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心は大きさのある風船のようなもので、その中をビー玉のように感情が飛び回ります。飛び回る…

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心は大きさのある風船のようなもので、その中をビー玉のように感情が飛び回ります。飛び回るビー玉が周りの壁を押し広げ、更に心は大きくなります。つまり、感受性は心が動いた数と強さ。自分の心が動いたことを、少しずつメモしていこうと思い、note始めました。 2018.9.1

最近の記事

お父さん→社長→会長→親父

父が、退職しました。 社会人となり59年、起業して46年、私に社長を譲って15年。現在81歳の父は、一生懸命働いた人生に一つの区切りを迎えることが出来ました。幸い母も健康なので、父の退職を誰よりも喜んだのはその母でした。苦労の多い、もっと言えば借金の多い人生でしたが、何とか個人的な負債の無い形で退職できたことは、私にとっても親孝行ができた思いです。 さて 私は子供のころ父のことを「お父さん」と呼んでいました。 高校卒業後、上京して大学に進学、その後就職し数年働いたのち、一

    • 死ぬのをやめたら、何でもできるようになりました

      「お父さんって、色んなことしてるよね」と娘に言われました。 そして、それに対して 「興味あることは、いつから始めてもいいと思ってるからね」 と何気なく答えてから、なぜ自分はそう答えたのか考えてしまいました。 確かに、色々してます。普通に働いているし、更にイベント組んだり社会活動に参加したりして、夜や週末は走ったりジム行ったり。学校・部活の送迎も毎日のようにあります。更に、興味あることがあると新たに始めたりして。 そして気が付きました。「人生の期限を決めていない」ことに。

      • 会社員でも 夢を追っていいんだよ

        昨日、社員から相談を受けました。 「やりたいことが他に出来ました」 「今の仕事(※内装工です)も結構好きなんですが、やりたい事をするには今の仕事をやめなければだめなんでしょうか?」 言いにくそうにポツポツと話してくれた内容は、こんな感じでした。 彼自身、好きな道に進むためには修行(バイト)から始めなければならず、生活が成り立つか不安を感じているようでした。しかし、週5日間働けない自分が、今の会社と接点を持ち続けていいのか、自問自答していたようでした。 実は2年ほど前も、別

        • ちょっと格好つけてたので、出直します

          超久々(2020年初!)に、noteを開いてみました。 そして、過去の自分の文章を読んでみました。 気張ってるな~ ちょっと格好つけてるな~ 私は文章を書くのも読むのも好きなのですが、自分で書くときは平易な表現になります。誰でも分かるようにしたいからです。でもその一方、難解な表現、人と違う感性にも憧れてます。米津玄師の歌を聴くと、「なんでこんな言葉が出てくるの?」と驚くことばかり。もっと若い子だと、崎山蒼志君や諭吉佳作/menさんのように、中学生から独創性あふれる歌詞を紡ぐ

        お父さん→社長→会長→親父

          二つ目の世界

          私達が子供のころにはなかった世界が 今の子供たちには存在している スマホの中の世界だ 新しいクラス、新しい部活、新しい友人関係が始まると ほぼ同時に二つ目の世界が出来上がる 外の世界で別れた後、中の世界で皆が出会うので もし中の世界の住民になっていないと、翌朝には学校を休んだ子のように 話題に取り残される コミュニケーションをとるのが苦手な子は 学校という集団生活をやっとの思いで過ごし 本来ひと息つくはずの家で また別のストレスにさらされる 中の世界の住民にならなければ

          二つ目の世界

          「怒」は変革する力

          なんか最近特に、「怒り」をネガティブに見る意見が多い気がする。 怒ると寿命が縮むとか、人生が暗くなるとか、人間関係が気まずくなるとか。 でも、『喜怒哀楽』というように、怒りは人間の立派な感情の一つで、どれか一つでも欠けたら感情のバランスが悪くなる。 それぞれの感情には役割がある。例えば 喜びは 前向きにする力 怒りは 変革する力 哀しみは 人にやさしくする力 楽しみは 人生を豊かにする力 のように。 日本のモヤモヤッとした雰囲気は、怒りの感情を忘れた国民が増えているからで

          「怒」は変革する力

          ビジネスはアートに似ている

          『自分の想いをしっかりと形にして それを相手が価値あるものと評価して 初めて対価が得られる』 という点において、ビジネスとアートはとても良く似ている 「別に対価がほしくて作品を作っている訳ではない」というアーティストもいるだろう だが、鑑賞した相手に何も影響を与えない作品、相手の心を動かさない作品、それは、本当に作り手の想いが憑依した作品なのだろうか そして、心を動かされた作品を前に、人は素通りできるものだろうか 時には入館料、時にはポストカードの購入、時には作品そのも

          ビジネスはアートに似ている

          彼女を八方美人にさせてしまうのは、周りの大人が悪い

          高卒新人の女の子 明るくて勘が良く、ベテラン社員達ともあっという間に馴染んだ ただ、 相手によって態度が変わる 厳しい先輩には礼儀正しく からかってくる相手には物凄いリアクション 電話ではお嬢様のような声 男性営業マンとガハハと笑い合う それぞれの相手からは評判良くても 違う立場で見ると「私の時と態度違うじゃん!」 一貫しないキャラクター しかし、ある時彼女が言った 「私、吹奏楽で使う大体の楽器演奏できるんですよ」 それを聞いて、ハッとした 彼女は、器用すぎるゆ

