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2021年、子供が外で遊ぶ場所なんて、もうない。

タイトル写真の場所の名称に衝撃を受け、思わずシャッターを切ってしまった自分がいた。

「錦三会子供遊び場。

「うそだろ、、、。」

本を買いに大手町から神保町へ歩いていたところ、この光景に1人絶句した。

僕だって26歳だ。昭和の時代に比べたら、危険な遊具は減らされた公園で幼少期を過ごしていたんだと思う。

だとしても、ここにあるのは何だ?

「四角形のベンチ、申し訳程度の花壇。」

幼少期の気持ちを掘り返して「遊び」を想像してみたが、何も浮かばない。

浮かばないのは、僕が26歳の「大人」になってしまったからだろうか?

この答えは令和の「子供」たちしか分からないのかもしれない。

答えは出なかったが、一つ学びがあったとすれば

こういう時代の変化に足を止め、シャッターを切り、考えを巡らせる。という事だろうか。

「この感性を無くした瞬間に、その人の時間は止まるのかもしれない。」   


「なんちゃって笑」

もし、言葉にしたらそう言いたくなるようなセリフが頭の中に浮かび、マスクの下で鼻の穴が膨らんだ。


大人しく、本を買いに行く。


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