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ベトナムで感じたサムライ精神。

■働き甲斐ある企業。
・最近のベトナムNEWS(2023年11月24日付)、「Anphabe社発表『23年度/働きがいある在ベトナム企業100』、Nestle1位、Abbott2位、Acecook3位」。
・Anphabe社(ベトナム最大の企業管理職向けSNSを運営)は「在ベトナム全国における752企業、18職種6万3878人、大学113校の大学生9638人へのアンケートを基にランク付けした」。

■5、9、10位にベトナム企業がランク入り。
・大企業カテゴリのトップ10は、Netstle1位、Abbott Laboratories2位、Acecook3位、Coca-Cola4位、FPT5位、Pfizer6位、Samsung Vina Electronics7位、Suntory PepsiCo Vietnam Beverage8位、Vietcombank9位、Viettel10位、とベトナム企業も名を連ねる。
・また「中規模企業カテゴリでは、PepsiCo Foodsが首位、Decathlon2位、Johnson&Johnson3位、Mead Johnson Nutrition4位、Nippon Paint5位、Nokia6位、Schindler7位、TikTok8位、Traphaco9位、VBI10位となり、日系企業が5位に入り日本人として大変喜ばしい。
・大企業カテゴリでは、日系のAEON、Hondaはトップ20入り、Fujifilmは中規模企業カテゴリでこちらもトップ20にランクイン。

■仕事の話は後回し。
・ちなみに『23年度/日本にある働きがいある企業』を調べてみる。『GPTW Japan』データでは以下の通りとなっている。大企業カテゴリではシスコシステムズ1位、セールスフォース・ジャパン2位、DHLジャパン3位、アメリカン・エキスプレス4位、レバレジーズグループ5位、パーソルキャリア6位、モルガン・スタンレー7位、ディスコ8位、マイクロンジャパン9位、マネーフォワードグループ10位。
・中規模企業カテゴリでは、コンカー1位、アチーブメント2位、CKサンエツ3位、ヤッホーブルーイング4位、日本ケイデンス・デザイン・システムズ5位、アドビ6位、FCE Holdings7位、ナイル8位、グロービス9位、ファイブグループ10位、とランク付けされている。
・何を基準にして「働き甲斐」があるのか、また捉え方は人夫々だし、配属される部署、共に働く人々にも左右されるため全面的に上述のデータを鵜呑みにする必要はないのだが、それでもランクインしている企業は「企業は人なり」という姿勢を大切にされている事と察している。
・以前、ベトナム北部の港町ハイフォンにある工業団地で日本の子会社/製造企業を統括する日本人の方からこんなお話を伺った事がある、「日本の先代の社長は従業員に対する思いを常に側近に話していました、『共に働く人たち、従業員をどんな事があっても辞めさせてはいけない』」と。
・そこには「艱難辛苦を乗越え苦楽を共にする仲間の生活を守り抜く」という経営者としての使命、力強さ、温かさ、大きさが溢れている事を感じた。武士道と言うか、サムライ精神に触れられたようで私は一瞬でこの企業のファンになり、そして気が付けばすっかり仕事の話は後回しになっていた。

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