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読書記録(2023/5)

●Flexible Design Systems

(著) Martin Lorenz
Visual systemという言葉に出会ったのが数ヶ月前で、その時はへ〜くらいにしか思わなかったんだけど、今やっているリサーチとの相性が良いことに気がついて勉強し始めたらすっごく楽しいフィールドだった。というか、この本が素晴らしいです。PhDの方が書いた本だそうで、内容も、印刷も、本のデザインも、何から何までパッションを感じる。まだまだ初心者なので、これからいろんなシステム設計を試してみます。


●色彩ルールブック

(著) 武川カオリ
これまでのキャリアの中であまり色で冒険をしてこなくて、よくも悪くも人の固有感情から外れない選択を取り続けてきた(ほんと遊びに乏しい人間だったなーと思う)から、外し方が分からなくて。色の使い方の基礎を頭に入れておこうと思って読んだ本。あとこういうのを知っていると、仕事をするときの説得材料としても便利だし、いちいち感覚的にうーん。とする時間も省けるから、今更便利だなって思いました。


●Principles of Logo Design

(著) George Bokhua
15年以上ロゴ制作に従事してきた彼の、ロゴ作りに必要なすべての知識を整理して掲載している本。この本はめっっちゃ使える。ここに乗ってる技術を全部自分のものに出来るようになる=一流のロゴ製作者になれるって思う。そして、改めて知識を広めても経験は自分だけのもの、という自信があるからこそこの本の著者はここまで知識を提供してくれるんだろうとも思う。ドリルみたいに片っ端から作っていくことで、ロゴ作りの筋力をあげたい。


●The field guide to typography

(著) Peter Dawson
これも数年前に買った本で、仕事でタイポグラフィー選んだときの説明資料としてすごく便利だから使ってきて。学校のリサーチでタイプフェイスの学習進めるにあたって、一回ちゃんと全部見てみようって通しで読んでみた。フォントってかなり抽象的にコンセプトを落とし込む分野だから、「これがテーマで作ったフォントです」って言われても納得感がない時の方が多いし、その美学を理解するレイヤーは他者に求めるものではないかも、と最近は思う。むしろ、直感的にみて「合ってる」て思ってもらえるためにどこまでシビアになれるかなんだろうなと。



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