい言葉を頂いたけど、、、。
今回のセミナーでは、僕が一番学ばせてもらったと自負している(笑)
準備する段階で自分が過去にやってきたことや、自分の理念や考え方。そして、今の環境を見つめ直すことができた。
普段から、僕が社員に話をしている「教えるほうが教えられる」というのを改めて、身をもって体験できたなぁ。
関西だけでなく、全国から多くの方が足を運んでくださった。
ライブ配信で聞いてくださる方もいる。
わざわざ兵庫県の尼崎市まで来てくれたからには「参加してよかった」
ライブ配信を見てくれたからには「辻の話を聞いてよかった」
そう思ってもらいたいやん。
ただ、僕はセミナー講師ではないし、何か偉業を成し遂げたような成功者でもない。
まだまだ日々の過程でもがいている、酒場の親父であり、零細企業の経営者。
準備の段階で意識したことは「うまく伝えよう」ではなく「本音やあるがままを伝えよう」やった。
だって何者でもないんやから、偉そうにいうても仕方がない。
ええ格好しようと取り繕うことなく、自分の言葉で話をする。早口だけには気をつけてね(笑)
セミナーのテーマは「人に困ったことがない飲食店」
確かに僕は飲食店を経営していて、ありがたいことに、人に困ったことがない。
飲食店経営をしている会社をたくさんクライアントに持つ、うちの顧問社労士さんからは「辻さんのところは珍しい。社員・アルバイトを含めてこれだけ退職者がいない会社はないよー」と言ってもらえる。
でも、これはあくまで結果論なんよね。
僕に人材育成法のノウハウがあるから、みんなが育って、楽しく頑張ってくれているということではなく、、、。
僕がスタッフに対して「この会社(店)で働いてよかったなぁって思ってもらいたい」っていう考えを持って、もがいてきた「結果」なんよね。
求人費にお金をかけるくらいなら、うちの子たちの昇給や労働環境の整備にお金をかけるんや〜ってやってきた「結果」なんよね。
だから、明日には退職者がでるかもしれない。
ひょっとしたら、うちの社員。みんな不満がありまくりかもしれない。
それは僕にはわからへん。
考えても答えが出ないことを考えても仕方がない。
あくまで現時点での結果論。
だから、○○をやったらOKというような方法論よりも、僕のことを知ってもらい、僕の考え方を知ってもらうというスタンスにした。
僕の半生を語らせてもらい、やってきたことや考え方について、話をさせてもらった。
幼馴染であり、マネージャーである近藤さんにも横にいてもらった。
セミナーの補助もしてもらたったし、彼にも質疑応答に対応してもらった。
うちの社員も仕込みをしながら、横で聞いていたやろうな(笑)
ある参加者からは「給与の話も含めた神経質なセミナーだったのに、社員も聞ける状況にあることがびっくりした。社員にもオープンにすることはなかなかできない。」という感想をいただいた。
まあ、僕にとっては普段から社員に伝えていたり、このnoteで記事にしている内容と一緒やから、不都合がなかったかなぁと思う。
まあ、何にせよ、最高のアウトプットをさせてもらった、ええ2日間やった。
このセミナーのための準備期間中。自分を見つめ直して、改めて、今うちの会社で力を貸してくれている仲間や、支えてくれている家族に感謝やなぁって再認識した。僕1人では、何もできひんもん、ほんまに、、、。
社員諸君へ
「セミナーで話をしていたことと、実際は違うやんけ!」っていうことがあったら、呑んでるときにでも突っ込んでください(笑)
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