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AWESOME Choices Issue no.017 研究者の姿に憧れたことがきっかけで研究職の道を選び、出産を経てこれからの道を探索中というキャリア

あやねさん

入社から11年間、製薬会社の研究所で、安全性研究に携わっています。患者さんに安全な薬を提供するために、ヒトの細胞や動物を使った研究を行っています(現在は育休取得中)。
具体的には、創薬初期段階の化合物スクリーニング試験、候補品の絞り込みのための試験、候補品の臨床試験及び承認販売申請に向けた、安全性試験に関わってきました。また、創薬プロジェクトでは、安全性担当者として候補品の選抜にも関わっています。一つの候補品に絞られると、会社の期待度も大きくなり、各安全性試験の重要性も一段と増してきます。この仕事の魅力は、企業にも依るかと思いますが、薬の創薬プロセス全体に携われることです。研究所内でも、ここまで関われる部署は限られています。また薬の毒性は様々で、その都度新しい知識を得ながら日々の業務に励んでいます。プロジェクトによっては、厳しい結論に至ることもありますが、その中にやりがいも感じています。学生時代は筑波大学で微生物の研究に従事し、博士前期課程を修了しました。

現在は製薬メーカーの安全性研究部門でお仕事をされているとのことですが、高校・大学時代の進路選択の時のお話について聞かせてください

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