休息の花
まだ寝てていいよ、安心できるこの場所で
夢の続きを見よう、まだ起きなくていいから。
振り向いた先には、頑張って頑張って一人ずっと頑張って
認められたくて、もがいて、一度壊れた君がいて
夢を叶えたって、息をしたって、うまく笑えない君は
「神様は、笑ってくれない」って泣いていた
運命は変わらなくて、過去に戻ってもきっと同じことの繰り返しで
最高に自分を好きだったあの頃を、今でもあんなに執着してしまって
ぐちゃぐちゃの泣き顔は、優しい君のままなんだけど
君は君の優しさで、押しつぶされている
「まぁもういっか」って言えればいいんだけど
言えない君のこともちゃんと理解してるよ
答えを描くように振り返る、今度は未来を。
変えれない事ばかりに目がいって、これ以上無理だと感じているのに
頑張っちゃう君の口癖は「夢があるから」
貪欲な君の夢を追う気持ちを分けてほしかった
そうすれば、ひとりぼっちで頑張ることもなかったんだから
甘美な色に纏われた夢を僕は知ってるよ。
飾りはいらない、混ざり合う気はないって
頑なに誰にも頼らず、孤独な背中を見ていたからね
泣きたくないのに涙が出ちゃう時でも気丈にふるまう君に
神様もまだ笑っていたんだろう
自由気ままに真っ白な君が、夢と違う道を這うようになって
笑顔に影を落としてからはあっという間だった
ついに神様も笑わなくなった。
夢を追いかけてた表情が好きだった。
君の表現力の強さに圧倒されてた。
まだ8時か、夜はこれからだ。
たどり着く未来には、涙は控えめにして
君に触れるたびに、安心して眠れるように。
新しい君に再開する道には、君の為に植えたアジサイが
ほら咲いた。
環境が変わってしまったことは、人生の一部分にすぎない。
だから君は今は安心して、まだ寝てていいんだよ。
あとがき
頑張りすぎて壊れてしまった彼女に
安心して眠れる場所を作りたい
今の時期にちょうどいいアジサイを植えて
君の再開を願っている
だからそれまでゆっくり寝よう、ここなら安心できるから。
そういう場所を作りたい。
言葉の羅列から生まれるストーリー
無造作に無作為に言葉を羅列する
そのままの順番でストーリーを作る
今日はこの羅列↓↓↓