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私が紙の手帳を好きな、一番の理由

先日、2020年の手帳をようやく買いに行ってきました。

危うく年を越してしまいそうだったので、無事に入手できて、ほっ。


私は昔から文房具類がなぜかとても好きで、小学生の時はキラキラしたペンとかいっぱい買って岩みたいな重さのペンケースを持ち歩いていたし、今も無印良品に行ったら、脇目も振らず文具コーナーに直行してしまうほど。

「文具オタク」とまでは言えないけれど、なーんか好きなんだよなぁ(ほくほく)。

そんな感じなので、1年間も使う手帳となったらもう、超念入りに選びます。今年一年、お世話になる手帳はどれにしようか・・・!と。

今回は、とにかくたくさんの種類があるお店でじっくり選びたいなと思ったので、銀座のLOFTで購入しました。滞在時間は、1時間半。

ひたすら手帳売り場に入り浸り、悩みに悩んで、「こいつに決めた!!」とレジに並ぶ瞬間は、なんだか清々しかった・・・(ほくほく)。


今回選んだのは、LACONICというメーカーの手帳。

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・外見は、TPO問わずどこで使っても恥ずかしくない色・柄(キャメルと迷いに迷って、飽きがこない黒に。)

・見開きのマンスリー

・マンスリーは、月曜始まり・日曜終わり

・マンスリーページの後に、すぐウィークリーページがある(マンスリーだけ最初にかたまっているタイプも多い)

・ウィークリーページでは、横じゃなく縦に時間軸が書かれている

・見開き全部をウィークリースケジュールで埋めるのではなく、右側ページは自由にメモをとれるようになっている

・裏うつりしにくい紙質

・開いたときに、折り目が平坦になって書きやすいもの

・年齢早見表が付いている

特に気にしたのは、この辺りでしょうか。条件が多いですね。
でも、この条件を満たす手帳に出会えたので、私はほくほくです♡

***

ところでみなさんは、スケジュール管理は紙の手帳を使っていますか?それとも、Googleカレンダーやアプリなど、スマホで管理していますか?

私は上述の通り、紙の手帳を使っています。
以前は、iPhoneで管理していた時もあったのですが、紙の手帳に戻ってきました。「やっぱり、紙の方がいいわ・・・」と思う瞬間が何度もあったのです。

紙の手帳ラヴァーとして、紙の手帳の良さを勝手に記しますね。共感してくださる方がいれば嬉しい限りです。最後までご笑覧ください。


1.「書く」ことで、うっすら予定を覚えていられる

「書く」という動作が付随することで、予定を覚えやすくなると思います。「別に覚えなくてもいいじゃん、見れば」とも思うのですが、いちいち見るの面倒だから、うっすら覚えておきたいんですよね。本当に、うっっっすらでいいから。

例えば、「今週土日どっちか予定あったな」とか、「これの〆切は、来月の頭だった気がする」とか。ページの右側に書いた記憶があればそれは土日の予定だし、ページをめくった記憶があれば、それは翌月の予定。

時間とか食事相手とか細かいことは覚えなくてもいいから、そういうざっくりしたことだけは、頭の中にもいれておきたい。そういう時に、「書いて」良かったなぁと思います。

スマホで打ったことって、すぐ忘れちゃうので・・・。昨日自分がツイートした内容も忘れたもん・・・。

2.ちょっとしたことを、端っこに書いておける

紙だと、手帳の枠内や規定の欄に書かなければいけない、という制限がありません。だから、ある予定に対して追加でメモっておきたいことがあれば平気で枠からはみ出しちゃうし、ほんのちょっとしたことを、端の方に書いておける。

例えば、友人とご飯に行く予定があり、その日は友人に誕生日プレゼントを持っていくのを忘れちゃいけない、と思ったら、予定の隣に「プレゼント!!!」って書いてぐるぐる丸をします。

ここまでだったらスマホアプリでもできると思うんですけど、紙のいいところは、マンスリーでそれを見た時に、「あ、来週〇〇ちゃんにプレゼント持ってくんだった、まだ買ってない!」と気付けるところ。予定管理と、TO DO管理を一緒にできちゃう、みたいな感じでしょうか。こういうところが、地味に助かるので好きなんです。


3.生のテンションを書きたい

例えば、デートの予定が入ったとして、スマホに「デート」って打つんじゃ、わたし耐えられないんですよ。

「デート!!!!♡♡♡」

って、ちゃんと自分の手で紙に殴り書きたいわけです(笑)。嬉しさとともに。

「♡」は、こんな機械的な「♡」ではなく、手で書いた生々しい勢いのある♡を書かないと、テンションと噛み合わないのです。

試験やら何やらの勝負の日も、同じです。「TOEIC@〇〇大学」ってスマホで打つんじゃ、気合いが入んねぇんですよ。

「TOEIC!!!!!」

と書いて、炎の絵でも描いておかないと、勝負の日っぽくないわけ。

・・・ごめん、それだけです・・・。


4. 「ごめん、手帳家に忘れちゃった〜。後で確認して連絡するね!」が使える

これが、紙の手帳の一番有能なところです(えっ)。

今の時代、スマホを家に忘れる人はなかなかいません。
職場、飲み会、家族や友人との食事の席。あらゆるところで繰り出される「○○さん、○日って空いてる?」という会話。

この時に、スマホで予定を管理しているが故、その場で予定を確認し、断る言い訳も思いつかぬまま「・・・空いて・・・ますね・・・」と答えてしまっている人をこれまで何人も見てきました。

しかし、本当にその大事な1日を、急に飛び込んできた、行きたいか行きたくないかも、趣旨や参加者もわからない予定で埋めてしまって良いのでしょうか!?(過激派)

特に私は、体力に自信がありません。そして、驚くほどの怠け者です。

予定が空いていたとしても、それは「誰かとの」予定が入っていないだけであって、自分なりにやりたいこと──例えば、お菓子を食べながらNetflixをみる、犬を撫でながら本を読む、ひたすら寝る、近所のロイホにすっぴんで行ってパフェを食べる等──は十分にあるわけです。

でも流石に会いたいなぁと思う人だったら会いたいし、楽しい予定は一緒に過ごしたいし、何よりその場で嘘をつくのも心苦しいし、せっかく誘ってくれたのに即座に断るのも申し訳ないので、必殺技を繰り出します。

「ごめん、手帳家に忘れたから、あとで確認して連絡する〜!!」

これで万事OK。私の体力及び自由なひとり時間は保障され、なおかつ嘘をつく必要もなく、即座に断る必要もありません。ノーリスクで、誰も不幸にならない。

これは一見性格が悪いようで、自分の心身の健康・リフレッシュの時間を守る、大事な大事な話術なのです。体力に自信がない人や、一人の時間がないと無理派の人は、ぜひ乱用して欲しい!!

※この言葉は、全人類に対して使っているので、私が「手帳、家に忘れた」と言ったからといって、その人を嫌いだとか遊びたくないとかいうことでは断じてないということだけ、補足しておきます。


2020年も、相棒の手帳と一緒に、躍進したいものです。
皆さんの手帳のこだわりも、教えてください!

Sae


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