          彼女を八方美人にさせてしまうのは、周りの大人が悪い

          「お客様目線」の間違った使い方

          ある業者さんから、仕事の依頼があった。 作業可能な日程を伝えると、 「あと一日早くしてほしい」 調整して連絡すると 「土曜でもいいから今週中にしてほしい」 職人の段取りを見直し、土曜日可能と伝えると 「お客様からクレームが来ている。どうしてもっと早くしないのか!」と、キツイ文章でのメール。 「こちらは言われた通りに変更して対応しているのに、どうしてそんなにケンカ口調なのですか?」 と思わず返信。 するとその業者 「お客様から、工事を急かされていて、すぐに工事入れない

          「お客様目線」の間違った使い方

          noteを書いて 自分と向き合う

          日々感じたことをnoteに書きはじめ、4週間ほど経った。 沢山の人に読んでほしい、と思って書いているわけではないが、読んでくれた人に伝わるように書きたい、とは思っている。 だから、自分が書いた文は、何度か読み返し、その時の気分に陶酔気味だったり、攻撃的すぎたり、妥協していたり、というものを後日校正している。 そうすると、段々頭の中が整理されてくる。 相手への伝わりやすさは、感情の再現性の高さだ。 書こうと思ったことに余計な装飾を付けると、本筋が見えなくなる。いかに簡潔に、い

          noteを書いて 自分と向き合う

          貰ってきた立派な花より、小さな種から育てた丈夫な樹木のような会社を。

          ある社長さんから 「来年で事業をやめるから、引き継がないか?」 と打診があった。 現在行っている会社の業務と関連する業務でもあり、非常に興味をそそられたのだが、その社長さんが出してきた条件が 「今の社屋を借りてくれたら、備品も顧客も全部やる。引継ぎ期間は1ヶ月。」 というものだった。 私は、仮にその事業を引き継いだ場合に担当させるであろう社員数名に、相談した。そして、実際に一緒にその会社へ行き、話を聞いた。 そして私と社員で一致した答えは 「断る」 だった。 検討の結果

          貰ってきた立派な花より、小さな種から育てた丈夫な樹木のような会社を。

          親の跡を継ぐと決めることは 親の否定をする覚悟を固めるということ

          親を敬い、親を立て、親に従う。 程度の差はあれ、子供は親の庇護の下に育つ。 そして 親の跡を継ぐ段階になった時、親の歩んできた道程、下してきた判断、行ってきた行為、それらのものを始めて直視することになる。 例えば企業の場合、安定した業績、行き届いた社員教育などが見えたのであれば、一層尊敬の念を強くするだろう。ただ、仮に現時点で親が築いてきた事業モデルが成功していた場合、時代の流れと共に変化をせざるを得ない局面で、なまじ成功してるが為に、変化への対応が送れてしまうことがあ

          親の跡を継ぐと決めることは 親の否定をする覚悟を固めるということ

          「お客様が払ったお金」は「あなたの価値」

          安売りしてほしくない。 自分が提供するサービスを、自分の扱っている商品を、自分がお客様のために費やした時間を。 「いくら?」と訊かれたとき、出来るだけ安価で返答したほうが、気は楽だと思う。お客様も喜ぶし、競合他社と不要な駆け引きをする必要もない。 でも、違う。 お客様は「満足したかどうか」で払える金額を決める。 安く答えざるを得ないのは、サービスの質や商品が、自分からもお客様からも、その程度の評価しかされていないからだ。 そこに気付いてほしい。 一生懸命、商品知識を身に

          「お客様が払ったお金」は「あなたの価値」

          着飾る人 と 裸の人

          いつも思うのだが デザイナーは着飾る人 アーティストは裸の人 デザインは大衆向けのメッセージ性があり、皆に受け入れてもらえるように懸命に体裁を整え、世の中に出ていく いやいや  大衆の理解を得られないデザインだって無数に存在するよ、というかもしれないが、それを生み出した人はデザイナーというよりアーティストだと思う アーティストは、自らをさらけ出す 自己の表現したものが、自分の全て 幅であり、底であり、高さ アーティストにあこがれながら、最後の一枚(ひょっとしたら最初の

          着飾る人 と 裸の人

          甘えや妥協を 自主性とは言わない

          子供の自主性を重んじる ということは、その子が自分で正しい判断が出来ることが大前提 なのに 「子供が行かないというので、遠征に参加しません」 とか 「子供の意見を尊重して、練習に参加するか決めます」 とか そんなことを言う親が、結構多い。 「自分で選んだ部活なら、きちんとやり遂げなさい。」 自分の選択、立場、役割、それらに責任を持てと教え示すのが、親の役割ではないのか。 本気で取り組んだ子は、負けると幾日もの眠れぬ夜を過ごし、 適当に取り組んだ子は、負けても心に波風が立

          甘えや妥協を 自主性とは言わない