「怒」は変革する力

なんか最近特に、「怒り」をネガティブに見る意見が多い気がする。
怒ると寿命が縮むとか、人生が暗くなるとか、人間関係が気まずくなるとか。
でも、『喜怒哀楽』というように、怒りは人間の立派な感情の一つで、どれか一つでも欠けたら感情のバランスが悪くなる。

それぞれの感情には役割がある。例えば
喜びは 前向きにする力
怒りは 変革する力
哀しみは 人にやさしくする力
楽しみは 人生を豊かにする力
のように。

日本のモヤモヤッとした雰囲気は、怒りの感情を忘れた国民が増えているからではないのか。
日本もかつて発展途上だった時代は、政府に対して怒り、外国に対して怒り、自分一人の力が及ばない大きな相手に、集団で怒っていたではないか。そしてそれが、社会の変化を生み、今日の成長につながったのではないか。

今は自分を取り巻く環境一つに対しても怒れない。
それでは、何も変わらない。

ドラえもんだって、キン肉マンだって、ワンピース(ちゃんと読んでないけど)だって、主人公が怒る事でストーリーが展開されていく。
自らのストーリーを展開させるために、ちゃんと「怒り」を。

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